
水求者 ④/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・130作目】
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○ 湖
目的地の湖。昨日とは打って変わって快晴。水もとても澄んでいる。
主人公 湖まであと数メートルの距離まで辿り着く。かなり急いだのか、全身ボロボロ。
主 ・・・着いた。
主人公 やや強めに一歩踏み出す。何度か地面を踏み、落ちないことを確認する。
主 ・・・・・・よかった。
主人公 湖の岸辺に近づき、湖から水をすくう。
主 これが「幻の水」・・・!
主人公 自分の汚れた服に水をかける。瞬く間に汚れが消える。
主 す、すごい・・・! 効果はホンモノだ・・・!
この水があれば俺は・・・!!
主人公 リュックからウォータータンク(5Lサイズ)を取り出し、喜びと狂気が入り交じった表情で、水を入れ始める。あっという間に水は満杯になり、2つ目の容器を取り出し、水を入れ続ける。
「何か」目線の映像。水を入れるのに夢中な主人公に近づいていく。
主人公 3つ目の容器を取り出す。主人公の周りだけ暗くなっている。
主 ・・・ん?
主人公 後ろを振り返る。
熊 グルルルル・・・
立っていたのは、昨日撃退したはずの熊。目が昨日以上に殺気立っている。
主人公 無言で不敵な笑みを浮かべる。