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【SAS】睡眠時無呼吸症候群を検査したら、本番に弱すぎた話

    たなかはぐっすりと眠りたい。LOVE爆睡だ。

    大切な1日を元気に過ごすため。仕事に真剣に取り組むため。気分を少しでも明るくするため。理由はたくさんある。

    しかし、いくら寝ても体力が回復した感じがしないのだ。ドラクエみたいに『宿屋で一泊したら全回復!』くらいのスッキリ感を渇望していた。

    「・・・クソ眠い。病院で相談してみるか。」

    正月が明けて、たなかはようやく重い腰を上げるのであった。


    半年以上も前から睡眠に悩まされ続けた男

    なんだか最近不調だな~と気付き始めた、10月下旬。徐々に仕事が忙しくなり、ストレスも徐々に増えていったころだ。

    夜中に目が覚めることが増え、トイレにも行きたくなる。「そろそろ、そういう歳かなー」なんて気楽にとらえていた。

    そんなある日、朝起きた妻がボソッと言い放つ。

    【妻】
    「息が途中で止まって、しばらくしたら『・・・んんグぁ~っ!!』って苦しそうにまた息を吸って寝てたけど。ソレ、ちゃんと寝れてんの?」

    ほほぅ、それは噂に聞くところの「無呼吸症候群」というやつかな?と、少し興味が湧いた。睡眠中に呼吸が止まってしまうという、アレだな。

    だが、仕事が超絶多忙すぎて、猫の手どころか犬と猿とキジの手も借りたいくらいだったので、きび団子といっしょに頭の片隅に置いておいた。

    この頃から、睡眠に対する悩みを悶々と抱えることとなった。
    慢性疲労ときび団子を引きずりながら、たなかは正月休みに滑り込んだ。


    睡眠時無呼吸症候群を扱う内科にGO!

    たなかの通っていた内科を調べると、睡眠時無呼吸症候群も専門的に取り扱っていた。めちゃくちゃラッキー。正月が明けて、すぐに駆け込んだ。

    【たなか】
    「先生、しばらく前から睡眠中に呼吸が止まっているみたいです!」

    【医師】
    「それじゃーまずは『簡易検査』をやってみましょーかねー。」

    詳しくは割愛するが、睡眠検査には「簡易検査」と「精密検査」があり、どちらも自宅で可能だ。さらに本格的な検査をしたければ、病院での入院検査も可能だが、費用がバカ高なので要注意。

    ※たなか調べでは、病院によるが3割負担の一泊二日で5~6万は軽く飛ぶ。

    たなかは『Garmin Venu3』というスマートウォッチを愛用しており、睡眠の状態も分かっていたので、その点も合わせて医師に相談しておいた。

    【たなか】
    「スマートウォッチで見ると、睡眠中に1~2時間ほど、心拍数がドーンと上がっているんですよ。ほら!見てください、ココなんて・・・」

    【医師】
    「まぁまぁ、どっちにしてもまずは検査から。」

    たなかは、少しイラッとした。


    検査を行った結果、無呼吸ではあったが・・・

    簡易検査の費用は、病院に行ったその日にすぐお会計となり、後日自宅に検査キットが届く流れとなった。この辺は病院によって対応が異なるのかもしれないから要注意。

    検査代は3割負担で「2000円弱」なので、気軽に受けられる金額だ。

    ホームセンターに売っている工具セットのような、プラスチックケースに入って送られてきた検査キットを開封し、鼻にチューブ、指に検査機器を付けて眠る。

    さて、ここで一つ、問題がある。

    この1回の簡易検査でできるのはたったの「一晩」だけである。終わったらすぐさま検査キットを送り返さなければならないのだ。

    つまり、この一晩で無呼吸の症状が出なかった場合、正しく診断してもらえないという結果になるのだ。

    そう、この一発の睡眠に『我が人生のすべて』がかかっていると言っても過言ではないのだ。

    さぁ来い無呼吸!フルパワーで来い!今日だけ許してやる、フハハハ!!

    そして。

    翌朝、いつものように朝日を浴びつつ、Garminで睡眠をチェックしたら、予想した通り、無呼吸の反応はイマイチだった。

    清々しい、爆睡グッドモーニング!良かったね、たなか。

    検査の日に限ってシャイになってんじゃねーよ無呼吸野郎!!!

    違うのよ、今はガツンと無呼吸を出して、病院で先生に「これは間違いなく重症ですね!!」と言わせたいのよ、分かる?普段の勢いはどこにいったんだこの野郎!!


    その後、検査結果を聞きに病院へ行くも「軽度の無呼吸症候群ですねー」と言われ、普段の無呼吸のポテンシャルを活かせない結果となった。

    人は本来「軽度」と言われると安心するものだ。

    しかし、たなかの場合は普段の状態がヒドイということを、妻との会話とGarminのデータで知っているのだ。たった一晩の検査で全部を決められては困る。

    そこそこ重症なのに「軽い」と診断されると「それはちがーう!」と言いたくなるのだ。
    今こそ伝われ!この気持ち!!

    【たなか】
    「いや先生、実はその日は無呼吸があまり出なかった日で、普段はもっと」

    【医師】
    「ひとまずマウスピース療法を試してみましょうかー。」

    【たなか】
    「はい・・・」

    そして後日、スリープスプリントというマウスピースを歯科で作り、開始することとなる。
    「まぁ、少しは進展したな」と考え直した。

    そう、医療はやはり『検査結果』が物を言う。そりゃそうなのだ。当たり前なのだ。
    もちろん話に耳を傾けてはくれるが、『数値』が重要だ。

    検査結果と病院のレシートを握りしめ、病院を出て、青空を見上げる。
    あくびを噛みしめて、今日も「眠たいな~」と、たなかは思った。


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    疲れやすく、考えすぎる40代の男、たなか。『どうすればもっと穏やかに生きられるのか』をテーマに、睡眠改善・運動・自律神経・集中力・デジタルデトックス・読書などを綴ります。 © 2026 その辺のたなかさん

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