
玉手箱②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・67作目】
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〇 主人公の家・玄関
夕方18時半。
玄関の扉が開く。主人公が帰宅する。
主 ただいまー
妻 玄関にやってくる。
妻 おかえり~! ねぇ!あと30分で始まっちゃうよ! 早くご飯食べよ!
主 お、おう!
妻 今日は奮発したんだ~
なんたって【アイドルのニックネーム】の20歳のバースデーだからね!
主 それは楽しみだな~
主人公 期待してリビングへと急ぐ。
〇 主人公の家・リビング
リビングはアイドルの写真やらポスターやらでいっぱい。
バースデーの飾りつけまでしてある。
妻 じゃじゃーん! みてみて! 好きなもので揃えてみました!
主 お、うまそ~!
テーブルには夕飯が並ぶ。
栄養バランスも考えているのか彩り豊か。洋食多め。
メインはげん骨大のから揚げ。大皿に山積み。
数十分後。
主人公 かなり苦しそう。
主人公の妻 心配そうに見つめる。
主 ・・・ごちそうさま。
妻 え!? もういいの!?
主 うん・・・ ごめんな・・・
妻 謝らなくていいよ! どっか具合でも悪いの?
主 そういうわけではないんだけど・・・ 明日食べるよ。
妻 わかった・・・
・・・ってもうこんな時間! ライブ始まっちゃう!!
妻 大慌てでテレビをつける。映ったのは誕生ライブ。
応援しているアイドルは7人組の女性グループ。
妻 わー! やっぱ【アイドルのニックネーム】ちゃん顔良すぎ・・・
【主人公の名前】くんもそう思うでしょ!?
主 あ~ うん・・・ そうだね・・・ あはは・・・
(心の声)どうしよう・・・ 全員同じ顔に見える・・・
おかしいな。この前見たときはそう思わなかったのに・・・
主人公 目をこする。自分の「見方」を疑っている様子。
主人公の妻 アイドルに声援を送るのに夢中。ワーキャー言うとります。