
スーパーセンター ④(終)【連載台本・世にもになるまで書いてみた・87作目】
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〇 寂れた商店街・書店
その商店街にある小さな書店。
店主(60代後半・メガネオヤジ) 客が来ないのをいいことに新聞を読んでいる。
ドアの開く音。お客さんが来店する。
店 (適当に)いらっしゃーい。
靴の音だけが響く。
? あ、あった。
客 目当ての本を見つける。そのままお会計へ。
※ 客の姿は最後のセリフまで映らず、声だけだったり足元だけだったり。
? す、すみません・・・ お会計・・・
店 ん? はいはい。
(バーコードをかざし)1200円。
? ちょうどです・・・
店 あいよ。
(紙袋に入れながら)あんちゃんも今時珍しいな。
こんな本なんぞネットでいくらでも買えるだろ。
? 探したんですけど、どこも売り切れで・・・
店 ほーん。にしてもなんでうちなんかに・・・
「本田さん」のほうが物あるんじゃないの?
? ・・・・・・・・・あそこ、品ぞろえ悪いんです。
店 え?
(笑って)あんちゃん、面白いこと言うねぇ。
あんなデカい店に売ってないわけないだろう!
客の正体が明らかになる。
正体は先ほどの男子高校生。
高 ・・・本当なんです。
店 またまた~
男子高校生と店主の会話が続いていく。
〇 スーパーセンター・外観
大きなネオン看板『ないものはない ホンダ』
段々とズームアウトしていく。
すると現れたのは『ないものはない ホンダ書店』
スーパーセンターではなく大型書店であった・・・