メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

『ベストプラクティス』2026創䜜倧賞お仕事小説郚門 応募䜜品第8ç«  アロマドリヌム再起

    著 南野玔良

    予想倖の出来事に遭遇したが、事業を軌道に乗せお、5幎埌のIPOを実珟するためには、俊倪郎には立ち止たっおいる䜙裕などなかった。
    ――たかが、5千䞇で、倢は揺らぐのか。
    藀野瀟長の蚀葉は、俊倪郎の胞を鋭く突き刺し、そのたた深く刻み蟌たれた。

    修正した事業蚈画をテクノフュヌチャヌに持ち蟌んだものの、藀野瀟長やコンサルタントからは容赊ない指摘が続いた。投資䌚瀟ずしおは、盞手偎にどんな倱態があろうずも、1億円を投資した以䞊は、数幎埌にはむグゞットさせお回収しなければならない。銀行融資のように返枈を求めるわけにはいかず、株䞻ずしお経営に口を挟むのは圓然だった。

    ベンチャヌキャピタルは、倚数のスタヌトアップに出資をしおいるが、その倚くは䞊堎やM&Aなどのむグゞットには至らず、魔の川や死の谷に沈んでいく。だからこそ、投資先䌁業には短期間で急成長し、䌁業䟡倀を高めるこずを求める。それがスタヌトアップ投資のセオリヌで、たさにハむリスク・ハむリタヌンの䞖界だ。

    アロマドリヌムの修正蚈画に察する指摘は、次のようなものだった。
    ──囜内垂堎だけでスケヌルしおも成長しない。
    ──技術移転先の倧手メヌカヌが本気で取り組むのか疑わしい。
    ──資本政策が甘く、数幎埌の財務状況が芋通せない。
    ──技術は魅力的だが、知財䟵害ぞの察応が䞍十分。

    藀野瀟長たちに䜕回もダメ出しを受け、ようやく玍埗のいく事業蚈画が圢になるたで、1か月以䞊を芁した。

    そんな折、奇劙な出来事が起きた。
    暗号資産の口座に、5千䞇円が振り蟌たれおいたのだ。振蟌元はたったく芚えのない䌚瀟だった。
      いったいどうなっおるんだ。
    

5千䞇円が戻っおきた 
      いや、たた新手のの詐欺かもしれない。

    俊倪郎は、藀野瀟長に報告をしお詳しい調査を䟝頌したが、テクノフュヌチャヌでも真盞を掎めなかった。研究所のサむバヌセキュリティ専門家にも盞談したが、今回のビットコむンに぀いおはセキュリティ䞊の問題は芋圓たらないずいう。

    誰にも真盞はわからなかった。
    ただひず぀、俊倪郎の頭に浮かんだのは──、
    䜐䌯葉子  、いや、誰かが5千䞇円を返したのだ、ずしか考えようがなかった。

    譊察でも䜐䌯葉子の実態はわからなかった。戞籍䞊の䞡芪は死んでいるし、わずかな手がかりを元に高校の同玚生を圓たったが、写真の人物ずは違うずいう。戞籍が売られた可胜性がある。加害者の実態がわからないたた、倚くの事案を抱える譊察が5千䞇円皋床の暪領事件で熱心に動くこずはなかった。被害者の損害が回埩した以䞊、譊察も事件を長期化させたくなく、たたアロマドリヌムずしおも䌁業むメヌゞの悪化や、内郚事情をあたり公にはしたくないので、それ以䞊、深远いはしなかった。

    俊倪郎たちは、テクノフュヌチャヌから投げかけられた課題の解決に取り組んでいった。

    ──囜内垂堎だけでスケヌルしおも成長しない。
    日本の嗅芚関連垂堎はただ小さい。日本人は匂いに敏感だが、それは䞻に、䞍快な臭いを消すための消臭、脱臭効果であり、積極的に良い銙りにお金を払う文化が広く根づいおいるわけではない。お銙やアロマのような個人で銙りを楜しむ商品はあるものの、デゞタル化された銙りをリビングや車内、商業斜蚭など日垞空間に組み蟌む補品はほずんど存圚しない。医療分野では、人間の嗅芚を補填、代替するデバむスぞの朜圚的な需芁は確かにある。しかし医療機噚は安党性基準が極めお厳しく、実甚化たでには膚倧な時間ず劎力が必芁になる。

    科孊的には、人皮や民族間による嗅芚胜力の差はほずんどないずされおいる。だが、『匂い』『銙り』に察する瀟䌚的・文化的な意識は倧きく異なる。日本では公共空間での銙りに察するマナヌ意識が匷く、ほのかに銙る皋床の控えめさが求められる。䞀方、欧米では、銙りは自己衚珟の䞀郚であり、自己肯定感を高めるツヌルずしおの意識が高い。さらにビゞネスずしお芋れば、米囜垂堎は日本ずは比范にならないほど芏暡が倧きい。
    俊倪郎たちも、日本で事業を軌道に乗せた埌は、早い段階で米囜進出を芖野に入れおいた。

    ──技術移転先の倧手メヌカヌが本気で取り組むのか疑わしい。

    シヌプ化粧品のこずだった。スタヌトアップには倧量生産するような補造機胜はない。創薬のような特蚱暩をラむセンスするビゞネスモデルでなければ、通垞は補造や販売に぀いお倧手䌁業ずの連携が必芁ずされる。倧手メヌカヌがスタヌトアップず手を組むメリットは、自瀟にはそのような研究開発や補品開発を行う組織や人材がなく、自らのリ゜ヌスを䜿甚せずに、新たな事業領域に参入できるこずだ。

    シヌプ化粧品にずっおもそのようなメリットはあるが『嗅芚デバむス』はただ未成熟な分野で、垂堎芏暡がどの皋床のものになるかはわからない。すでに進んでる既存補品の補造ラむンや販売チャネルに割り蟌たせおたでも、新たに参入すべき事業分野であるのかの刀断は極めお難しい。新芏事業ずしおは魅力的な構想であっおも、瀟内の怜蚎プロセスの䞭で消滅しおしたうような案件も倚い。

    シヌプ化粧品に察しおは、知財のラむセンス契玄の䞭に、技術指導も含め、できるだけ少人数で効率よく生産ができる、補造ラむンのフレキシブルな運甚䜓制を提案した。

    ──資本政策が甘く、数幎埌の財務状況が芋通せない。

    この問題は䟝然ずしお頭痛のタネだった、瀟内に十分な経隓や知識を持぀人材がいないため、俊倪郎たちは藀野瀟長らの厳しい指導を受けながら、資本政策を䞀から緎り盎すこずになった。ただ、テクノフュヌチャヌの出資が決たったこずで、リヌドむンベスタヌの存圚を条件ずしおいた研究所の出資も承認され、それが呌び氎になっお新たな出資の打蚺も舞い蟌んできた。その結果、アロマドリヌムの財務状況は倧きく改善ぞ向かい始めおいた。

    ──技術は魅力的だが、知財䟵害ぞの察応が䞍十分。

    アロマドリヌムが事業で䜿甚する特蚱は、俊倪郎たちが研究所の研究員ずしお発明したものだ。特蚱出願は研究所の知財郚門が行うのため、特蚱暩者は研究所ずなり、アロマドリヌムは研究所から実斜蚱諟──぀たりラむセンスを受ける圢になる。研究所発ベンチャヌの堎合は、独占的通垞実斜暩ずいうラむセンスを受けるこずができる。しかしこの圢態では特蚱暩は研究所に残ったたたで、第䞉者からの知財䟵害の疑いが生じた堎合、察応には研究所の協力が䞍可欠になる。ずころが公的研究機関は係争は避けたがる傟向が匷く、専門人材も十分ではないため、知財䟵害ぞの察応はどうしおも手薄になりがちだった。藀野瀟長たちの懞念も、たさにそこにあった。

    アロマドリヌムが遞んだ解決策は、たず垂堎投入たでの2幎間は、独占的通垞実斜暩で進め、その埌、䟵害察応を自瀟で䞻䜓的に行えるよう、専甚実斜暩ぞ契玄倉曎するずいう段階的な方法だった。研究所からもこの方針に぀いお内諟を埗るこずができたのは、知財戊略担圓ずしお新たに加わった森村の働きが倧きかった。

    俊倪郎たち研究者にずっお、テクノフュヌチャヌから突き付けられた課題は、決しお埗意ずする分野ではなかった。自分たちの甘さを痛感しながら、䞻芁株䞻に背䞭を抌され、人で知恵を絞り、必死に解決策を緎っおいった。今回の──暗号資産消滅事件がなければ、おそらく埌回しにされおいた課題だった。

    䞀方『嗅芚デバむス』には、䟝然ずしお技術課題も残っおいた。

    これたでは、科孊技術斜蚭の展瀺ルヌムやむベントの特蚭ブヌス、デモ甚自動車など、甚途に合わせおカスタマむズされた受泚型の実装が䞭心だった。しかし今埌、量産品ずしお補造ラむンに茉せるためには、駆動プロセスの短瞮、小型化、そしおそれに䌎う䜎コスト化ずいう、避けお通れない技術課題がある。研究所は、最適化された環境で、100パヌセントに近い再珟性を出す技術──いわば研究成果ずしお求められる技術──には匷い。だが、実際の補造珟堎で求められる、さたざたな倖的芁因を織り蟌みながら、技術ずノりハりを積み重ねおいく生産技術は持ち合わせおいない。自瀟の技術力だけでは解決できず、補造パヌトナヌであるシヌプ化粧品ずの協働が䞍可欠だった。

    シヌプ化粧品ずは、ラむセンス契玄に加えお、共同研究契玄を結び、協力研究員の立堎で専門スタッフが定期的に研究所を蚪れる䜓制を敎えた。人的亀流も深たり、技術面での連携は着実に進んでいった。

    俊倪郎にずっお、5月からの数か月間は、これたでの人生で経隓したこずのない速さで進んでいった。気が぀けば倏が終わり、10月には東京ビッグサむトの総合技術展で、ベンチャヌ倧賞を受賞するこずになった。だが、それは芥川賞のようなもので、賞をもらった埌に、い぀のたにかリングから姿を消しおいくスタヌトアップは数えきれない。  
     
    ──ようやくスタヌトラむンに立っただけなのだ。
    授賞匏で笑顔を芋せながらも、俊倪郎はその奥で改めお身を匕き締めおいた。
     
    その頃、矎咲は、1月にラスベガスで開催される䞖界最倧の総合テクノロゞヌ展瀺䌚・CESぞの出展準備に远われおいた。なかでも、1000瀟を超えるスタヌトアップが集結する特蚭゚リアは、䞖界䞭の投資家や倧手䌁業が目を光らせる『発掘の堎』ずしお知られおいた。䞖界各囜のメディアも䞀斉に報じるため、圱響力が極めお倧きい。出展料もスタヌトアップ向けに抑えられおいお、人気が高く、出展は容易ではない。しかし産業団䜓の支揎もあり、アロマドリヌムは出展の機䌚を埗た。

    展瀺する嗅芚デバむスの構造自䜓は囜内仕様ず倉わらないが、デバむスの倖芳や、ブヌスのデザむンは、アメリカの来堎者に響くものぞず調敎する必芁がある。限られた予算の䞭で最倧限の効果を出すため、矎咲は展瀺事業者ず䜕床も打ち合わせを重ねおいた。

    他に重芁なこずは、来堎者に提瀺する『銙り』の遞定だ。サむネヌゞのボタンを抌すず遞んだ『銙り』がデバむスから攟たれる。その銙りの切り替えをデゞタル制埡できる点こそ、アロマドリヌム独自の技術だった。

    アロマドリヌムでは、材料研究のために、被隓者を集めたサンプリング調査を継続的にを行っおいる。シヌプ化粧品から提䟛される有機化合物系の詊料に加え、食品、飲料、動怍物など自然界の物質たで幅広く調べおいた。

    調査結果はデヌタベヌス化され、銙りの皮類ず被隓者の特性・回答が衚ずしお敎理され、盞関関係もグラフで可芖化されおいる。䟋えば、バニラやピヌチ、ストロベリヌずいった甘く柔らかな銙りは、倚くの被隓者に奜たれる。アルコヌル飲料やデオドラント系の銙りに぀いおは、個人差が倧きい。たた、怍物や倧気の銙りの奜みは、被隓者の生掻環境ずの盞関が匷いこずがわかっおきた。

    矎咲は、CES出展のために、䞀般的に人気が高い銙りに加えお、アメリカ人が奜む傟向のある銙りを調べた。アメリカ特有の地域性を持぀詊料が䞉぀あった。それらの銙りに察する日本人被隓者の回答はほずんどが䞭間的、぀たり、日本人があたり経隓しない銙りに察しおは、「  䜕の銙りだろう」ず刀断を保留する傟向にある。䟋えば、フィグむチゞク系の銙りは、欧米では人気だが、日本ではあたり䜿われおいないので、回答は、ほが䞭間に集䞭する。

    ずころが、その䞉぀の銙りに察し、最もポゞティブな評䟡をした被隓者が二人だけいた。被隓者は個人が特定できないよう、笊号化されおおり。任意で囜籍、幎代、性別、嗜奜食品などを蚘入しおもらっおいる。

    䞀人は20代のアメリカ人。
    そしお、もう䞀人のデヌタを芋た瞬間、矎咲は息を飲んだ。

    笊号の最初がで始たっおいた。Eは、矎咲が瀟員のデヌタだけ識別できるように付けおいた印だった。
    その被隓者の回答傟向は、アメリカ人のそれず驚くほど䌌おいた。
    E0004 䜐䌯葉子。

    ──えっ  、どういうこず
    矎咲は、反射的に䜐䌯葉子の履歎曞ファむルを取り出そうずしたが、すぐにその行為が無意味だず悟った。

    ──あの人は、䜐䌯葉子なんかじゃない。
    ──いったい誰なの  
    ──アメリカに䜏んでいた日本人
    ──いや、単なる嗜奜の偶然かもしれない  。

    䜐䌯葉子の姿を思い浮かべ、圌女ずの䌚話を反芻する。

    だが、アメリカずの接点は䜕䞀぀思い圓たらない。そもそも圌女ずは仕事以倖の話をほずんどしおいない。思い出せるのは、䞀人暮らしであるこず、桜の花が奜きで桜ネむルをしおいたこず──それいくらいか。
    このデヌタだけでは䜕も断定できない。個人を掚定できる事実はどこにもない。

    俊倪郎には䜕も話さなかった。事業がようやく軌道に乗り始めたずころで、䜐䌯葉子のこずに、俊倪郎が深入りするのは避けたかった。
    それでも、矎咲の心の片隅には、䜕か説明しづらい違和感が残っおいた。
     

    1月のラスベガスは、通垞はオフシヌズンだが、CES開催週は䞖界䞭の䌁業、投資家、メディアが集たり、街党䜓が未来の䞖界を芋せるショヌケヌスのようだ。レストランやバヌもテック関係者の䌚話で溢れ、ラスベガスがシリコンバレヌ化する。CES党䜓を隈なく芋るには、3日は必芁だ。

    ニックにずっおもCESは、ベンチャヌキャピタリストずしお重芁なむベントだった。1日目はキヌノヌトスピヌチの埌、AI、半導䜓、ホヌム゚レクトロニクスの本䞞である䞭倮ホヌルを蚪ね、その埌、西ホヌルに移動した。西ホヌルには、モビリティ、ロボティクスの巚倧展瀺がある。

    技術の䞻圹はAIだった。単にAIで動く補品から、AIが䞭心の補品──AI゚ヌゞェントを前面に打ち出す補品やサヌビスが䞻流になっおいた。西ホヌルではロボティクスが䞻戊堎で、自埋的に働く人型ロボット、家庭甚ロボット、介護ロボット、物流ロボットの展瀺が拡倧しおいた。テクノロゞヌの朮流は予想どおりだったが、リアル展瀺を目の圓たりにするず、ファむナンスが専門のニックでも、未来瀟䌚に迷い蟌んだような興奮に包たれ、その晩は遅くたで、同僚ずワむンずプラむムリブで語りあった。

    2日目は、午前䞭セミナヌに参加した埌、終日、スタヌトアップの特蚭゚リアであるEurekaパヌクで過ごした。ベンチャヌキャピタリストずしお、投資先スタヌトアップを発掘するこずが、今回のニックの䞻芁な任務だ。この゚リアには日本䌁業も出展しおいお、アロマドリヌムもそのうちの䞀぀だった。『嗅芚デバむス』は、珟実䞖界ず仮想䞖界を融合し、新しい䜓隓を創造するXR空間コンピュヌティング技術ずしお展瀺されおいた。

    ブヌスに入るず日本人の女性スタッフがアプロヌチしおきた。
    「こんにちは。いろいろな銙りを楜しんでみたせんか」

    ニックが、デゞタルサむネヌゞの<バナナ>のボタンを抌すず、実際にバナナの銙りがしおきた。次に<ココナッツ>のボタンを抌すず、瞬時にココナッツの銙りに切り替わった。残銙がなく、次から次ぞ遞んだ匂いに倉わっおいく。

    「ぞぇヌ、おもしろいね。どんな仕組みなんだろう」
    「簡単に蚀うず、材料を固圢化しお電子制埡で銙りの攟出をコントロヌルしおいたす」
    「もう実甚化されおるの」
    「近いうちに、化粧品メヌカヌの店舗に販売ツヌルずしお䞊ぶ予定です」
    女性のネヌムプレヌトを芋るず、「Misaki Ichihasi」ず曞いおあった。この人が瀟長の片腕の創業パヌトナヌか  
    「仮想珟実のデモがもうじき始たりたすので、ぜひ䜓隓しおみおください」

    ニックは女性から、ヘッドアップディスプレむを受け取った。
    映像が始たる。砂浜を歩いおいるず、海猫の鳎き声ず朮の銙りがする。やがお森の䞭に入るず怍物の銙り、思わず深呌吞したくなるような枅々しい銙りだ。そしおカリフォルニアのナパバレヌの䞭では、ぶどうずワむンの銙り。──玠晎らしい没入感だ。

    「どうでしたか」
    「ありがずう。ずっおも楜しかったよ。いい気分だ」
    ニックは、クラむン・パヌトナヌズのベンチャヌキャピタリストの名刺を枡しおブヌスをあずにした。

    アロマドリヌムのこずは詳しく知っおいたが、実際にその補品を䜓隓しお、投資察象ずしお魅力ある䌁業であるこを実感した。倚くのスタヌトアップは、サむバヌ・フィゞカル空間を唱えおいるが、AIに䟝存しおいお、物理的なハヌドりェアに察しお独自の技術を持぀䌁業は少ない。アロマドリヌムはコンピュヌタの䞖界ず、物理的なデバむス技術を融合できおいる数少ない䌁業だった。

    日本のスタヌトアップは優れた技術力があるが、ファむナンスが匱いため、ナニコヌン䌁業は少ない。だが、アメリカのベンチャヌキャピタルは泚目しおいる。ニックは、ホテルで投資先゜ヌシングレポヌトをたずめながら、リサにはどんな話をしようか思いあぐねおいた。

    3日目の晩、ニックはラスベガスを去った。この街ではただ数日間、テック祭りが続くはずだ。

    物語は次の章に続きたす。
    ▶ 第9章「デュヌデリゞェンス」
    『ベストプラクティス』2026創䜜倧賞お仕事小説郚門 応募䜜品第9ç«  デュヌデリゞェンスsumiyoshi

    #創䜜倧賞2026 #お仕事小説郚門

    この蚘事はnoteマネヌにピックアップされたした

    noteマネヌのバナヌ
     
     

    sumiyoshi

     
     
    お仕事小説を䞭心に執筆しおいたす。 実務で埗た芖点をもずに、ビゞネスや組織のリアルな葛藀、人間関係の機埮を描くこずを倧切にしおいたす。 創䜜倧賞2026に『ベストプラクティス』で応募しおいたす。

    あなたぞのおすすめ