【疑問が学びに変わるとき】2学期も"It's a piece of cake !"、これ訳せますか?
これは、学級通信でも、生徒たちに出した問題です。
「It's a piece of cake.」
英語が得意な人は、まず自分で訳してみてください。
分かりやすいように、例文もつけます。
Ren: Can you help me with this math problem?
Hana: Sure, it's a piece of cake.

どうも、なぎ太です。
普段は中学校で理科を教えながら、授業DXや生成AIの活用について発信しています。今回はちょっと珍しく、英語の話です。
① 直訳すると、変な日本語になる
直訳すると、「それはケーキの一切れです。」となります。

ハナさんが変なことを言っていることになりますよね。
そうなんです。これでは会話として、全然意味が通りません。
ここで、少し立ち止まって考えてみてください。
一切れのケーキは、みなさんにとって、どのくらいのものですか?
一切れのケーキぐらいだったら、すぐ食べきれますか?
中学生だったら、あっという間ですよね。
つまり、
「あっという間に食べきれてしまう」=「とても簡単だ」
というわけで、「It's a piece of cake.」は、実は「簡単」「楽勝」という意味の慣用句なんです。

② 日本語にも、同じような表現がある
これ、実は日本語にも似たような言い回しがあります。
例えば、「朝飯前だ」「お茶の子さいさい」なんかですね。
どちらも、食べ物を使って「簡単さ」を表現しています。

『日本語っておもしろい!』
国や言語が違っても、人は「簡単なこと」を「食べ物」に例えたくなるものなのかもしれません。考えてみると、なんだか面白いですね。
ちなみに、この「It's a piece of cake」というフレーズ、私が最初に耳にしたのは、ある宇宙に関する人気漫画作品の中でした。物語を通して、何度も出てくるキーワードになっている作品があるのですが、知っている人は「あ、あのマンガね。」とピンとくるかもしれません。
③ 他の国では、何に例えるんだろう?
ここで、一つの疑問が浮かびました。
日本語は「朝飯」や「お茶の子」、英語は「ケーキ」。じゃあ、他の国の言葉では、いったい何に例えられているんだろう?
正直、AIに聞けば一瞬で答えが出てきます。でも、今回はあえて聞かずに、自分で考えてみるのも面白いんじゃないかと思っています。もし気になったら、ぜひ自分で調べてみてください。答えを知る過程そのものが、案外楽しかったりします。
まとめ
ちなみに、私にとっての「piece of cake」を挙げるなら――
今ならそうだな。
昨日、大学時代の友人と沖縄料理のお店に行って、ソーキそばを食べたのですが、正直、あれなら何杯でもいけそうな気がします!
だから、ソーキそばで(笑)
さて、
一つの単語、一つのフレーズから、「なんでだろう?」が広がっていく。今回の「piece of cake」も、生徒に向けて書いた小さな問いかけでしたが、書きながら私自身、「他の国はどうなんだろう」という新しい疑問に出会いました。
2学期スタートで生徒に伝えたい言葉です。
「疑問は、案外身近なところに転がっています。2学期が始まるこのタイミングで、みなさんにも、そんな小さな『なぜだろう』を見つけてもらえたら嬉しいです。」
そして、私の心づもりとして、
2学期もきっと「It's a piece of cake」――そう思えるくらい、肩の力を抜いて、楽しみながらいきたいと思います。

おまけ
チャッピー🐶に前回やめろって言ったタッチ。

やりおりはべりました!(?)

え。むしろチャッピー🐶の絵の方がいいですか?
おまけ2
さっき出てきた「やりおりはべりました」
絶対意味不明な言葉。
全員解読できないだろう!と、Gemini🤖に聞きました。
やりおりはべりました!(?)
絶対AIにわからない言葉
(いや、誰にもわからないと思う)
しっかり古文のラ変(ラ行変格活用)カルテットが全部乗せになっていて思わず笑ってしまいました。
古典文法で習うラ変動詞「あり・をり・はべり・いまそかり」の呪文をベースに、やり(動詞「やる」の連用形)
をり(居り)
はべり(侍り:丁寧語「〜ございます / お仕えする」)
まし(助動詞「ます」の連用形)
た(過去・完了の助動詞)
を力技でドッキングさせた「やってしまいました(超・重言&古風丁寧版)」ですね。

