
総理の動機 ②/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・124作目】
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○ 取調室・室内
横から見た2人のカット。入口側に先輩捜査官。窓側に主人公。
主人公はどこか余裕の表情を浮かべている。
真ん中にタイトルテロップ「総理の動機」
先 ・・・では容疑を全て認めるということですね?
主 だから全て認めると言っているじゃないか。何度も言わせないでくれ。
私が全て始末した。それだけのことだ。
先 ・・・・・・一つ質問しても?
主 もちろん。何でも聞きたまえ。
先 ・・・・・・なぜ、そんなにも早く犯行を認めたのですか?
主 話すと長くなるが良いかね?
先 ・・・えぇ。どうぞ。
主 では、私の幼少期から話していくとするか。
私はとても貧しくてね。。。
○ 小学校・教室
モノクロの映像。
主人公 クラスメート達に囲まれ、暴力を受けている。その光景はまさしく浦島太郎の亀。容姿も今とは異なり肥満児体型。服もヨレヨレ。長年使っている痕跡も目立つ。
主 (現在の主人公の声)
それに加えて肥満・運動音痴・勉強もそこそこ。
いじめの標的にされた。
そりゃあもう地獄の日々だったよ。
暴力・無視・盗難・・・ 言い出したらキリがない。
主人公の表情カット。かなり辛そうな表情。頬に一筋の涙が流れた跡も見える。
○ 取調室
現在の主人公のカット。辛い記憶を淡々と語り続ける。
主 いつかこんな日々が終わりますように。
毎日願いながら耐え忍んでいたよ。
・・・あの日まではね。
先 あの日?
主 確かいじめが始まって2年が経った夏の夜だったか。
たまたま流れていたニュース番組で人生が変わったんだよ。