メインコンテンツへスキップ
見出し画像

担任は、なぜこんなにも“孤独”なのか【担任という仕事♯8】

    「先生はどうお考えですか?」

    この問いを投げられたとき、何度言葉に詰まらせたことか。

    担任という仕事をしていると、
    誰かに助けを求めたいのに、
    最後は自分が決めなければならない瞬間がある。

    それが、担任という仕事の一番孤独なところだ。

    決して人前では見せられない
    担任としての“迷い”

    学級で問題が起きる。

    友達関係のトラブル
    家庭の問題
    学習のつまずき
    保護者からの相談

    親や子供は担任を見ている。

    「先生ならどうしてくれるんだろう」

    その視線を感じたとき、
    担任は逃げられない。

    職員室に戻っても、誰も代わってはくれない

    もちろん、同僚や管理職に相談することはできる。
    でも、最後に実行するのは担任だ。

    • どこまで指導するのか

    • 誰にどこまで配慮するのか

    • どのタイミングで家庭に伝えるのか

    この「線引き」は、誰も代わってくれない。
    相談はできても、最後の判断は委ねられない。

    ここに、担任特有の“孤独感”がある。

    保護者と学校の間で揺れる瞬間

    担任は、子供の一番近くにいる存在だ。

    だからこそ、
    保護者の思いも
    学校の方針も
    どちらも理解してしまう。

    理解してしまうからこそ、苦しい。

    「子供にとって何が最善か」

    それだけを考えたいのに、
    現実はそんなに単純ではない。

    「これで良いのか?」と思いながら決める

    担任の判断は、
    すぐ結果が出るものではない。

    数ヶ月後、
    あるいは数年後にしか分からないこともある。

    それでも担任は、その瞬間に決断する。

    正しいかどうか分からないまま。

    それでも、担任を続けられるのは

    子供は敏感だ。

    担任が本気で悩んでいることを、
    言葉にしなくても感じ取る。

    そして時々、
    何気ない一言で救ってくれる。

    「先生、相談にのってくれて、ありがとう」
    「先生に話して良かった」


    この言葉は、
    担任の孤独を一瞬で溶かしてしまう力がある。

    担任という仕事は「一人で抱える仕事」ではない

    担任が孤独である必要はない。

    管理職や先輩教員、同僚や後輩教員
    本来、担任はチームで支えるべきだ。

    担任が安心して悩める学校は、
    子供にとっても安心できる学校になるはずだ。

    最後に

    担任は、
    たくさんの人に囲まれているようで、
    実は一人で決断し、実行している場面も多い。

    だからこそ私は、
    担任が孤独にならない学校をつくりたいと思っている。

    それが、
    子供にとっても
    教師にとっても
    幸せな学校につながると信じている。

    画像

    関連記事

    この記事が参加している募集

     
     
     
    教師だからこそ、学校を変えたい。 子ども・教師・管理職、学校の「当たり前」を現場から問い直します。 目指すのは、子どもも教師も安心して成長できる学校。 小学校教員|主幹教諭|管理職候補|洗車好き

    あなたへのおすすめ