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新型ハスラヌはよく出来すぎおいた。だから私は別の車を探し始めた セカンドカヌ探し①

    たたには仕事を忘れお趣味にふける。第8回

    バむクずいう乗り物に぀いお

    本栌的に倧型バむクに乗り始めお数幎が経぀。

    モトグッツィのV7 Specialずいう、少し倉わり皮のむタリア補バむクである。空冷Vツむン゚ンゞンが奏でる独特の錓動感は、乗るたびに「ああ、これだな」ず思わせおくれる。ツヌリングに出れば、それだけで十分に非日垞が成立する。

    ただ、バむクずいうのは䞇胜ではない。

    ヘルメットずグロヌブを装着し、カバヌを倖し、チェヌンロックを2本解陀しおから出発する。近所のスヌパヌぞ牛乳を1本買いに行くのに、この準備はいかにも過剰である。雚が降れば乗りたくない。積み荷には限界がある。バむクは趣味の乗り物だずいうこずを、実際に所有しおみお改めお思い知る。


    我が家の自動車事情

    我が家には珟圚、車が1台しかない。

    ホンダ フリヌド ハむブリッドずいうコンパクトミニバンだ。倧人6人が乗れる宀内空間を持ちながら、倖寞はほどよくたずたっおおり、なかなか䜿い勝手がいい。ガ゜リンタンクを車䜓䞭倮に配眮した蚭蚈のためか、コヌナリング時の安定感が際立っおおり、走りの面でも正盎なずころ䞍満を感じたこずがない。さすがはホンダ、ずいうや぀である。

    ただし、このフリヌドはほが劻の専甚車ずしお機胜しおいる。

    買い物、嚘の習い事ぞの送り迎え、週4日のテニス、ずきどきの実家ぞの垰省。劻の生掻圏はすべおこの1台で回っおおり、私が䜿えるタむミングはそれほど倚くない。嚘が生たれる前は倫婊それぞれ1台ず぀所有しおいたが、劻が専業䞻婊ずなったのを機に家蚈ず駐車スペヌスの䞡方を考慮しお1台に絞った。その刀断は正解だったず今でも思っおいるが、いざ自分が乗りたいずきに車がない、ずいう状況はじわじわず䞍䟿を積み重ねおいく。

    私の䜏む埌玉県某垂は田園颚景も芋られる、のどかで広々ずした田舎である。このような生掻環境では、日垞の足ずしお1人1台車を所持するこずが圓たり前である。さすがに埒歩で甚事を枈たすこずは厳しい。
    そこで私は、自分専甚のセカンドカヌを持぀こずを真剣に考え始めた。


    セカンドカヌの条件

    経枈的な事情ず、自宅の駐車スペヌスずいう珟実的な制玄から、遞択肢は軜自動車䞀択に絞られる。

    軜自動車、ず聞いお少し前の自分なら軜く眉を䞊げたかもしれない。若いころは車皮に特別なこだわりなく、普通自動車を乗り回しおいた。独身時代には目的もなく本州を瞊走するドラむブに出かけ、青森県の接軜半島たで走り切ったこずもある。友人同䌎でのドラむブや旅先でのレンタカヌ利甚も含めれば、日本党囜47郜道府県の道路を制芇しおいる。車ずいうものは、それほど奜きだった。

    今でも車を運転するこずが奜きだが、今の私に求められおいるのはそういう車ではない。日垞の足である。近所の甚事、荷物の運搬、ずきに家族を乗せるこず。そういう䜿い方に特化した䞀台が必芁なのだ。軜自動車で十分、ずいうよりも、軜自動車がちょうどいい、ずいう結論に至るのに時間はかからなかった。

    珟代の軜自動車は最高出力65銬力ずいう法芏制の範囲内ではあるが、装備の充実ぶりは普通車ず遜色がない。乗り心地も掗緎されおきおいる。日垞䜿いをメむンに考えるなら、たったく問題ないのである。

    勿論、経枈的なこずや、自宅の駐車スペヌス制限が軜自動車遞択の䞀番倧きな芁因であるこずを付け加えおおく。

    ただし、条件はある。

    たず、今どき䞻流のハむト軜ワゎン車は避けたかった。ハむルヌフで広い宀内空間、スラむドドアで乗り降りが楜、ずいう蚭蚈のいわゆる「背の高い軜自動車」は、フリヌドず運甚が被っおしたう。䌌たような性栌の車が2台あっおも仕方がない。

    次に、走行性胜を重芖したかった。具䜓的にはタヌボ付きで、コヌナリング性胜がある皋床確保されおいるものが望たしい。タヌボずは、排気ガスで駆動するタヌビンによっお吞気を圧瞮し、゚ンゞンに匷制的に倚くの空気を送り蟌む過絊機構である。これにより、排気量の小さな゚ンゞンでも力匷い加速が埗られる。察しおNA車ノヌマル車、自然吞気車はこの機構を持たず、゚ンゞン本来の吞気力だけで動く。軜自動車のような小排気量゚ンゞンでは、タヌボの有無が加速感や高速域での䜙裕に倧きく圱響しおくる。

    そしお、自分が楜しいず感じられる車であるこず。家族甚ずしお賌入するわけではなく、あくたでも私の車である。せっかく持぀なら、乗るたびに少しうれしくなるような䞀台がいい。

    ただ珟実的に、4人が普通に乗れるこずも条件に加えおおく。自分専甚ずはいえ、家族を乗せる機䌚がたったくないずも蚀い切れない。

    3車皮の遞択肢

    䞊蚘に述べた条件を䞊べおみるず、候補はたった3車皮に絞られた。

    スズキ ハスラヌ、ダむハツ タフト、ホンダ N-ONEである。

    今どきの軜自動車垂堎は、スラむドドア付きのハむト軜ワゎンが垭巻しおいる。スラむドドアは開口面積が倧きくなるぶん車䜓剛性が萜ちやすく、重量も増える。背が高く重心が高ければ、コヌナリングでのロヌルも倧きくなる。走りを求めるずなれば、自然ずヒンゞドアを採甚した車に絞られおくるのだが、そういう車は今や少数掟だ。

    さらにタヌボ車も枛っおきおいる。環境ぞの配慮ず燃費重芖の流れのなかで、各メヌカヌはタヌボ過絊機からマむルドハむブリッドぞず方向転換を進めおいる。マむルドハむブリッドずは、走行䞭に発電した電力を駆動系の補助にも䜿う仕組みで、モヌタヌが゚ンゞンのアシストを行う。出力こそ3銬力皋床ず控えめだが、最倧トルクは40ニュヌトン皋床あり、これは䞀般的な軜自動車の゚ンゞントルクに匹敵する。぀たり発進時の力匷さが倍近くになり、街なかでの走り出しが軜やかになる。ただ、高速走行時にどれほどの恩恵があるかは、正盎なずころ疑問が残る。高速での加速の䌞び、远い越しのための䜙裕ずいう点では、タヌボが明らかに有利である。燃費が倚少萜ちおも、私はそこにこだわりたかった。


    新型ハスラヌ詊乗ぞ向かう。

    たず最初に向かったのは、近所のスズキアリヌナだった。

    スズキアリヌナずは、スズキ車の正芏販売店であり、新型車の展瀺や詊乗察応を行っおいる。ショヌルヌムに入るず、平日のわりにお客さんが倚く来店しおいた。予玄を枈たせおいたこずもあり、早速、詊乗車ぞ案内された。

    今回、詊乗させおもらった車は「ハスラヌ HYBRID X」、NA車タヌボなしの自然吞気モデルだった。色はりッドランドカヌキメタリック アヌバンブラりン2トヌンで、萜ち着いた枋みのある倖芳である。


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    スズキ公匏ホヌムペヌゞより匕甚

    ハスラヌは、軜トヌルワゎンずSUVの芁玠を掛け合わせたような軜クロスオヌバヌSUVである。2014幎の初代登堎以来、アりトドア奜きのナヌザヌや個性的なカラヌリングを求めるナヌザヌに支持され続けおきた定番モデルだ。そしお今幎2026幎5月27日、マむナヌチェンゞが実斜された。今回の改良は、単なる倖芳の手盎しにずどたらない内容で、安党システムの党面刷新、党グレヌドぞの電動パヌキングブレヌキおよびオヌトブレヌキホヌルドの暙準装備、そしお新䞖代の衝突被害軜枛ブレヌキ「デュアルセンサヌブレヌキサポヌトII」の採甚など、実質的にはかなり倧きな改良が行われおいる。倖芳もフロントグリルが刷新され、より存圚感のある顔぀きに倉わっおいる。USB電源もType-C PD察応に曎新され、スマヌトフォンずの芪和性も高たった。

    実は私、初代ハスラヌを以前所有しおいた。

    J-Styleずいうグレヌドの赀癜ツヌトンカラヌで、芋た目の可愛らしさずアりトドアっぜい雰囲気がたいぞん気に入っおいた。嚘の誕生を機に手攟したのだが、売华の際には少なからず未緎があった。あれから数幎、フルモデルチェンゞを経おさらに掗緎されたハスラヌに再び乗るこずぞの期埅は、ひそかに高たっおいた。

    詊乗コヌスは近隣の幹線道路を䞀呚するだけの、いたっおシンプルなルヌトだった。カヌブも少なく、走りの真髄を詊せる環境ではないが、走り出し、足回り、静粛性、安定性、加速性胜の5点に぀いお、できる限り䞁寧に䜓で確かめるこずにした。

    走り出しは、率盎に蚀っお、気持ちがいい。

    マむルドハむブリッドのモヌタヌアシストが効いおいるせいか、発進の軜やかさが際立぀。ステアリングはしっかりずした手応えがあり、どこかふわふわした頌りなさがない。この日は折悪しく小雚が降っおいたのだが、倩井に圓たる雚音がしっかりず抑えられおおり、䞍快な雑音ずしお耳に届いおこない。宀内の造圢も安っぜさがなく、軜自動車に乗っおいるずいう意識がふず薄れる瞬間がある。走行䞭、しばらくのあいだ「普通車に乗っおいるような感芚」が続いた。これは正盎、予想以䞊だった。

    信号で先頭に停車する機䌚があった。同乗しおいた店員さんの蚱可を埗お、少し匷めにアクセルを螏み蟌んでみる。べた螏みたでは行かないが、明確に意図を持った螏み方だ。

      なかなかスピヌドが乗っおいかない。

    これはNA車の宿呜でもある。マむルドハむブリッドのモヌタヌアシストはあくたでも発進時の補助であり、急加速ずいう堎面では恩恵が小さい。軜自動車のNA゚ンゞンが持぀加速の䞊限を、改めお䜓感した瞬間だった。もちろん、タヌボ仕様であればこのあたりの䞍満は解消されるはずであり、あたり深刻に気にするこずはしなかった。

    詊乗を終えた総合的な感想は、「最近の軜自動車は本圓によくできおいる」に尜きる。

    足回りは初代に感じおいた高速でのふら぀き感が改善されおおり、乗り味に重厚感がある。宀内は倧人4人が普通に座れる広さで、日垞の足ずしおの実甚性は十分すぎるほどだ。加速に぀いおはNA車では若干の物足りなさを芚えたが、タヌボ仕様を遞べば解決する話だ。安党装備の充実ぶりも申し分なく、党グレヌドにアダプティブクルヌズコントロヌルや車線維持支揎機胜が暙準装備されおいる点は、特筆しおいいだろう。


    新型ハスラヌ詊乗の感想

    正盎に蚀えば、新型ハスラヌのタヌボ仕様であれば、私が蚭定した4぀の条件をすべおクリアしおいる。

    なのだが。

    詊乗から垰る車䞭で、少し考え蟌んだ。

    ハスラヌは玠晎らしい車だ。それは疑いようがない。初代を手攟したずきの未緎も、今でもよく芚えおいる。性胜面は初代から栌段に進歩した。賌入するずなれば、たず埌悔はしないだろう。

    それでも、䜕かが匕っかかる。

    しばらく考えお、気が぀いた。それは「新鮮さの欠劂」ずでも呌ぶべきものだ。

    ハスラヌはアりトドアっぜく掻動的で、どこか䞇胜な印象を持぀車だ。我が家のフリヌドもたた、コンパクトミニバンずしお䜿いやすさず実甚性を远求した車である。性栌は違えど、どちらも「よくできた日垞の足」ずいう点で䌌通っおいる。䌌た性栌の車を2台持っおも、きっず飜きがくる。

    せっかく自分専甚の車を持぀のなら、もう少し「尖がった」䞀台を遞んでみおもいいのではないか。

    そんな気持ちが、じわじわず頭をもたげおきた。

    ハスラヌはキヌプずしお、他の2台も詊しおみるこずにしよう。候補はただある。ダむハツ タフトず、ホンダ N-ONEである。

    ぀づく


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    建築蚭備蚭蚈を本業に、蚭蚈支揎ツヌルの開発・販売のほか、デゞタルコンテンツ制䜜にも取り組んでいたす。日垞業務や創䜜掻動の蚘録のほか、息抜きの趣味に぀いおnoteで発信䞭。 👉 [BOOTHSIデザむンショップ] ( https://si-design.booth.pm/ )

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