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② 【 ポテンシャルを解放 】 MIDIコントロール実践・解説ガイド|LIVEN Ambient Ø

    ※内容の充実を図るため、予告なく更新する場合があります。

    Ambient Ø(アンビエント・ゼロ)
    SONICWARE のアンビエント特化型グルーヴボックス

    KASTLE DRUM(カストル・ドラム)
    Bastl Instruments の手のひらサイズのモジュラードラムシンセ

    MONOLIT(モノリット)
    ライトレフト
    のMIDIコントローラー
    の3つの機材を組み合わせ、ジャムセッション動画を制作しました。

    前回の記事では、Ambient Ø で任意のサンプル素材を活用するコツを解説しました。

    今回は、MIDIコントローラー

    『 MONOLIT 』を使って
    Ambient Ø のパラメーターを
    コントロールするコツ

    について、詳しく紹介します。

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    MONOLIT から MIDI CC を送信することで、Ambient Ø の複数トラック・複数パラメーターを同時に制御でき、

    本体単体では実現できない
    リアルタイムの音色変化が可能

    になります。

    MIDI CC(Control Change/ミディ コントロール チェンジ)とは

    MIDI規格に定義された 128種類(0〜127)のコントロールナンバー を使って、音源や機器へ 各種パラメータの値を送るためのメッセージ

    MIDI CC を理解することで、Ambient Ø に限らず多くの機材に応用でき、パフォーマンスの可能性が大きく広がります。

    この記事の内容を参考に、ぜひご自身の曲制作やパフォーマンスに役立ててみてください。

    なお、本記事の内容はあくまで筆者個人の体験・主観に基づくものです。あらかじめご了承ください。

    ※それぞれの機材については、下記にまとめています。

    ▼ Ambient Ø

    ▼KASTLE DRUM

    ▼ MONOLIT


    【 目次 】

    ・MIDIとは
     ▶︎ MIDI端子やケーブルについて

    ・MIDIコントローラー
     ▶︎ MIDIコントローラーでできること

    ・MONOLITを使って操作したこと

    ・Ambient Ø MIDIチャート
     ▶︎ MIDI インプリメンテーションチャート
     ▶︎ FX SPEEDをコントロールする場合

    ・Ambient ØのMIDIチャンネルの設定

    ・MONOLITのインターフェイス

     ▶︎ バンクの切り替え操作

    ・MONOLITの設定
     ▶︎ 設定例 ①:レゾナンス
     ▶︎ 設定例 ②:FX AMOUNT

    ・MIDIコントローラー メリット/デメリット
     ▶︎ ライブでの具体例
     ▶︎ セッション動画のMIDI CC設定
     ▶︎ MIDIコントローラーを使う目的

    ・MIDI設定の一般的な手順まとめ
     
    ▶︎ MIDI CC 設定画面の比較

    ・MONOLIT のモード


    【 MIDIとは 】

    MIDI(ミディ)とは、シンセサイザーなどの電子楽器やコンピューター間で演奏情報をやり取りするために、1983年に制定された統一規格(MIDI 1.0)

    メーカーや機種に左右されず互換性をもち、音の高さ・大きさ・長さといった演奏情報を、数値データとして送受信します。

    これにより、たとえば機材同士のテンポを同期させたり、鍵盤のない音源モジュールを外部キーボードから演奏したりと、便利な使い方が可能になります。

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    お持ちの機材にMIDI端子がついている場合、その機材には拡張性があり、音楽的にさまざまな活用ができる可能性があると考えてください。

    現在は MIDI 2.0 という新しい規格もあり、

    ・ベロシティなどの高解像度化(従来の 7bit[0–127段階] → 32bit の高精度コントロール)

    ・双方向通信(機器同士が互いの機能・設定を“やり取り”可能)

    などに対応した機材もあります。

    (例:KORG KeystageやYamaha MONTAGE Mなど)


    ▶︎ MIDI端子やケーブルについて

    一例として、以下のようにいくつか種類があります。

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    最も一般的なのは、Ambient Ø に搭載されているような 5pin DINタイプのMIDI端子 です。

    ただし注意点として、5pin以外にも端子の種類があり、TRS MIDI では TRS 側のサイズが 2.5mm と 3.5mm の2種類あり、さらに TYPE-A と TYPE-B の規格があります。

    MIDI機器同士を接続する際は、端子の形状・サイズ・TYPE の組み合わせを必ず一致させる必要があります。


    【 MIDIコントローラー 】

    MIDIコントローラーは、数千円で手に入る手頃なものから、より多機能で高価なモデルまで、さまざまなメーカーから幅広くリリースされています。

    たとえば NOVATION Launchkey MIDIキーボード にはノブ、パッド、スライダーが備わっており、鍵盤も搭載されたタイプのMIDIコントローラーです。

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    NOVATION Launchkey 49 MK4

    ▶︎ MIDIコントローラーでできること

    機材にもよりますが、MIDIコントローラーでは次のような操作が可能です。

    ・トラックのミュート/ミュート解除

    ・パッドやボタンで音を鳴らす

    ・スライダーやノブで音色を変化させる
    (フィルターのCUTOFFやレゾナンスを調整)

    ・サスティンペダル情報の送信

    など

    今回のセッション動画では、MONOLIT から Ambient Ø をMIDIでコントロールしていますが、Ambient Ø 本体には MIDI OUT も搭載されており、設定したMIDI情報を外部機器へ送信もできます。

    つまり、Ambient Ø の鍵盤で他のMIDI機器を演奏する といった使い方もできます。


    【 MONOLITを使って操作したこと 】

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    Ambient Ø 本体のノブやボタンには触れず、MONOLIT のスライダーとボタンだけで Ambient Ø のパラメーターをコントロールしました。

    MONOLIT のような MIDIコントローラー を使うことで、たとえば、トラックボタンの切り替えや、shift ボタンを押してセカンダリパラメーター(例:attack など)へアクセスする必要もなく、

    制御したいパラメーターに
    ダイレクトにアクセスできる

    ようになります。


    【 Ambient Ø MIDIチャート 】

    ▶︎ Ambient ØがMIDI受信できる項目

    MIDIコントローラーを設定する前に、まず

    Ambient Ø が外部から
    どのパラメーターを
    コントロールできるのか

    を確認します。

    Ambient Ø の場合は、SONICWARE公式サイトのオンラインマニュアルに掲載されている

    「 LIVEN Ambient Ø MIDIインプリメンテーションチャート(日本語) 」

    を確認します。

    https://www.sonicware.co.jp/DL/LIVEN_Ambient/DOC/Ambient0_manual_MIDI_jp.pdf

    (一般的に、MIDI CCの情報はマニュアルにまとめられています。)


    ▶︎ MIDI インプリメンテーションチャート

    以下は、Ambient Ø の MIDI インプリメンテーションチャートです。

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    チャートの前半には、ベーシックチャンネル〜ピッチベンドまでの情報が並んでいますが、この部分はざっくり確認する程度で大丈夫です。

    重要なのは、その後に続く

    コントロールチェンジ
    (Control Change / CC) の項目

    です。

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    赤枠:Ambient Ø の「パターン全体」に影響するパラメーター
    青枠:各トラックごとに調整できるパラメーター

    また、

    各パラメーター名の左側に
    ○ がついていれば、
    その項目は MIDI CC を送ることで
    外部からコントロールできる

    ことを表します。

    後ほど詳しく解説しますが、具体的な設定としては以下になります。

    ▶︎ FX SPEEDをコントロールする場合

    【 Ambient Ø 】
    パターン用パラメーターのMIDIチャンネルを設定
    例:6に設定
    FX SPEED の CC ナンバー:22(チャートで確認)

    【 MONOLIT 】(MIDIコントローラー)
    CHANNEL:6
    CC NUM(MIDI CCナンバー):22

    この設定を行うことで、MONOLIT から Ambient Ø の FX SPEED をコントロールできるようになります。


    【Ambient ØのMIDIチャンネル設定 】

    機材を MIDI コントローラーで操作するには、

    お互いの MIDI チャンネルを
    合わせる必要が

    あります。

    ここでは、Ambient Ø 側の MIDI チャンネル設定方法を解説します。

    ① パターン用パラメーターの MIDI チャンネルを設定

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    (Ambient Ø 公式マニュアル Rev.3 / P.92 参照)

    1. func + MIDI CH を数回押す
    2. PT.CH を選択
    3. VALUEノブを回し、CH.06に設定します。(チャンネルナンバーは他と重複しなければ任意に設定可能です)

    ② 1〜4レイヤー(トラック)のMIDIチャンネルを設定

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    1. func + MIDI CH を数回押す
    2. L1.CH を選択
    3. VALUEノブを回し、CH.01に設定

    同じ手順で、以下のように設定します。

    L2.CH → CH.02
    L3.CH → CH.03
    L4.CH → CH.04

    ※デフォルト状態では、レイヤー1〜4の MIDI チャンネルは 1〜4 が割り当てられています。

    これらの Ambient Ø 側の MIDI チャンネル設定を踏まえたうえで、次に MONOLIT(MIDIコントローラー)側の設定 を行います。


    【 MONOLIT の インターフェイス 】

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    スライダーにはほどよい重さがあり、ボタンも押しやすく、全体的に操作性は快適です。

    ディスプレイも小さすぎず表示が見やすいため、パラメーターの確認や設定がストレスなく行えます。

    また、設定を保存できるバンクは A〜H の全8個。

    動画内でも行っているように、MIDIコントロール中でもバンクを切り替えられる ため、ライブやセッションでも柔軟に使えます。


    ▶︎ バンクの切り替え操作

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    【 MONOLITの設定 】

    MONOLIT は
    本体だけで
    MIDI CC の設定が可能

    です。(※専用の Web エディターからも設定できます)

    MONOLIT WEB-EDITOR
    https://www.lightreft.jp/lr-page

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    MONOLIT WEB-EDITOR

    MIDIコントローラーの機種によっては、本体側で CC 設定ができず、ブラウザや専用アプリから行う必要があるものもあります。(※本体だけで設定可能な機種は少ないです)

    ここからは、セッション動画で実際に使用した MONOLIT の具体的な設定を解説していきます。

    多くの MIDI コントローラーと共通する部分が多いので、他の機材にも応用できます。


    ▶︎ 設定例 ①

    ・スライダーで レゾナンス をコントロール
    ・ボタンで トラックのミュート/ミュート解除

    【 スライダー 】
    ・トラック:2
    ・パラメーター:RESO(レゾナンス)
    ・最小値:80
    ・最大値:110

    【 ボタン 】
    ・トラック:4
    ・パラメーター:トラックミュート/ミュート解除
    ・動作:押すたびにミュートのON /OFFが切り替わる

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    この設定により、MONOLIT 本体では以下の操作ができるようになります。

    BANK A
    ・左から4本目のスライダー
     → Ambient Ø のトラック2(MIDI チャンネル2)のレゾナンス値を変化

    ・左から4つ目のボタン
     → トラック4のミュート/ミュート解除を切り替え

    • CC STEPS :(TOGGLE モード でのみ可能)
     ボタン出力値のステップ数を増やします。ステップの最大数は10 です。これにより、出力のMIDI値を最小値と 最大値の間にすることができます。

    •INVERT:
     送信されたボタンの値を反転


    ▶︎ スライダー

    レゾナンスは、スライダーを下げ切ったとき 80(MIN)、上げ切ったとき 110(MAX) の範囲で変化します。

    これは、その範囲内で音を変化させたかったため、この値に設定しています。

    Ambient Ø のノブを “左に回し切った状態から右に回し切った状態” まで、フルレンジで動作させたい場合は、

    MIN:0
    MAX:127

    に設定します。


    ▶︎ ボタン

    ボタンは押すたびにミュートとミュート解除が切り替わる仕様です。

    ただし、Ambient Ø 本体側のトラックミュート状態と完全に同期しているわけではありません。

    たとえば、Ambient Ø 本体でトラックがすでにミュートされている状態で MONOLIT のボタンを押すと、
     → ミュート解除になります。

    また、MONOLIT 側のボタン LED(点灯/消灯)で現在のミュート状態を判別することはできません。

    この点は操作するときに注意が必要です。


    ▶︎ 設定例 ②

    ・スライダーで FX AMOUNT をコントロール
    ・ボタンにはパラメーターを割り当てない

    【 スライダー 】
    ・パターン全体
    ・パラメーター:FX AMOUNT
    ・最小値:20
    ・最大値:70

    【 ボタン 】
    ・設定なし

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    この設定により、MONOLIT 本体では以下の操作ができるようになります。

    BANK B
    ・左から5本目のスライダー
     → Ambient Ø のFX AMOUNT(MIDI チャンネル6)の値を変化

    ・左から5つ目のボタン
     → 割り当てなし


    ▶︎ スライダー

    FX AMOUNT は、スライダーを下げ切ったとき 20(MIN)、上げ切ったとき 70(MAX) の範囲で変化します。

    これは、その範囲内で音を変化させたかったため、この値に設定しています。

    Ambient Ø のノブを “左に回し切った状態から右に回し切った状態” まで、フルレンジで動作させたい場合は、

    MIN:0
    MAX:127

    に設定します。


    ▶︎ ボタン

    この設定例では、とくにパラメーターを割り当てていません。

    ただし、CC NUM(MIDI CC ナンバー)を 13 にしている理由は、Ambient Ø の MIDI インプリメンテーションチャート上で 未使用の番号 だからです。

    そのため、誤ってボタンを押しても Ambient Ø に影響が出ることはありません。

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    【 MIDIコントローラー メリット/デメリット 】

    Ambient Ø を MONOLIT でMIDIコントロールしてパフォーマンスすることは、実際にやってみるととても面白いです。

    ただし、便利な反面、デメリットもあります。そこで、MIDIコントローラーのメリット・デメリットを整理してみました。

    ▶︎ メリット

    ① 複数トラック、複数パラメーターを同時にコントロール可能
    ② パラメーターの変化する幅を固定できる
    ③ 複数機材を同時にコントロール可能

    ① 複数トラック • 複数パラメーターを同時にコントロール可能

    個人的に、MIDI コントローラーを使う最大の魅力はこれです。

    たとえば、Ambient Ø でトラック1と2の CUTOFF を同時に調整することは、トラックごとに専用のノブが搭載されていないため本体だけではできません。

    (もし全トラック・全パラメーターのノブが実装されていたら、ノブの数が膨大になり、筐体サイズはコンパクトでなくなります)

    MIDI コントローラーを使えば、トラック1の レゾナンス を上げながら、同時にトラック3の detune を操作することができます。

    Ambient Ø 単体での
    ノブ操作よりも、
    よりダイナミックな
    音色変化 を簡単に実現

    できる

    ので、パフォーマンスの面白さが格段に増します。

    (この楽しさは実際に体験してこそ伝わると思います)

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    ② パラメーターの変化幅を固定できる

    設定例①・②でも紹介しましたが、MIDI 側でパラメーターの変化幅を指定しておくと、以下のメリットがあります。

    ・パラメーターの初期値にスムーズに戻せる
    ・値を変化させすぎてしまうのを防げる

    事前に範囲を決めることで、

    直感的に思い切って
    音を変化させやすくなり、
    パフォーマンスする際の
    迷いがなくなる

    のもポイントです。

    ただし、音や演奏に意外性や予想外の変化を求める場合は、範囲を広げたり レンジを0〜127に設定する方がいいかもしれません。

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    ③ 複数機材を同時にコントロール可能

    今回の動画では触れていませんが、MIDI コントローラーを使うと、

    手元から複数の機材を一括で操作

    できます。

    機材ごとに MIDI チャンネルを分けるなど設定は少し複雑になりますが、たとえばライブパフォーマンスでは以下のようなことが可能です。

    ・複数機材のトラックミュートを同時に操作
    ・音色変化やエフェクトのパラメーター調整をまとめてコントロール

    ▶︎ ライブでの具体例

    筆者はライブで MIDIキーボード「Launchkey mk4」 を使用しています。MIDI キーボードから MIDI THRU BOX を経由して複数の機材に MIDI 情報を送信しています。

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    例:MIDIキーボードだけで行う操作

    ・鍵盤で Tangerine(画像内中央左のオレンジの機材)のピアノ音源を演奏

    ・パッドで Tangerine の音色変更

    ・パッドで Microcosm(画像内中央右上の灰色の機材)のルーパー操作(録音/再生/オーバーダブ/録音削除)

    MIDI を活用することで、手元で簡単に多くの操作をまとめてできるので、パフォーマンスや曲作りもより効率的で便利になります。


    ▶︎ デメリット

    ① MIDIについての理解が必要
    ② 設定に手間がかかる
    ③ 万能ではない
    ④ 視聴者に熱量が伝わりにくい

    ① MIDIについての理解が必要

    MIDIコントローラーを便利に使うためには、MIDIの仕組みをある程度理解しておくとスムーズです。

    複雑なことをしなければ、基本的な理解はそれほど難しくありませんが、

    MIDIチャンネルや
    MIDI CC、各機材のMIDI設定は
    把握しておくことが必要

    です。


    ② 設定に手間がかかる

    MIDI CC を使って機材を制御する場合、

    コントローラー側と
    受信側の両方で
    事前設定 が必要

    です。


    ▶︎ セッション動画のMIDI CC設定

    今回のセッション動画では、「どの音色のどのパラメーターをどのように変化させるか」を事前に設定しました。

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    MONOLITに設定するための設計

    ▶︎ MIDIコントローラーを使う目的

    コントロールしたいパラメーターが増えるほど、設定に時間がかかります。

    もちろん、ざっくりとレンジを 0〜127 に設定するだけでも手間は軽減されますが、機材を接続してすぐに思い通りのパフォーマンス というわけにはいきません。

    機材が増えたり、
    複雑な操作をしようとするほど、
    MIDIコントローラーの設定は
    慎重に行う必要があります。

    (MIDIチャンネルが重複していないか、MIDI CC が合っているかなど)

    また、設定した項目が多いほど、たとえば

    どのスライダーに
    どのパラメーターを
    アサインしたかを
    覚えておく必要

    があります。

    MIDIコントローラーの中には、ノブやスライダーなど操作端子が多く、さまざまなことができる機種もありますが、それが必ずしもメリットになるとは限りません。

    モチベーションとの兼ね合いもありますが、

    「MIDIコントローラーで
    何をどうしたいのか」を
    はっきりとさせておくことが大切

    です。

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    ③ 万能ではない

    ほとんどの MIDI コントローラーは汎用設計のため、特定の機材に特化しているわけではありません。

    例えば、今回の動画で使ったように Ambient Ø のトラックミュート/ミュート解除の動作は、MONOLIT のボタンと完全に同期するわけではありません。

    そのため、各機材の仕様を理解したうえで、場合によっては妥協しながら有効な使い方を見つける必要があります。


    ④ 視聴者に熱量が伝わりにくい

    例えば、ライブや動画でのパフォーマンスでは、グルーヴボックス本体のノブやスライダーを直接操作することで、どのパラメーターをコントロールしているのかが視覚的に伝わりやすくなります。

    しかし、

    MIDI コントローラーを使う場合、
    ノブやスライダーに
    どのパラメーターを
    割り当てているのかが、
    演奏者以外には分かりません

    (テープなどでラベリングしていれば別ですが)。

    そのため、

    オーディエンスや視聴者に
    パフォーマンスの熱量が
    伝わりにくくなる

    ことがあります。

    今回の動画では、変化させているパラメーターをリアルタイムで画面に表示することで、パフォーマンスへの没入感が少しでも損なわれないようにしました。

    MIDI コントローラーを使う際は、操作するポイントを絞ったり、パフォーマンスの魅力を別の要素で補ったりするなどの工夫が必要かもしれません。


    【 MIDI設定の一般的な手順まとめ 】

    以下に、多くのハードウェア機材・MIDIコントローラーで共通して使える、
    MIDI CC を使った外部機材をコントロールするための一般的な手順をまとめました。

    ① 制御したい機材のマニュアル内「MIDIチャート」を確認
     → 制御したいパラメーターに割り当てられている MIDI CCナンバー を確認する。

    ② 制御したい機材の MIDI受信設定を確認
     → MIDI CC受信が有効(ON)になっているか を確認。
      (一部機材は MIDI CC の受信を ON/OFF で切り替え可能)

    ③ 制御される側の機材が受信する MIDIチャンネルを設定
     → どのトラック(MIDIチャンネル)で受信するかを設定。

    ④ MIDIコントローラー側で、制御したいトラックと同じ MIDIチャンネル に設定

    ⑤ MIDIコントローラー 側で送信するパラメーターの MIDI CC ナンバー を設定
     → ノブ/スライダーに対して、機材のMIDIチャートに記載されている 該当のCC番号 を割り当てる。

    ⑥ MIDIコントローラー の MIDI OUT → 制御したい機材の MIDI IN へ接続する
    (USB利用時はコントローラー→機材をUSB接続)

    ▶︎ MIDI CC 設定画面の比較

    下の図は、MONOLIT と Launchkey mk4 の MIDI CC 設定画面を比較したものです。ご覧のとおり、どちらも非常に似た構成になっています。

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    このように、MIDI設定の基本さえ押さえておけば、ほとんどの MIDI コントローラーに共通して応用できます。


    【 MONOLIT のモード 】

    MONOLIT には MIDI CC モード(セッション動画で使用)のほか、さまざまなモードが実装されています。

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    各モードの詳しい解説は、LightReft の公式動画 をご覧ください。

    また、公式アナウンスによると、近々リリース予定の ファームウェア v2.0 では、

    ・8トラック・シーケンサー

    ・1つの画面から複数トラックをコントロールできるパフォーマンス・モード

    などが搭載される予定とのことです。

    MONOLIT を使って、いろいろなアイデアを試しつつ、他の機材でも表現の幅を広げていきたいと思います。

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    今回は、MIDIコントローラー 「MONOLIT」 を使って Ambient Ø を MIDI で制御する方法をご紹介しました。

    MIDI 機材をお持ちの方は、この記事を参考に MIDI コントローラーを接続して、今までできなかったアイデアを試したり、パフォーマンスしたり してみてください。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    12/19(土)Ambient Pillow出演 / アンビエント /音楽歴約26年/2015年フランス(世界遺産)・ドイツでライブツアー/SONICWARE 優秀クリエイター /NicaFelt / 大阪 https://namimum.wixsite.com/nicafelt

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