
絶滅危惧姓 ③/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・119作目】
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○ 主人公宅・リビング
主人公 帰宅後。入浴を済ませ、ソファーで寝転びながらスマホを見ている。スマホには「本日保護した絶滅危惧姓リスト」。
主 ・・・ほんとだ。「小犬丸」さんあるじゃん。
女 (顔を近づけ)なーにみてんの?
主 どわぁぁ! 急になんだよ・・・
女 そんな驚かなくたっていいじゃんw
あ、そうだ! 明日さ、2人で行きたい所あるんだけどいい?
なんか面白そうなイベントやっててさ~
主 ん。わかった。行こっか!
女 わ~い! じゃ、明日9時に出発ね!
主 え~ 早すぎない?
女 いいの! 並ぶ時間は少ない方が良いじゃ~ん。
主 わかったわかった。てか、どんなイベントなの?
女 それはね・・・
○ イベント会場・入口
翌日。
2人がやって来たのは、大型ショッピングモールにありがちなイベントスペース。
入口のカット。看板には「珍しい名字展」と書かれている。
○ イベント会場・会場内
場内の様子。
珍しい名字の印鑑や家紋、名前の書いてあるグッズなど様々な展示が飾られている。
彼女 興味津々で展示品を見つめている。
女 (目を輝かせながら主人公を見て)ねぇ!「源五郎丸」さんだって!
はんこの文字パンパン過ぎない?w
主 あぁ、そうだな・・・
女 ちょっと~ 興味なさそうにしないでよ~
主 してないっての・・・
女 あ! あそこの展示おもしろそう! 行こ!
彼女 主人公の腕を強めに引っ張り、違う展示ブースに向かう。
別の展示を見ている2人の表情カット。
彼女 引き続き目を輝かせている。
一方の主人公 どこか引き気味。
展示品のカット。
かなりリアリティのある人間の剥製のカット。
女 へぇ・・・ 本当にこんな名字あるんだ・・・
主 (小声で)なぁ。もう帰ろう。
女 え~ せっかく来たのに~ もしかして怖くなっちゃった?
主 そうじゃないけど・・・ ・・・ん?
主人公 ある剥製と目が合う。胸元には「小犬丸」と書かれた名札が付いている。
主 ・・・・・・え? 「小犬丸」さん?
女 え? 知り合いに似てんの?w
主 いや、似てるっていうか本人・・・! あ!
今度は「増宮」の剥製も目にする。
主 あの人はまさか・・・!
○ 総合体育館・館内
最初のシーン(白黒・スロー映像)
男が檻に入れられ、どこかへ連れて行かれるシーン。
○ イベント会場・会場内
主人公 「保護」の実態に気付き、恐怖に震えている。
主 まさか・・・ 俺らを剥製にするために「保護」される・・・?
彼女 心配そうに見つめる。
女 ?? どうかした?
主 ・・・帰ろ!
今度は主人公が彼女の手を引いて、出口へ。
女 ちょっと! 全部観てないのに~!
2人 出口に向かっていく。