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ヒキカエ ①/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・131作目】

    これまでの話はこちら!

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    ○ 主人公宅・リビング

     夜23時頃。
     大きな液晶テレビ。深夜のニュース番組(テレビ○京でやってるような、お堅い経済系)が映っている。
    主人公(20代前半・男性) 「若き経営者」としてインタビューに答えている。

    主 そうですね。今後は海外進出も視野に入れております。
    例えばアメリカ、中国、ドバイ・・・

     主人公とその妻(主人公のちょい年上) ニュースを見ながら晩酌中。ワインを嗜んでいる。

    妻 へぇ~ 今度は海外進出か~ すごいわね、あなた!
    主 (素っ気なく)・・・・・・あぁ。うん。ありがとう。

     主人公 スマホのホーム画面に表示されている時刻を気にしている。現在23:15。

    妻 ちょっと! さっきからスマホ見過ぎ! 
    主 ・・・ごめん。ちょっと部屋で作業するわ。
    妻 え? こんな時間に仕事? 明日でよくない?
    主 ・・・・・・ほんと、ごめん。

     主人公 席を立ち、自室に向かう。

    ○ 主人公・廊下

     主人公 早歩きで自室に向かっている。

    主 (ナレーション)
      社長という肩書き。
      高級住宅地に建てられた大きな屋敷。
      誰よりも美しい妻。
      そして、ありあまる程の大金。
      端から見ても、今の俺は「若き成功者」に見えるだろう。
      ・・・しかし、俺は何ひとつ苦労すること無く、この「巨万の富」を得た。
      なぜかって? それは1年前に遡る。。。


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