
【連載台本・世にもになるまで書いてみた・44作目】小鉢④
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○ 主人公の職場・オフィス
後輩 主人公に頭を必死で下げている。またやらかした様子。
後 すみません先輩! 発注の桁を一文字多く・・・
主 いいよ。俺が直しとくから。次気をつけろよ。
後 ・・・はい!
主人公 机の下で太ももをつねり怒りを堪えている
○ 定食のインサート
定食がミニチュアサイズからお供えサイズに戻る
○ 主人公の職場・オフィス(朝)
朝礼の時間になっても後輩が来ていない。
慌ててやってくる後輩
後 遅れてすみませ~ん あ・・・
主人公 鬼の形相で後輩を見ている。
主 ・・・・・・いいからまず座れ。気をつけろよ。
後 ・・・ごめんなさい。
主人公 顔は引きつっている。
○ 定食のインサート
お供えサイズからお子様ランチプレートに戻る
○ 主人公の職場・オフィス
主人公 上司から怒られている。
上 ちゃんと確認するのがお前の仕事だろ! そうだろ!?
主 ・・・・・・すみません。
一同 騒然。「あの主人公が非を認めたぞ!?」的な雰囲気に。
主人公 握りこぶしを強め必死に我慢している。
○ 定食のインサート
お子様ランチプレートからメインが小鉢サイズに。
○ 主人公の職場・オフィス
後輩達と共に仕事をこなす主人公。
その様子はどこか和気藹々としとても平和。
主人公のナレーション。
主 (ナレーション)始めは「何とか器を大きくさせなければ」と必死で、
後輩のミス・上司からの理不尽な叱責。とにかく我慢していた。
だけど怒りの沈め方も後輩への接し方も自分なりに掴んできた。
今考えればかつての俺はなぜこんなにも些細な出来事で、
イライラしていたかと思うと何だか恥ずかしい。
そして数年後。