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Photo byhiiro_archive153

ユニバの誘いを断るタオちゃん

    古本喫茶店主らおばん

    ↓前日からの続きです。

    友人からのユニバの誘いを頑なに断り続けるタオちゃん。
    「私は行きません」
    「なんで、なんで、行ったことあるん?」
    「行ったことあるよ」
    「楽しくなかった?」
    「楽しかったよ」
    「ほんなら行こうよ!」
    「だから、行きたいけど行けないの!」
    「行きたいけど行かない。どういうこと?」
    「行きたいけど行かないじゃなく、行きたいけど行けない」
    「行けない? なんで? お金?」
    「お金じゃないよ」
    「じゃあ何?」
    「身長!」
    「身長? あ、あ、もしかして身長制限?」
    「そうだよ。みんなと一緒に行っても私だけ乗られへんねん!」

    この後、みんなで大爆笑。
    もちろん背が低いことについて、
    笑ったりしてはいけない現代だけれど、
    個性を分かち合えて、
    笑える仲間がいることっていいことだと思う。

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    「笑ってごめん。じゃあさ、タオちゃんが乗られへんやつは乗らへんからさ」
    「絶対ウソや。お前ら絶対にそこで笑うもん!」
    「バレたか」
    「わかるわ。お前らの考えそうなこと」
    「じゃあ、大っきなってから行こ!」
    「うん。ごめんな」

    タオちゃんは人気者である。

    こんな子どもたちが増えたら、
    世界から戦争なんて無くなるのになあって思った。

    (らおばん)

     
     
     
    明石の片隅で古本喫茶を営んでいる店主の”らおばん”です。 店名が「シェア本棚明石」だけあって本棚をシェア出来るが、2年やって借りてくれているのは3人のみ。お客の半分は小学生だけあって、客単価は100円以下。どうする?どうなる? HP→https://sbook-s.com/

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