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献花台 ③/全6話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・94作目】

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    〇 住宅街

     テロップ『1週間後・・・』
     1週間後の朝。この日も朝から熱い。陽炎も揺れている。
     主人公 寝坊したのか、寝癖も直さずに大学へと急ぐ。

    主 やばいやばい! 完っ全に寝坊した!

     主人公 喉が渇いたのかカバンから水筒を探す。

    主 (立ち止まって)・・・あれ? もしかして忘れた? ・・・最悪。
      (時計を見て)取りに行く時間もないし、どうすれば・・・

     そんな彼の前に「例の献花台」が。
     主人公 テントの中に入る。

    主 (心の声で)・・・・・・めっちゃ美味そう。。。

     主人公 大量の飲料水を前にして思い悩む。
     脳内で自分の言葉と友人の言葉がフラッシュバックし始める。

    友 (声のみ)1本くらいバレないって!
    主 (声のみ)バカ! 窃盗だぞ!?
    友 (声のみ)お前もいるか?w
    主 (声のみ)いらねぇよ!

     主人公 善と悪が葛藤する。

    主 ・・・ごめんなさい!

     主人公 悩んだ末に、献花台に置いてあったスポーツドリンクを1本カバンに忍ばせ、逃げるようにその場から立ち去る。
     主人公のナレーション

    主 この日、俺は初めて「献花台」からお供え物を盗ってしまった。
      暑さと誘惑に負けてしまった。


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