
【あやの戯言】眠れない夜は、眠らなくていい
最近、ちょいちょい眠れない夜がある。
久しぶりだなぁこの感覚と思いながら、本を読んだり、ぼーっとする。そして、いつの間にか眠りに落ちる。
❤︎
わたしは過去にパニック障害を発症した。パニック障害には不眠症がおまけでついてくるため、幸いなことに、眠れないことへの耐性はある。
ただ、当時はそんなに落ち着いてはいられなかった。
「眠れないときは、眠ろうとしないことが大事だ」と言われたけど、3日間でトータル4時間くらいしか眠れない日が続いたら、そんなの到底受け入れられるはずもない。
ヒーリング音楽を聴いたり、難しい本を読んで脳を強制的に稼働停止させようとしたり、ストレッチで身体をほぐしたりと、とにかくいろんなことを試した。
それはそれは必死だったよ。
「眠る」という、生物にとって自然かつ当たり前のことができない。本能的欲求が満たされない危機感で、心の中はさらにパニックだ。
そして、試せば試すほど、「眠り」は遠のいていく。
そりゃそうだ。頑張ってるんだもん。寝るという行為は、その対極にあるものだ。
頑張った末、不眠症に降参した。
明日はどうなってもいい。倒れたっていいし、思考も感情もぐちゃぐちゃになっていい。後悔にまみれて泣きじゃくってもいい。
もうどうにでもなれ、と。
❤︎
「眠る」ということを諦めたわたしは、その時々で思ったことをやった。
YouTubeが見たいと思ったら見て、本を読みたいと思えば読んで、身体を動かしたいと思ったら動かす。
新聞配達の人が来たら「早朝からありがとう」と心の中で声をかけ、鳥のさえずりが聞こえたら「おはよう」と挨拶する。
明日のこと、未来のこと、過去のこと、誰かのこと。何も考えず、ただただ、いま感じたまま過ごした。じぶんの内側で自然に起きていることに、一切抵抗しない。
─ 自然に任せる
そこからだ、わたしが“普通に”眠れるようになったのは。
❤︎
人は、ちょっとしたことで「~しなきゃ」と思ってしまう。
眠れないときは「早く寝なきゃ」と思うし、食欲がなくても「何か食べなきゃ」と思う。
普段はそこまで考えていなくても、無意識に未来のことを考え、力が入り、じぶんを追い詰めてるんだよ。
眠れない夜が続けば、いかにじぶんが追い詰められていたか、イヤでも気づかされる。
❤︎
眠れなくてもいい。次の日しんどければ休めばいい。数日休んだって、仕事も家庭も世の中も回る。
「周りに迷惑をかける」だって?そんなのお互い様だ。1ミリも迷惑をかけず生きている人が、どこに存在する?
無責任だと思うだろう。
それでいいんだよ。
眠れないほど緊張してる人には、そのくらいの無責任さが必要なんだ。だから...…
眠れない夜は、眠らなくていい。
おわり
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
日々是感謝❤︎あや