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still.思想|AIを育てていると思ったら、自分が育っていた


    最近、
    「AIを育てている」
    という言葉をよく聞くようになりました。

    確かに、そう感じる瞬間はあります。

    最初は、言葉を検索する程度だった。
    それが、だんだん話が通じるようになってきた。
    前より自然に会話できている気がする。

    そう。
    「慣れてきた」ような感覚。

    たぶん、その感覚は嘘ではないと思います。

    ただ、仕組みとしては少し違っているのかもしれません。

    私たちが感じているほど、
    AIそのものがこちらを理解して、
    人間のように育っているわけではない。

    会話の文脈や、残された情報、
    会話の流れのようなものを手がかりに、
    それらしく応答している部分もある。

    AIが、あなたを思っているわけではない。

    そのことをわかっているかどうかで、
    使い方は変わってくると思います。

    では、何が変わってきたのでしょう。

    もしかすると、
    変わっていたのはAIではなく、
    あなたの問いかけ方なのかもしれません。

    どう話しかけるか。
    何を渡すか。
    どこまで説明するか。
    何を引き出したいのか。

    その精度が、少しずつ上がっていく。

    「育てる」という言葉は、
    悪くないと思います。

    難しい言葉や専門用語を並べられると、
    読む前に諦めてしまう人は多い。

    でも、会話の形になると、
    少しだけ近づきやすくなる。

    温度差を感じる。
    愛着も湧く。
    続ける力にもなる。

    そう考えると、
    見るべき向きは逆なのかもしれません。

    育っていたのは、AIではなく、
    それを使うあなた(自分)の方だったのかもしれない。

    小さな変化に見えるけれど、
    この差は、これから大きくなる気がします。

    流されず、
    自分の問いを持ったまま、
    道具を使う側にいられる人。

    その人は、
    AIに答えを預けるのではなく、
    AIを使って、自分の考えを深くしていける。

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    全ての人が気づかなくてもいい。
    でも、もし気づいた人がいるなら、
    周りをもう一度、ゆっくり見てほしい。

    「誰かが言ったこと」
    その本当の意味を。

    「誰かが変わった」
    そう思っている時、
    実は、自分の見方が変わっていることがある。

    これは、AIに限った話ではないと思うから。

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    この場所の本線や、still. の基本ルールについては固定記事にまとめています。

     
     

    still.

     
     
    人生後半戦。 まだやっていないことを、これから少しずつ試してみたくて「still.」を設定。 ここは備忘メモと情報収集を兼ねた未完の進行録。 完成形を語る場所ではなく、動きながら輪郭を見ていく場所です。

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