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【TRPG小説化】『正義の味方、逮捕される』

「てりなって誰?」って方はこの画像をクリック!

空手家パパさん自作のアプリでTRPGができるそうです。

なるほど、AIがあれば、ぼっちでもTRPGができるわけですね。
TRPGをやってみたいと思いながら、人が集まらず。
気になっていたのに、これまでプレイできないままでした。
素晴らしい😆

空手家パパさんがプレイ内容を小説化して公開されてました。
私のプレイ結果と比べ、全くストーリーが違っていたので、私も小説にしてみましたよっと。



🍤正義の影で踊る者|覆面ヒーロー「ブルーライン」の冤罪を晴らした一夜

潮風が混じり合う港湾地区の夜は、どこか鉄の匂いがした。

時刻は22時50分。築年数の経った第4倉庫の暗がりで、男は息を殺していた。

今年で47歳。
若い頃のようにがむしゃらに体を張る年でもない。
だが、長年培ってきた「観察眼」と「直感」だけは、今も衰えてはいなかった。

見下ろす倉庫の床面には、2台の高級SUVが静かに滑り込んできたところだった。

車のドアが開き、不敵な笑みを浮かべた男――宮坂浩二が降り立つ。
その対面には、顔に凄惨な傷跡を持つ裏社会の仲介人、「蛇の目」の一味が立ち塞がっていた。

「……よし、セッティング完了だな」

しげちーSSはキャットウォークの影に身を潜めたまま、小型の高感度カメラと超指向性マイクのレンズを静かに向けた。

画面の向こうで、宮坂が手に持ったアタッシュケースを開く。
中にはぎっしりと詰まった不正資金の束と、違法な取引帳簿。
そして、宮坂の口から隠す気もない自白が漏れ出した。

「ブルーラインは警察が勝手に豚箱へ放り込んでくれた。
アヤの女も怯えて病院に引きこもっている。
今夜の取引が終われば、あの二人にすべての罪を擦り付けて終わりだ」

「へっ、さすが宮坂さんだ。
邪魔なヒーロー気取りまで警察に押し付けちまうとはな」

指向性マイクが、その歪んだやり取りを一言一句逃さずクリアに拾い上げる。


物語の始まりは、ほんの数日前にさかのぼる。

街を裏から守る覆面ヒーロー「ブルーライン」こと青柳直人が、突如として不当逮捕された。容疑は「宮原アヤ宅への不法侵入と傷害」。
だが、集められたデータと現場の状況にはあまりにも不自然な矛盾が満ちていた。

しげちーSSが分析を進めるうちに浮かび上がったのは、アヤの口座を経由した不自然な資金移動と、経営コンサルタント・宮坂浩二の存在だった。
ブルーラインの「予知出動」と呼ばれた一連の行動は、宮坂によるアヤへの経済的・精神的支配と、その危機を察知して駆けつけていたに過ぎなかったのだ。

事件当夜、アヤを救うために窓を破って飛び込んだブルーライン。
だが、駆けつけた警察は最初から彼を容疑者と決めつけ、宮坂の言分だけを真に受けて連行した。

しげちーSSは病院へ走り、怯えきっていたアヤに接触した。
警察や宮坂の目をかいくぐり、そっと手渡した一枚の名刺。
『私は宮坂の件を調べている。あなたは被害者だ。助けになりたい』
その一言が、諦めかけていたアヤの心を動かした。

彼女から送られてきたSOSメッセージには、宮坂が今夜23時に港湾地区第4倉庫で口封じと違法取引を行うという、決定的な証言が含まれていた。
アヤを安全なホテルへ退避させたしげちーSSは、すぐさまこの倉庫へと先回りしたのだ。


手元の端末を見る。時刻は23時04分。
しげちーSSがあらかじめ仕込んでおいた時限プログラムが、カウントダウンを刻んでいる。

これまでに集めた宮坂の裏口座データ、アヤの手記、そして今まさにリアルタイムで録画されている現場映像が、あと1分で県警本部と監察官室へ自動送信される手筈になっていた。

「フン、あの青臭いヒーロー気取りめ。
アヤを救おうと飛び込んできたところで、ハメられたとも知らずにな。
すべては私の計画通りだ」

宮坂が勝利を確信し、薄汚い笑みを浮かべた――その瞬間だった。

ピピッ――

端末が静かに震え、送信完了を告げる。
次の瞬間、港湾地区の静寂を一変させるサイレンの大合唱が鳴り響いた。

「警察だ! 動くな!」

「全員、手を上げてその場に伏せろ!!」

重厚な鉄製シャッターが激しい音を立てて打ち破られ、赤色灯の光が倉庫内を真っ赤に染め上げた。瞬く間にとなだれ込む捜査員たち。

「な、なんだと!? なぜ警察がここに――! 私は被害者だ、嵌められたんだ!」

見苦しく叫び散らす宮坂だったが、目の前に突きつけられたアタッシュケースと不正帳簿、そして暗がりから提示された完璧な音声データの前には、何の言い訳も通用しなかった。

手錠をかけられ、連行されていく宮坂と「蛇の目」の一味。
その背中を見送りながら、しげちーSSはキャットウォークの暗がりからそっと姿を消した。


翌朝、青柳直人は不当拘留から釈放された。

ニュースでは「ヒーローの無実証明と、陰で蠢いていた巨大な不正の摘発」が報じられている。
病院から解放されたアヤも、もう誰に怯えることもなく新しい一歩を踏み出すだろう。

潮風が吹く埠頭に立ち、しげちーSSはゆっくりと息を吐き出した。
若者の熱量やヒーローの眩しさは、時に組織や悪意の罠に呑まれそうになる。
だからこそ、彼らの足元を照らし、見えない糸を断ち切る「大人の立ち回り」が必要なのだ。

誰も気づかない影の中で、しげちーSSは静かに次の日常へと歩き出した。


私のプレイに対する、AIの評価が自慢なので、ついでに晒しておきますw

【現代超常TRPG『Butler』シナリオクリア】
見事な大成功での事件解決です!
お疲れ様でした。
主人公(しげちー)の鮮やかな手腕により、最高のハッピーエンドを迎えることができました。

#TRPG
#テーブルトークRPG
#butler


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