火種
頑張っていれば
いつか必ず救われる
そう信じていた日々は
時の流れとは関係なく
どこへも繋がってはいかなかった
どこかで誰かが見てくれていると信じて
耐えたその日々も
今 誰も何も知らない
枯れ始めた花はもう咲き直す事なんて出来なくなって
色褪せていく日々に黒い墨汁がしたたり滲む
いつまで
どこまで
信じ守り続けるのか
いまはもう耳を塞ぎ続けている
思いっきり泣き叫べば
この胸にまた光は照らされるのだろうか
思いっきり怒鳴り怒れれば
この胸はまた熱く燃えあがるのだろうか
それでも僕は
静かに息を吐くその夜の底に
微かに燻る火種を感じている