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「FAX8割」の職堎で、週18時間パヌトが自動化を始めた日

    週18時間のパヌト事務員だった私が、職堎の困りごずをきっかけに、少しず぀業務を倉えおいった蚘録です。

    これは、その最初の出来事です。

    出瀟初日、私が案内されたデスクの隣には、1台のFAX機がありたした。

    「これが今回のむベントの申蟌曞です」

    䞊叞が指さした先には、次々ず届くA4甚玙の束がありたした。FAXが受信されるたびに鳎る音。玙を受け取り、内容を確認し、Excelぞ入力しおいく先茩方の姿。

    職堎には、時代に合わせおGoogleフォヌムも甚意されおいたした。けれど実際に䜿われおいるのは、申蟌者党䜓の2割ほど。残りの8割は、FAXで届いおいたした。

    「あなたには、この申蟌曞をExcelに入力しお、䞀芧にたずめおもらいたす」

    そう蚀われお開いたのは、ただ䜕も入力されおいないExcelシヌトでした。

    むベントの申蟌みを管理する仕組みはなく、届いたFAXを確認しながら、必芁な項目を䞀件ず぀入力しおいく。私はプログラミングを孊んできたわけではありたせんでしたが、この方法では入力にも確認にも、かなりの時間がかかるだろうず思いたした。

    なぜFAX機が2台あるのだろう

    オフィスには倧きな耇合機がありたした。それなのに、そのすぐ隣に、もう1台FAX専甚の機械が眮かれおいたした。

    収玍が少なく、物を眮く堎所にも困っおいる職堎です。なぜ、貎重なスペヌスを䜿っおたでFAX機を残しおいるのだろう。

    その理由は、むベントの申蟌み受付が始たるずすぐに分かりたした。

    それたで静かだった職堎に、FAXの受信音が䜕床も響きたす。次から次ぞず出おくる申蟌曞。もしこれを耇合機で受信しおいたら、ほかの人が印刷やコピヌをするこずさえ難しくなっおしたう。

    専甚機が必芁になるほど、FAXの申蟌みは倚かったのです。

    私は届いた申蟌曞を手に取り、Excelぞの入力を始めたした。

    けれど、すぐに手が止たりたした。

    FAXで届く手曞き文字は、かすれおいたり、぀ぶれおいたりしたす。

    「これは数字の『1』だろうか。それずも『7』だろうか」
    「このお名前は、䜕ず読むのだろう」

    勀務は1日6時間です。電話の察応などもあり、入力だけに集䞭できるわけではありたせん。それでも、読めない文字に出䌚うたびに、近くの垭の先茩ぞ尋ねたした。

    「すみたせん。これ、䜕ず曞いおあるか分かりたすか」

    先茩方も甚玙をのぞき蟌みながら、䞀緒に考えおくれたした。

    「『3』にも芋えるわね」
    「これは『ろ』かもしれないね」

    時には、申蟌者をよく知っおいる方が、かすれた文字を芋おすぐに名前を蚀い圓おおくれるこずもありたした。その経隓ず蚘憶に、䜕床も助けられたした。

    入力に远われるだけの仕事にしたくなかった

    先茩方の助けを借りながら入力を続けるうちに、申し蚳なさも感じるようになりたした。

    自分ひずりで刀断できないたびに、誰かの手を止めおしたう。入力が終わっおも、打ち間違いがないか確認しなければならない。倕方になる頃には疲れおいるのに、「今日の仕事で䜕かを前に進められた」ずいう感芚はあたり残りたせんでした。

    もちろん、FAXでの申蟌みを遞ぶ方には、それぞれ事情がありたす。玙のほうが䜿いやすい人もいるでしょう。

    ただ、このたたでは、申蟌みを受け取る偎も、確認する偎も、入力に倚くの時間を䜿い続けるこずになりたす。

    「もう少し、無理なくできる方法はないだろうか」

    そう思ったこずが、すべおの始たりでした。

    ただ、この先に䜕が埅っおいるのかは分かりたせんでした。

    けれど私は、入力に远われる毎日を少しでも倉えたくお、たずは自分にできる方法を探し始めたした。

    それが、私の自動化の出発点でした。

    第2話「『FAX8割』の600人むベント受付を倉えたくお。週18時間パヌトが始めた自動化【前線】」に続きたす

     
     
    週3パヌト事務員から、60歳でフリヌランスになりたした。FAXだらけの職堎でひずり始めた自動化をきっかけに、珟圚はWebアプリの䜜成やデヌタ集蚈・加工、広報支揎などに取り組んでいたす。AIず働く日々や、還暊からの新しい挑戊を発信したす。䞀緒に䞀歩を螏み出したせんか

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