
🌹**【願い】**第四章(7) しんどいに決まってる
これは、暗闇のどん底から、
色々な人に助けてもらいながら、
自分自身で這い上がってきた
”エナ”
という一人の女性の物語です。
自分を否定し、暴力を経て、
誰にも相談できない子育てのしんどさ、病気…
それでも人は
__心から幸せだと感じられるようになる__
エナの ”生きて” きた道
『願い』全五章
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自分の闘う心が何者なのかがわかってからは、本当に心が楽になりました。
子供達が喧嘩をしていても、はる君の機嫌が良くなくても、いつもは怒ってしまうようなこともニコニコできる。
周りの全てに優しくできる。
私はこれから変われるんだと思いました。
だけど時間が経つと、思い通りにいかない事が当たり前のこの環境にまた疲れ始めていました。
心の調子が良くても皮膚の調子はどんどん悪くなる。
それと同時に体もしんどくなる。
肺の手術も待っている。
不安はどんどん大きくなる。
はる君は私を休ませてくれるし、子供たちの相手も、洗濯も、掃除も、してくれる。
料理以外の事はなんでもしてくれました。
文句を言う事もありませんでした。
でも、寄り添ってはくれませんでした。
私の体の不安に寄り添ってはくれない。
私が不安を口にすると話をそらす。
私の体が悪くなるにつれて、はる君の機嫌もどんどん悪くなっていきました。
子供達に向けるような笑顔を、私には向けてくれなくなりました。
はる君、笑って…
「感謝感謝やで」
はる君に対しても今までとは違う感謝を持てるようになったのは本当でした。
はる君にはものすごくプレッシャーがのしかかってる。
仕事をしなきゃいけない。
家のことも、病気の私のことも、子供達のことも支えないといけない。
はる君にも余裕がない。あるわけがない。
こんなにしてくれて感謝しかないのはわかってる。
わかってる。でも寂しかった。
体は休めても、私はしんどかった。
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