海外旅行をしていたら、いつの間にか「交渉力」が身についていた
海外旅行をしていると、日本ではあまり経験しないような場面に出会う。
ホテル。タクシー。ナイトマーケット。飛行機。
一見すると、それぞれ全く違う出来事だ。
でも、何度も海外を旅行しているうちに、僕はある共通点に気づいた。
それは、
「海外旅行って、意外と交渉する場面が多い。」
ということ。
そして、そういう経験を繰り返すうちに、いつの間にか「交渉すること」への抵抗がなくなっていた。
今回は、僕が海外旅行中に実際に遭遇した4つの場面を紹介したい。
「英語が苦手で損をしている気がする」 「お人好しで、つい諦めてしまう」 そんな方にこそ、僕の経験が何かのヒントになれば嬉しい。
「朝食抜き」を諦めない:ホテルでの小さな提案
ホテルを予約するとき、朝食付きのプランを選ぶことがある。
でも、早朝のフライトだと朝食の時間に間に合わない。
せっかく朝食付きなのに、食べられない。
普通なら、
「まあ、仕方ないか」
で終わってしまうかもしれない。
僕も以前はそうだった。
でも、ある旅行のときにふと思った。
「せっかく朝食付きで予約したんだから、何とかならないかな?」
そこで、ホテルのスタッフに相談してみることにした。
ホテル側にもルールがある。
こちらの都合で朝食の時間を変えてもらえるとも限らない。
それでも、一度聞いてみることにした。
すると、思っていたのとは少し違う展開になった。
この経験は、僕の中で「交渉」のイメージを変えるきっかけになった。
「安くして」の先へ:タクシーでの条件交渉
海外旅行では、配車アプリがとても便利だ。
料金も事前に分かるし、目的地も伝えやすい。
ただ、地方や時間帯によっては、まったく車が捕まらないことがある。
何度やってもマッチングしない。
そんなときに頼ることになるのが、いわゆる「野良タクシー」。
当然、料金は交渉になる。
最初に提示された金額を見て、
「高いな……」
と思うこともある。
そこで、運転手と金額について話をする。
でも、このとき僕が考えたのは、
「どうすれば、ただ安くしてもらうだけじゃなく、お互いに納得できる条件にできるか」
ということだった。
そこで、料金とは別の条件についても相談してみることにした。
結果的に、当初想定していた移動とは少し違った形になった。
「交渉=値段を下げること」ではない。
そう感じた出来事だった。
駆け引きを楽しむ:ナイトマーケットでの心理戦
海外旅行の楽しみの一つが、ナイトマーケット。
食べ物やお土産を見ているだけでも楽しい。
そして、国によっては値段交渉も旅の醍醐味になる。
「これ、いくら?」
と聞く。
すると、最初の金額を提示される。
そこからやり取りが始まる。
一つ買うのか。
複数買うのか。
別の商品も一緒に買うのか。
条件によって話は変わってくる。
僕も実際に、個数を変えながら交渉したことがある。
さらに、意外な行動をしてみると、予想していなかった展開になった。
ナイトマーケットでの値段交渉は、単純に「安くしてください」と言うだけでは終わらない。
相手との駆け引きそのものが、旅の面白さだったりする。
1分1秒を争う:飛行機内での勇気ある相談
海外旅行では、乗り継ぎ時間がかなり短いこともある。
飛行機を降りる。
空港内を急ぐ。
入国審査を通る。
次のゲートまで向かう。
時計を見る。
「これ、間に合わなくない?」
そんな状況になることもある。
時計を見るたびに、心臓がバクバクする。 冷や汗が止まらない。
僕自身、かなりギリギリの乗り継ぎを経験したことがある。
ただ走っても、間に合うかどうか分からない。
そこで、
「今、自分にできることは何だろう?」
と考えた。
そして、普段ならお願いしないようなことを、CAさんに相談してみることにした。
お願いするのは少し勇気がいった。
でも、何もしないまま時間だけが過ぎていくのも怖い。
このときも、最終的には一つのお願いをしてみることになった。
海外旅行をしていると、少しずつ「交渉」が身近になる
こうして振り返ってみると、
全部まったく違う出来事だ。
でも、共通していることがある。
それは、
「最初から諦めず、一度聞いてみる」
ということ。
海外旅行に慣れていない頃は、
「こんなことお願いして大丈夫かな」
と思うことも多かった。
でも、何度も経験していると、
「ダメかもしれないけど、とりあえず聞いてみよう」
と思えるようになった。
そして気づいた。
これは旅行だけの話じゃない。
海外旅行で身についた「交渉力」
海外旅行というと、
「英語が上達した」
「度胸がついた」
「いろいろな文化を知った」
という話をよく聞く。
もちろん、それも大きな収穫だと思う。
でも僕が意外と大きいと感じているのが、
「自分の希望を伝えることへの抵抗がなくなったこと」
だった。
自分からお願いしてみる。
条件について話してみる。
相手の反応を見ながら、もう一度提案してみる。
そして、ダメなら引く。
こうした経験を海外旅行で何度も繰り返していると、少しずつ「交渉すること」に慣れてくる。
じゃあ、実際にどう交渉するのか?
ここまで読んで、
「それで、実際にはどうやって交渉したの?」
と思った人もいるかもしれない。
今回紹介した4つの出来事には、それぞれ僕なりに考えて動いたポイントがある。
ホテルでは、朝食が食べられないという状況からどう交渉したのか。
タクシーでは、なぜ料金以外の条件を出したのか。
ナイトマーケットでは、どんな順番で話を進めたのか。
そして、飛行機ではCAさんに何をお願いしたのか。
有料版では、この4つの事例について、
「実際に何を言ったのか」
「どんな条件を出したのか」
「相手がどう反応したのか」
「最終的にどうなったのか」
まで、具体的なやり取りを紹介する。
海外旅行中に、
「これ、どうしたらいいんだろう?」
と思ったときに使えるような、僕自身の実体験ベースの交渉術としてまとめてみたい。
海外旅行は、観光地を巡るだけじゃない。
「困ったときに、もう一歩踏み込んでみる」
そんな経験を積める場所でもあると思う。
