
遅刻しない男⑤(終)【連載台本・世にもになるまで書いてみた・52作目】
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○ カフェ(ある日の朝)
北村と藤田 カフェで作戦会議中。
藤田 意気揚々と次の作戦を語っている。
藤 でだな。今度は朝活で登山に誘った帰りに・・・
北 藤田。もう辞めようぜ。アイツ何しても遅刻しないって。
藤 いや。遅刻するまでやる!
(手を叩いて)そうだ! この手があった!
なぁ、アイツ結婚してたよな?
北 まぁ・・・ 指輪はつけてるよな。
藤 嫁さんに頼もう。さすがに嫁の言うことなら聞くだろ!
北 どうやって連絡先もらうんだよ。直接聞くのか?
藤 ・・・そうかぁ。
北 な? もう為す術無いって・・・ あ! やべ! もうすぐ朝礼じゃん!
藤 マジか! 急ぐぞ!!
2人 急いでコーヒーを飲み干し、オフィスに向かう。
○ オフィス
朝礼終わり。
北村・藤田 ソワソワしている。
藤 ・・・なぁ。来てないよな?
北 ああ。ついにその時が来たか・・・
主人公は9時になっても現れず、そのまま業務開始
・・・と思いきや、主人公 9時1分に大慌てでオフィスにやってくる。
主 すみません・・・! 遅れました・・・!
北村と藤田 主人公に駆け寄る。
藤 【主人公名】・・・! お前・・・!
○ 主人公の家・玄関
主人公 帰宅。
主 ただいまー
妻 おかえりー 夕飯できてるよ。
主 ん。ありがと。
主人公 妻に上着を渡す。
妻 朝はごめんね。間に合った?
主 ううん。久しぶりに遅刻しちゃったよ。
妻 そう・・・
主 でも不思議なことがあったんだ。
妻 ん? なになに~?
主 今日遅刻したら褒められたんだよ。何でだろう・・・
主人公は不思議な表情を浮かべ、リビングに入っていく。