
【AP】令和4年春午後問7組込みシステムの解説(応用情報技術者試験)
このNoteでは「応用情報技術者試験 令和4年春午後問7(組込みシステム)」の解説をします。
比較的複雑な状態遷移図がテーマの問題でした。
難易度は簡単めだけど、気を抜きすぎるとケアレスミスしたり、知らないと無理な「リングバッファ」が学びポイントでした。
「リングバッファ」みたく、組込みならではの専門用語/知識が登場するので、入門的に眺められる参考Webやテキストを紹介しました。
少しでもベースアップに繋がったら嬉しいです。
このNoteはAP対策というよりは、新資格PD-S用です。後日、PD-S問題を作成するつもりです。>(未定*)
このNoteでは、私がIT以外の学生時代にAPに独学合格した経験と、大学・IT専門学校で応用情報技術者試験の対策授業を担当した経験を詰め込んで作りました。
それでは始めましょう!
設問1 | 図に描き出す
正答は「t2-t1+Ta」。
時系列を図示すれば、あとは小学/中学の数学です。

ないとは思いますが、もう1つの計算法Bも描きました。まぁ頭の体操で。
時系列の図解は、並列処理/プリンタ共有で使います。
>【AP】図を描けば勝確 プロセス, ジョブのNote
仮想記憶(LRUとか)にも。
>【AP】他問題と同じ解法 | 仮想記憶のNote
設問2 | 通信障害時の要求の扱い
正答は「60」。
通信障害中の遠隔撮影開始の追加要求は到達しない、と解釈。最初の開始要求から60秒撮影して終了。

追加要求が遅れて届くこともないです。再送をしないって記述あり。37頁末(2)「通信障害が発生すると、データの再送は行わず」。
「データ」には、動画データだけでなく、指示も含まれるんですね。ついついサーバに報告する方だけをデータって思っちゃう。たしかに通信するだけでデータですね。
設問3(1) | 他の遷移を参考に①
正答は、
S1:遠隔撮影状態
S2:自動撮影状態
図2の待機状態からS1, S2への遷移へ注目。
右S2へ「動体検知通知イベント」なので、S2は「自動撮影状態」。37頁頭「(1)自動撮影」「動体を検知すると撮影を開始」。
右S2が動体検知で撮影開始(自動撮影)だったので、反対側の左S1は「遠隔撮影状態」(スマホから指示)。

ついでに、S3=自動+遠隔までざっくり理解を。表1「マルチ撮影状態」が「自動撮影と遠隔撮影を同時に行っている状態」。
設問3(2) | 他の遷移を参考に②
正答は、
a:遠隔撮影開始イベント
b:自動撮影タイマ通知イベント
【空欄a】はS1=遠隔撮影状態へ遷移するイベント。図2の他遷移を参考にしても良いし、表2にもイベントの定義/一覧があるので。