
憎しみを【自己肯定感】に変えたこと③
離婚が決まったあの頃、私の心は完全にボロボロでした。
元旦那を激しく恨んで、寝ても覚めても苦しくて、呪ってやりたいほどに憎んでいました。
でも、ふと猛烈な虚しさに襲われたのです。
「人を嫌う」ということは、ものすごく壮大なエネルギーを使います。
私は一体、何をしているんだろう?
身も心も、貴重な時間も、すべてを無駄にしている。
なぜ私は、あんな大嫌いな人のために、自分の大切な人生を削っているのだろう。
そう思った瞬間、自分の姿がひどく醜く思えました。
これから幼い息子を一人で、必死に育てていかなければならないというのに。
「変わりたい」
「変わらなければいけない」
暗闇の中で、強くそう思いました。
被害者であり、加害者でもあった自分を受け入れるということ
それまでの私は、感情的に元旦那を責め立てるばかりでした。
そこから抜け出すことは、決して簡単ではありませんでした。
なぜなら私は、裏切られ、傷つけられた「被害者」であると同時に、怒りに任せて相手を傷つけた「加害者」でもあったからです。
お互いに未熟だったという事実を、どうしても受け入れる必要がありました。
私は暇さえあれば本を読み、ネットで関連する記事を調べ続けました。
答えを探して、必死に自分の心と向き合いました。
そうして暗闇を彷徨ううちに、少しずつ変化が訪れたのです。
元旦那を傷つけてしまった自分も、元旦那に傷つけられた自分も、どちらもフラットに認められるようになっていきました。
自分を許し、相手を許した先にあった世界
自分の心を許し、元旦那を許すことができた。
胸がすっと軽くなっていく感覚を今でも覚えています。
それはまさに、本当の意味での「自己肯定感」が芽生えた瞬間でした。
執着を手放した途端、それまでトゲトゲしていた世界が、とても平和に見えました。
「自分は自分のままで良いのだ」と思えた時、不思議とどんな人に対しても、心から愛を持てるようになったのです。
この大きな苦しみを通じて、こんな大切なことに気づけた自分って、なんて凄いんだろう。
息子に恥ずかしくない母親の心を持てた自分って、なんて尊いんだろう。
私を母親にしてくれて、生きる希望をくれた息子、
私を成長させてくれるきっかけをくれた、元旦那、
そして、孤独だった私を支え、関わってくれたすべての人へ感謝しています。
あの地獄のような日々も、そこから出会えたすべての人たちも、私が私らしく生きるために必要な試練であり宝物だったのだと、今なら心から思えるのです🍀
【憎しみ】を【自己肯定感】に変えるために、私が心の中で実践した具体的なシミュレーション方法をこちらにまとめました。
もしよろしければ、あわせて読んでいただけると嬉しいです。
🍀 第10作目:『私が、憎しみを【自己肯定感】に変えるまで。執着の手放し方、終わらせ方。』