「点を取れないと意味がない」その思い込みが、わが子のフォワードとしての成長を止めています
「今日は点取れた?」
試合が終わった瞬間、つい真っ先にこう聞いていませんか。
実は私もありました。
悪気はまったくありません。
でも、この一言を繰り返しているうちに、
お子さんの中に「点を取れなかった自分には価値がない」という思い込みが静かに育ってしまうことがあります。
しかしサッカーを始めてしばらく経った低学年のうちに
「フォワードは点を取ることが全て」
という価値観のまま育つと、
必ずどこかで伸び悩みます。
もちろん点を取ることはフォワードとして大事です
一番大事かもしれません。
ただし、全てではありません
でも私を含めた保護者の方は、
フォワードをした息子に対して、点を取れた?
しか聞かないですよね。
私の息子もちょうど先日にフォワードをしました
私自身はフォワードは点をとってナンボなどは
子供にそれほど伝えていませんが、
それでも子供はフォワードは点を取るのが全てと思っていません。
そこへ保護者のトドメの一言を添えれば
子供は完全に勘違いしたまま育ってしまいます。
そこで今日は、フォワードとして本当に身につけるべきこをお伝えします。
■ なぜ「点を取ること」だけを追うと伸びないのか
低学年の試合を見ていると、フォワードの子はどうしても
「点を取った」「取れなかった」という結果だけで自分を評価しがちです。周りの大人も無意識にそこだけを褒めてしまう。
でも、点を取れるかどうかは、実はその前段階の「質や動き」に大きく左右されます。
パスを受ける技術、味方とのつながり方、守備での貢献。
これらが育っていないフォワードは、
学年が上がりディフェンスのレベルが上がった瞬間に一気に点が取れなくなります。
つまり「点を取る」は結果であって、育てるべきは結果ではなくプロセスなのです。
学年が上がるほど、チームは勝ちにこだわる
中学、高校になれば勝てる選手を出す
勘違いしてはいけないのが、点を取れる選手ではなくて、勝てる選手を試合で起用したいです。
■ フォワードが本当に磨くべき3つの力
1. ポストプレーの質
ディフェンスやミッドフィルダーからのパスを、
相手に奪われずしっかり受け取り、次のプレーに繋げる力です。
まずは自分でボールを確実におさえ、
・味方にパスするか
・ターンして自分で持ち込むか
ここが雑だと、どれだけ足が速くてもチャンスの数自体が減ってしまいます。
2. 浮き玉のトラップ精度
特に見落とされがちなのが、浮いたボールを正確におさめる技術です。
地面を転がるボールは多くの子が対応できますが、浮き玉はミスが起きやすいです。
ここでトラップを乱すと、相手に奪われるか、味方に迷惑をかける形になってしまいます。
フォワードはゴールキックやディフェンスからのクリアボールがよく来るので、
浮き玉を処理して、いかにスムーズにポストプレーできるかが肝です。
逆に言えば、
浮き玉を確実におさめられるフォワードは、
それだけで信頼される選手になります。
この1.2.は日本人選手ですと、上田綺世選手や大迫勇也選手が見本となりますね
元スペイン代表のフェルナンドトーレス選手も上手かった記憶があります。
3. 前線からの守備
フォワードが一番前でボールを追いかけ、相手のビルドアップを制限すること。
これは地味に見えますが、チームの失点を減らすだけでなく、実は得点チャンスを増やすことにも直結します。
前線でボールを奪えれば、相手ゴールに近い位置からすぐ攻撃できるからです。
「フォワードは点を取る係」ではなく「一番最初のディフェンダー」という意識を持たせることが、
チーム全体のレベルを引き上げます。
日本代表の前田選手なんかはお手本ような
プレーを見せてくれます。
W杯カップでいうと、ハーランド選手が前線からの守備でボールを奪いそのままゴールを決めるシーンが印象的でした
■ ポストプレーや浮き玉処理を上手くするには
1.ポストプレー
ただ、壁当てやリバウンドボードを使ってトラップ練習しても良いですが、一番は相手がいることです。
保護者の方に、後ろから軽く押したりプレッシャーをかけた状態でトラップ練習するのが一番です。
そこで、自分の姿勢や手の使い方などの
コツを体で覚えるでしょう
リバウンドボード↓
2.浮き玉処理
これはリバウンドネットがあれば一人でできます。
使い方や効果はこの記事を読んで下さい↓
■ まとめ
「点を取れないと意味がない」という思い込みは、多くの場合、子ども自身ではなく周りの大人の声かけから生まれます。
実際には、ポストプレーの質、浮き玉のトラップ精度、前線からの守備という3つの土台が
あってこそ、点は自然についてくるものです。
点が取れた・取れなかったで一喜一憂するのではなく、その前段階のプレーの質に目を向けてあげることが、お子さんのフォワードとしての伸びしろを大きく広げる一番の近道です。
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