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【セキュマネ】平成30年度春午後問3の解説(情報セキュリティマネジメント試験, SG, 科目B)

    このNoteでは「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」平成30年度春科目B問3を解説します。


    用語が多かったですね。今や日用語に浸透した用語も出ました(ヒヤリハット, ボトムアップ, ノマドワークなど)。

    とはいえ”知らないと詰む”ほどでもなく、”どこかで聞いたことある””推測できる””似た用語を知ってる"ケースが多いので、点数は拾えたと思います。

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    不正解の選択肢/用語についても解釈/解説をしました。復習を広く深くする役に立てて頂けたら嬉しいです。

    このNoteには、私がIT専門学校で授業したことを基に作成しています。専門学生は更に上位のFE, APを目指します。SGは通過点に過ぎません。意識を高く持って、合格以上の収獲を得て欲しいと思い解説を作りました。

    それでは始めましょう!


    私のNoteは500記事以上あります(2025/11/30)。
    SG科目A/午前も解説作りました。
    >全Noteへのリンク(SG)


    設問1(1) | 知らなくても推察できる

    正答は、ウ(改正前は”個人情報の量, 利用方法からみて、個人権利利益を害する恐れが少ない場合、個人情報取扱事業者から除外”の記述があったから)。

    下線①前から読むと、

    • 2015年に個人情報保護法が改正

    • 改正法は2017年5月30日に施行

    • 2016年12月20日まで3,800件を超えることがなかった

    • 改正法の施行以降(2017年)は、個人情報取扱事業者に該当する

    以上から、法改正前は、3,800件なら個人情報取扱事業者には該当しないので、法規制の対象にならなかった、と推察できます。

    正答は理解できます。ウ(改正前は”個人情報の量~少ない場合、個人情報取扱事業者から除外”の記述があったから)。

    イも”個人情報の数の条件”があるのですが、”改正後”に記述がある旨なので誤り。”改正前”と書かれていたら正答でした。
    私は気づかずにイと解答して間違いました…。”数がある!これだ!”と…。



    補強 | 個人情報保護法

    個人情報は、”個人を特定できる情報”全般を指します。

    Iパスで、定義や扱い方が出題されましたね。
    >【Iパス】法律⓯A:個人情報保護法(定義/取扱)Note
    >【Iパス】法律⓯B:個人情報保護法(事業者)Note

    更に法改正により「要配慮個人情報」「匿名加工情報」などが新設されました。最低3~5種類、最大10種類も知っておく必要があります。SGに出題されちゃったので。>【SG】平成30年度春午後問1の解説Note

    ここでは、個人情報保護法の改正経緯、個人情報の分類をざっくり補強しておきます。個人的には、分類を先に学習した方が良いです。



    改正の歴史

    個人情報保護法はざっくり3年ごとに改正しているようです。

    • 2017年改正

      • 保有する個人情報が5000件以下なら法律の対象外でしたが、1件だろうが法律の対象になるようになりました。

      • 「要配慮個人情報」が新設。

      • 「匿名加工情報」が新設。

      • 「個人情報保護委員会」が設置。

    • 2022年改正

      • 「仮名加工情報」の新設。

      • 「個人関連情報」の新設。

    • 2024年改正

      • Webスキミング対策が追記。Webページの入力欄における盗聴にも法律が適用。

    参考Web:wikipedia❶、wikipedia❷



    個人情報の種類

    SGで個人情報の種類が出題されました。

    「個人情報」「要配慮個人情報」「匿名加工情報」を基本に、「特定個人情報(マイナンバー絡み)」「機微情報」までは必要です。>【SG】平成30年度春午後問1の解説Note

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    まずはIパスレベルから学習して下さい。
    >【Iパス】法律⓯A:個人情報保護法(定義/取扱)Note
    >【Iパス】法律⓯B:個人情報保護法(事業者)Note
    次にSGの特化問題を。
    >【SG】平成30年度春午後問1の解説Note

    これで個人情報絡みはかなり堅固になりました。



    設問1(2)a | 知ってる言葉に賭ける

    正答は、エ(内部統制)。

    【空欄a】前に「コーポレートガバナンス」があるので、近しい言葉を選択肢から探すと「内部統制」かな、程度でOKです。

    「コーポレートガバナンス」(=ガバナンス, 経営統治, 企業統治)は、企業の健全性(収益・遵守)を管理すること。>法律⓫:コーポレートガバナンスNote

    「内部統制」は、企業の健全性のために、全社員(経営者も従業員も)が守るルールや仕組み。強化する事例は、業務の効率化・財務の正当化・法令の遵守。職務分掌などの工夫も。>法律⓬A:内部統制(定義)Note

    似た言葉ですが、視点が少し違います。

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    「ガバナンス」「ITガバナンス」「内部統制」「IT統制」「コンプライアンス」と似た言葉があるので特集しました。

    >法律➓:コンプライアンスNote
    >法律⓫:コーポレートガバナンスNote
    >法律⓬A:内部統制(定義)Note
    >法律⓬B:内部統制(職務分掌)Note
    >法律⓬C:内部統制(法律/責任)Note
    >法律⓬D:内部統制(プロセス)Note
    >法律⓭:ITガバナンスNote
    >法律⓮:IT統制Note


    他選択肢は微妙。内部統制とPMBOKは大事ですが、他を覚えるぐらいなら、上記のガバナンス系統の方が得点が上昇し易いです。

     
     
    大学・専門学校の先生の解説Note。 学生時代にITパスポート試験・基本情報技術者試験・応用情報技術者試験を独学で高得点合格。情報処理安全確保支援士試験(セキスペ)・データベーススペシャリスト試験・ネットワークスペシャリスト試験・G検定なども取得。 2027年にPD-S受験予定。