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Photo bynanadays

約束の木

    smook

    木は約束を持たされて
    立っている
    植えられたその日から
    何百年かけて

    どんな天気にも耐え
    風や雨に雪に耐えて

    いったい何人のひとに
    出会えるか

    幹を撫でられている大木が
    約束を守って律儀に立っている
    幹の身体は剥がれかけている

    何人にも触られて
    まるで数百年という時をひと泳ぎしてきた
    魚のように幹は鱗を剥がしてしまっている

    時を泳ぐ回遊魚

    …今日ね
    こどもがおかあさんの
    お腹の中のあかちゃんに
    触れるように
    お腹に触れ
    耳を当てて
    わたしの様子を伺ったんだよ~

    そんな声が木から聴こえた気がして…

     
     
     

    smook

     
     
    詩を書くことが好きで読んでいただけたら光栄です。詩が好きです。群馬に住んでいます。司馬遼太郎や村上春樹をよく読みます。子供がいないので、子育てをされている方を尊敬し、かつあこがれています。小説や詩、随筆を書かれる方も尊敬しています。

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