メインコンテンツへスキップ
見出し画像

スキマチェンジ ①【連載台本・世にもになるまで書いてみた・85作目】

    これまでの話はこちら!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    〇 教室

     午前10時半ごろ。
     チャイムが鳴り終わり、短い休憩時間が始まる。
     主人公(女・女子高生・ショートボブ&メガネ)とその友人A(女・女子高生・黒髪ロングのクール系) まるで何もかも終わったかのような表情。  
     机の上にはテスト用紙。前の授業でテストが返却された様子。
     一方、友人B(女・女子高生・ツインテールで童顔) そんな2人をよそ目に、歌を口ずさみながら次の授業の準備を進めている。かなりご機嫌。
     さらに、Bの左横の席にいるのは友人C(女・女子高生・ポニーテールの清楚系)。イヤホンをしながら、スマホで音楽を聴いている。画面には歌詞。時折、口を動かしている。歌詞を覚えているようだ。
     ※ 席は教室後列の窓側2列。席順は時計回りでB→A→主人公→C

    主 ・・・もうほんと最悪。
    A んね。数学なんて全然わかんないっつーの。
    主 それなー 大体ベクトルとかいつ使うのって感じだし~
    A それなー (ため息)あーあ。またお小遣い減らされちゃうよ・・・
    主 私も・・・ あーあ、バイトのシフト増やそっかなあ・・・
    A てか何点だったの? 見せて見せて!
    主 ちょ・・・ やだってば!!

     主人公の抵抗むなしく、Aはテスト用紙を強奪。

    A ・・・赤点ギリギリじゃん。やっば。
    主 そういうあんたはどうなのさ!

     今度は主人公が仕返し。Aのテスト用紙を奪い取る。

    主 (鼻で笑って)全然変わんないじゃん!
    A はぁ? あんたに言われたくないんですけど!

     主人公とA 小競り合いを始める。
     しびれを切らしたB 2人を止める。

    B 2人ともやめなって! テストの結果で騒ぐなんてみっともないよ!
    主 (Aと同時に)だって【Aの名前】が!
    A (主人公と同時に)だって【主人公名】が!
    B はいはい。ま、どっちもひどい点数なのは変わらない・・・
    主 てかさ、そういうBはどうなのさ?
    A 確かに! てか英語ってあんた苦手じゃなかった?
      いっつも追試受けてたじゃん。どうせまた赤点だったんでしょ・・・
      ・・・え?

     主人公とA 驚愕の表情
     Aの手元のアップ。持っているテスト用紙の点数欄には花丸と100点という文字。
     B 2人にドヤ顔。

    B どう? すごいでしょ?
    主 いやいやいや! これカンニングしたでしょ!?
    A 絶対そうだよ! あんたが100点なんて取れるわけ・・・
    B ちょっと~ 2人とも失礼過ぎない? 私だってがんばれば・・・

     主人公 答案用紙の異変に気づく。

    主 ・・・・・・ちょっと待って。【Bの名前】ってこんな字だった?
    B (小声で)あ。やば。
    A 言われてみれば・・・ もっと丸文字だったような・・・
      ねぇ。やっぱズルしたでしょ!? 白状しなさい!

     A Bを問い詰める。

    B いやぁ~ ばれちゃったら仕方ないか。
      実はこんなアプリ使ってたの!

     B Aと主人公に自分のスマホを見せる
     画面に映っているのは「スキマチェンジ」のホーム画面。

    主 (不思議そうに)スキマ・・・ チェンジ・・・? 

     再び「スキマチェンジ」の画面。
     タイトルテロップ『スキマチェンジ』


    あなたへのおすすめ