メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【AP】令和5年春午後問7組込みシステムの解説(応用情報技術者試験)

    このNoteでは「応用情報技術者試験 令和5年春午後問7(組込みシステム)」の解説をします。

    色々考えちゃう私と相性が最悪でした。書き方が悪いと言いたいかも。余計な数値が多いのに、記述や例示が解釈には不足だったかなぁと(単に私が読み取れなかっただけですが)。

    設問3(2)cdeの3もんは必ず正解して下さい。通信/シーケンスの基礎は「要求→応答」です。設問1, 2は深く考えちゃうと混乱しちゃいました。最初に模範解答を理解する解説をして、末節で愚痴ります。


    このNoteはAP対策というよりは、新資格PD-S用です。後日、PD-S問題を作成するつもりです。>(未定*)

    このNoteでは、私がIT以外の学生時代にAPに独学合格した経験と、大学・IT専門学校で応用情報技術者試験の対策授業を担当した経験を詰め込んで作りました。

    それでは始めましょう!


    設問1 | 起動周期と処理時間

    正答は39秒。

    「休止モード」は、表1制御部。
    「必要な処理が完了すると休止モードとなる」 
    「休止モードのとき、タイマー、測位モジュール、通信モジュールからの通知を検出すると実行モードとなり」

    つまり「処理」してない時に休止モードになる。

    休止モードが実行モードになるタイミングは、40頁。「40秒」「120秒」「600秒」。40頁頭か表2で確認。

    図3の1ブロック目。「前回の通信から40秒経過」したら、必ず通信します。38頁後半②「サーバからの〜要求確認時刻〜を受信する」。

    なので40秒ごとに実行モードになるので、休止モードは最長40秒。


    ただし設問文「処理時間は表2に従う〜」と注意書きがあるので、一捻り。

    表2「確認処理」が40秒、処理時間1秒。時系列で考えると、0〜1秒で確認処理、1秒〜40秒が休止、40〜41秒で確認処理、41秒〜80秒が休止…のはず。

    1秒〜40秒は39秒。

    基地局から受信した情報に位置通知要求が含まれていない場合、39秒後までやることなし。


    私は間違えました…。「以降の要求確認時刻は〜要求確認時刻から40秒間隔にスケジューリングされる」で解釈に困った方、後で一緒に愚痴りましょ。シンプルに「40秒ごとに受信する」って書いたほしいな…。



    設問2 | 問題文指示通りか 自分で考えちゃうか

    正答は「246」時間。

    表2に色んな数値があるので、使い方を間違うと正解できません。

    問題文の「使用可能時間=放電可能容量÷PRTの平均消費電流」で考えます。理解できない時こそ、忠実に。


    放電可能容量200mAhとは、電流200mAを1時間流せること。もし、PRTの平均消費電流が200mAなら、1時間って答えが出るはず。

    使用可能時間=放電可能容量÷PRTの平均消費電流=200[mAh]÷200[mA]=1[h]\mathrm{使用可能時間}\\ =\mathrm{放電可能容量}÷\mathrm{PRTの平均消費電流}\\ =200\mathrm{[mAh]}÷200\mathrm{[mA]}\\ =1\mathrm{[h]}

    単位を見ても正しいですね。[mA]が打ち消されて[h]になったので。>【Iパス】数式は単位に注目して立てるNote


    表2右端の「各処理の平均消費電流[mA]」を使います。
    0.1+0.5+0.2=0.8[mA]
    ただし表2上「表2の処理以外に、0.01mA」なので、
    0.8+0.01=0.81[mA]

    「使用可能時間=放電可能容量÷PRTの平均消費電流」に代入して。

    使用可能時間=200[mAh]÷0.81[mA]=246.9…[h]。

    設問文に「小数点以下を切り捨てて」なので、246[h]。


    私はまた間違えました…。難しく考えすぎちゃった。「平均電流ってなんやねん」って。周期→処理回数→1時間当たりの電流、を考えた方。後で一緒に考えましょ。お待ちしてます!



    設問3(1)b | 問題文から忠実に拾う

    模範解答は「前回の送信から600秒経過 または 位置通知要求あり」。これはギリ正解できるかなぁ。

    図3空欄bがあるシーケンスを見ると、通信モジュールに送信要求を出してます。

    PRTが送信するのは。位置情報。
    ただし2通りのタイミングあり。

    • 39頁頭④「位置通知要求が含まれていると、〜位置情報をサーバに送信」

    • 40頁頭「600秒ごとに未送信の位置情報をサーバに送信」。

    だから模範解答は「前回の送信から600秒経過 又は 位置通知要求あり」。



    シーケンス図 | 要求と応答はペア

    複数のシステムで連携する時、シーケンス図などで通信のやり取りが穴埋めに問題としてよく出てきます。

    コツは、要求と応答をペアで考えること。要求「→」の次は応答「←」。要求「←」の次は応答「→」。同じ送信元/送信先で「→」「→」や「←」「←」って連続することはありません。

    下図で確認お願いします。>【SC】令和2年度秋期午後2問2のNote

    画像

    リダイレクトや転送、処理が挟まっても、要求→応答に必ずなります。

    画像



    設問3(2)c | 要求と応答はペア①

     
     
    大学・専門学校の先生の解説Note。 学生時代にITパスポート試験・基本情報技術者試験・応用情報技術者試験を独学で高得点合格。情報処理安全確保支援士試験(セキスペ)・データベーススペシャリスト試験・ネットワークスペシャリスト試験・G検定なども取得。 2027年にPD-S受験予定。