
スキマチェンジ ⑤【連載台本・世にもになるまで書いてみた・85作目】
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〇 とあるクラブ
高級クラブ。
酔っぱらいの客でにぎわっている。
ママ(中身は主人公) ビールを前に悩んでいる。
マ (心の声・主人公の声で)
え。今の私ってビール飲んでいいんだよね?
いいに決まってるよね? でも中身は未成年だし、どうしよ・・・
客 ビールを飲まないママを不審に思い、顔を近づける。
客 あれ? ママどうしたの? ビール減ってないじゃない。
マ ははは・・・ ちょっと今日は気分が乗らなくて・・・
客 えー? 一口くらいいいじゃない! ほら飲―め!飲―め!
客 飲めコールを勝手に始める。
ママ 意を決して豪快に飲む。
マ ぷっは~! にっが~!
客 あれ? ママってビール苦手だったっけ?
マ いや、その・・・ 久しぶりに飲んだら苦いな~って・・・
客 ?? 昨日も飲んでたじゃない。
マ まぁいいじゃん細かいことは! ささ次何歌う?
ママ 何かをごまかしているのか、客にカラオケを勧める
主人公の心の声が漏れる。
主 (心の声で)
あぶねー・・・ バレるところだった・・・
てか、酒飲んで大人の相手するだけでめっちゃ稼げるって神~
アルコールの苦さと面倒な酔っぱらいを我慢すればいいだけだし~
主人公 普段のバイトより楽しいのかイキイキしている。
〇 主人公の家・自室
主人公 気が付くとベッドで横になっていた。
すぐに起き上がり、体を触って元に戻ったことを確認する。
主 ・・・よかったぁ。元に戻って・・・
タイミングよく、スマホにメッセージが届く。
画面には「スキマチェンジ」の取引メッセージ。
主 「本日はありがとうございました。謝礼として・・・」
え、こんなに貰えるの!?
(心の声で)ちょっと待って。
まさか真面目にバイトするより、依頼を受ける方が稼げる・・・??
だってここ時給980円でしょ?
1日4時間を週4日入ってるから、えっと・・・
主人公 頭の中でお金の計算をする。「スキマチェンジ」の方が稼げることに気づく。
主 ・・・こっちの方が稼げんじゃね?
主人公 思わずニヤニヤ笑う。
主人公のナレーション。
主 この時私は「スキマチェンジ」の新たな使い方を見つけてしまった。