
最後の一年 (26)【完】
前話: 最後の一年 (25)|微風
第二章 13
朝の七時に目が覚めた。カーテンの隙間から薄い光が差していて、床に投げ出した段ボール箱の角を白く縁取っていた。卒業式は昨日終わった。学位記の筒は窓際の本棚の上に置いたまま、中身は出していない。
人とAIの共作で紡ぐ小説を、お届けする場所です。 構成と推敲は人の手で、文章はAIと対話しながら—— 作品を届ける、新しい連載のかたちを試みています。 提供するもの: ・連作小説と短編 ・読者の方々との掲示板での対話 加入のタイミングを問わず、過去の作品をすべて遡って読んでいただけます。 途中参加でも、第一話から物語を追いかけられる設計です。 静かに読むだけでも、創作の現場に立ち会うかたちでも、 ご自分のペースで関わっていただけたら嬉しいです。 微風のように、そっと届く物語を。 急がず、丁寧に、長く読んでいただけるよう続けていきます。 「AIと共に書く」ことの可能性を、誠実に探っていく場所として、 微風文庫を運営していきます。