春分前のゆる散歩 鳥見と花見
ほんの数日経つだけで、自然の様子はがらりと変わる、ということを、散歩を習慣にしてから実感している。
先週は家でふさぎ込んでいて、散歩にも行かなかったので、今日、すべきことを終わらせた午後遅く、鳥見もかねてふらっと公園へ。

前回、双眼鏡とスマホを合わせて鳥を撮ろうと欲を出し、不毛な時間を浪費したので、今回は、写真のことは忘れ、双眼鏡観察に徹するのだ!
前回の記事は: 春が来たから散歩する|風ひかる
公園近くの川沿いで、鳥を探すと、カモの群れがいた。早速、双眼鏡を構えた。今までは、ターゲットを視界に入れるのに時間がかかっていたが、前回の後、学習して、やり方を覚えた。①ターゲットを目視する。②目視したまま、その視線角度で双眼鏡を構える。 以上。ほぼ秒でロックオン。私は成長した!
茶色い頭にブルーの隈取。全部コガモだ。カモの見分け方も覚えた。ほぼ、つがいだった。冬鳥のカモは、ちょうど今自分に伴侶をゲットし、つがいとなってから北に帰るらしい。伴侶ゲットできなかったカモはどうなるのかな…?
結構ごみの散乱している川岸に、白いコンビニ袋が引っかかってるな、と思ったら、サギだった。コサギ。双眼鏡でじっくりと、長い足で川底を掘り返す「ふみふみ運動」を観察した。飽きずにいつまでもやっているなあ…そして、飛び立ったときに、黄色く目立つ足指までよく観察できた。楽しいな、鳥見。

ゴイサギの巣があるいつもの場所で、じっくりとゴイサギ家族を観察。雛、本当に大きいな。親と変わらないじゃん。白黒で、ぴょこんと見える頭とくちばしの部分だけだと、ペンギンでも隠れてるのかと思っちゃう。親のほうは、白くて長ーい後頭部の羽飾りがよく見えた。いつ見てもじっとしていて動かないのは、ゴイサギが夜行性だからだそうだ。夜行性のサギ!怪しい…
ここでふと思いなおす。こいつら、じっとしてるんだから、双眼鏡スマホ合体撮影、できんじゃね?
視界合わせ、焦点合わせで長く格闘の末、ついに、親子の写真を撮ることに成功した。自分的、初・まともなバードウォッチング写真。


おお、良く撮れた。こんな調子で、時々修行していたら、他の鳥もいい感じで撮れるようになるかなあ… だって、カワセミを撮った猛者もいるんでしょ。
再びご紹介いたします。みちまる。様の記事。
https://note.com/sane_tucan4322/n/nbc4226d53ed9?sub_rt=share_pw
でもこの後は、他の鳥で試すも、やはり、うまくできなかった。欲を出してはいけないね。
ひとしきり川辺の鳥見を楽しみ、公園に移動した。

午後4時を過ぎていた。さすがに影が長くなっており、鳥を探すなら急がなきゃと217段の階段を駆け上ろうとしたが、途中でへたった…

コゲラが樹の幹を器用に駆け上る様子を、双眼鏡で観察。椿の蜜を吸うヒヨドリと、元気にさえずるシジュウカラ群もじっくり観察。それ以上は、見つけられなかった。ヒレンジャクももういないし。残念。
植物のほうは、前回訪問から10日空いただけで、いろいろと見た目が変わっていた。
派手な花が咲いている!と思って近づいたら、葉っぱだったり。

おや、この時期に、赤い実か?と思ってよく見たら、花のつぼみだったり。


ぼやけてなんかいない綺麗な花なのに、なんでそんな変な名前なんだろう、と思って調べたら、もとは中国語で木瓜と呼ばれていたそうで、それが、「もっか」→「もけ」→「ぼけ」となまったらしい。せめて、「もけ」だったら、かわいかったのに。もけー!




足腰を鍛えるべく、いつものように公園をぐるりと二周。


前回の鳥見の後、蕎麦屋に寄って、鴨南蛮を食べた。鴨南蛮のカモって、何ガモ?と若いスタッフに聞いたけれど、わかりませんと言われた。自分で調べたら、普通は「合鴨」、天然モノなら「マガモ」だって。合鴨は、マガモとアヒルを交配させたカモ。食用以外に、田んぼの除草などに活躍しているらしい。そもそも、アヒルも、もとはマガモだったものを、食肉用に改良した、つまり、家畜になったカモ。複雑ですねえ。遺伝学とか、勉強になりそう。
夕方の公園は、犬の散歩勢が9割を占めていた。犬種も豊富な、社交パーティーの様相。犬好きなら飽きない景色だろうなと思った。自分は柴犬くらいしかわからない。でも柴犬なんかいなかったな。ちっちゃめのオサレな犬ばかり。


こんなかんじで、ゆっくりと季節を味わっていたら、陽が暮れた。さて、帰るか。今日はもう、鴨南蛮も、食べないよ。直帰だよ。
すると、どこからともなく、おでんの匂いがしてきて、矢も楯もたまらなくなり…

(自転車は、ちゃんと、押して帰りました。)
春分を超えたら、また来よう。
