
【連載台本・世にもになるまで書いてみた・44作目】小鉢⑤(終)
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○ 定食屋
後輩達3人とU字型のカウンターに並んで座る主人公。
後輩達は通常のサイズ。
後 すごいっすね先輩!めっちゃ食うんすね!
主 いやいや。このくらい朝飯前よ。
後 え? 昼休憩っすよ?
主 そういう言葉があるんだよ!
4人 笑い合う。
○ 定食屋・厨房
そんな彼らの様子を微笑みながら眺める女性店員。
店主 定食を作り終えたのか女性店員を呼ぶ。
店 ・・・おい。持ってけ。
女 あのねぇ。「持っていって下さい」でしょ?
店 ・・・うるせぇな。とっとと持ってけ。
女性店員 定食をお客さんに持っていく。
店 おい!飯ねぇぞ!
女 冷蔵庫に入ってるでしょ!
店 ・・・だからどこよ!
女 ここだっての!
店 ・・・・・・おう。
女 それ食べて午後もがんばってね。あなた。
私はこの大盛のカツ丼っと! いっただきま~す!
女性店員 あつあつのカツ丼を食べ始める。
一方店主の昼飯は、茶碗に盛られた米一粒。
女性店員を睨み付ける。
女 何?文句あるの?
店 ・・・・・・ねぇよ。
店主 渋々一口で食べ終わる。