
過去を変える男 ⑤(終)/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・97作目】
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〇 過去公正委員会・事務所
2101年の世界。
近未来的な空間。黒と蛍光グリーンが映える「the・未来」。
主人公 足先から現れる形で未来に帰還。
主 ただ今戻りましたー ・・・って、もうみんな帰っちゃったか。
主人公の言う通り、オフィスには誰も残っていない。
主 あーあ。今日も最後まで残っちゃったよー
残業なんて一番のコンプライアンス違反なのになぁ・・・
・・・待てよ。初めて残業した人を消せば、無くなるんじゃね?
誰なんだろ・・・?
主人公 空間上にホログラムを映し出し、膨大なデータベースから「残業」をした人を探し出す。検索した結果1人の原始人が出てくる。
主 なんだよ。また原始時代?
だだっ広いからめんどくさいんだよなぁ・・・ でも行くしかないかぁ。
えっと場所は・・・
主人公が詳細なデータを検索した瞬間、主人公が忽然と姿を消す。ホログラムの画面もエラー表示に変わる。さらにはオフィスの電気も消え、真っ暗に。
〇 とあるオフィス
この光景をホログラム上で観ていたある女性。
女 ・・・これでよしっと。
部長。例の委員会の消去、完了いたしました。
部 (声だけ)おー ご苦労さん。 休憩入っていいぞー
女 了解です。・・・あの、部長。
部 ん? どうした?
女 本当に彼らを消してしまって良かったのでしょうか。
部 あのなぁ。
「行き過ぎたコンプライアンスの強要」は本年度から違反になると教えただろ?
女 ・・・ですよね。
部 あ、そうだ。休憩明けから歴史の修復作業頼むわ。
お前は平安時代やってくれな。
女 ・・・はい。。。
女性のホログラムに映るカレンダー。
そこには2102年と書かれている。
2102年のコンプライアンスでは過去公正委員会が違反となっていたのだった・・・