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この異䞖界は、異䞖界じゃない〜第䞉話〜

    ➖幌銎染ず救われる想い➖

     䜕を考えおるんだ。異䞖界じゃないなんお、そんなはずはない。

    レむメむさんが蚀っおいた「異䞖界転移おめでずう」ず  そうだよ、きっず晎も転移したんだな。

     生きおおくれお良かった  蚘憶は無いのか俺を芋おも知らないようだ。

     いや、どうかしおる、蟻耄が合わない。俺は確かに芋たんだ、あっちの䞖界で晎の遺䜓を  。

     旭あさひは、晎はるから目が離せない。

     転んだこずも気になる、どこか怪我をしおないか。旭は晎の身䜓を隅々たで確認する。觊れおはいない、ただ目芖するだけだ。

    「あ  あの、すごく心配しおくれおいるのは分かるんですが  あたり芋られるず恥ずかしいです」

    「――ごめん、俺のせいで怪我でもしおないか心配で  痛いずころずかはない立おるかな手を貞そうか」

    「ふふふ、倧䞈倫ですよ。優しい方なんですね。芋たずころ、高貎な方のようですが、この【クロズミ領】の方ではないのでしょう」

    「え高貎」

     この栌奜のこずかな、確かにブレザヌの制服っお、知らない人からするず、高貎な感じに芋えるかも。

     知らない人か  

    「そっそうだね。埓者ず逞れおしたっお、ちょっず道に迷っおいたんだ。街たで行きたいんだけど  」

    「そうだったんですね。ではご案内したすよ、わたしも少し出おいただけですので、戻るずころです」

    「ありがずう晎  さん」

     旭にはただ敎理出来おいない、気持ちの敎理だ。隣を歩く女の子が名前も姿も「暁月あか぀き晎はる」であるこずに違和感を感じおいる。

     違和感いや、安堵かな  この晎も、あの晎でいお欲しい。ここで幞せなら、いくらか救われる。

     自分の心が救われる。そう考えるず自然ず涙が流れおきた。勝手だな、重ね合わせるなんお。

     自分が生きおいくためにどこかで理由を぀けようずする。【ダヲペロズ】ずいう異䞖界で、のうのうず生きおいくために、自分自身のトラりマをこの子に抌し付けるなんお、最䜎だ。

     偶然、同じ顔なだけ

     偶然、同じ声なだけ

     偶然、同じ名前なだけ

     偶然、雰囲気も䌌おるだけ  

    「結城さん倧䞈倫ですか、涙が  」

    「だぁごめん、カッコ悪いね。えっず、埓者がね  倧䞈倫かなぁっお、考えおたんだ」

    「そうですか  それは心配ですね。よほど倧切な方なんでしょう。矚たしいですね、結城さんのような人にそれだけ想っおいただけるなんお  」

    「いやいや、俺はそんな倧局な人物じゃないよ  あっそうだ【ダヲペロズ】に぀いお教えお欲しいんだけど。俺は  その  【ダヲペロズ】の倖から来おるから」

    「え【ダヲペロズ】の倖  」

     やばい、無いのかこの䞖界は【ダヲペロズ】ずいう地球なのか

     おっきり日本のような囜をむメヌゞしおいたが  だったら俺は宇宙人ずいうこずになり、実隓䜓ずしお研究所に送り蟌たれ、そこの博士ず仲良くなるこずで、なんずかその堎を乗り切り、友情の蚌ずしお枡したブレスレットが䜕らかのチカラを発動し、䟵略しおきた別の宇宙人の察抗策ずしお  

    「じゃあ倖囜の方なんですね」

     いや、やっぱり囜なんかぁいたぎらわしい間をあけるんじゃない。お前は昔からちょっずテンポが  旭は、自分を萜ち着かせようず、䞀旊深呌吞する。

    「晎さん、【マゞックアワヌ】っお聞いたこずありたすか」

    「――初めお聞きたした。䜕でしょうお魚ですか」

    「そうそう、マアゞず間違えやすいから気を぀けお、ちょっず肉厚だけど味はマアゞのほうが矎味しいっお蚀われおるよね。芋分け方知っおる尟ビレの近くに小さなヒレが付いおるほうが  っおそれ、マルアゞだよね。文字数も語呂も党然違うよ」

    「ふふふ、結城さんっお物知りですね」

     懐かしい  こんなしょうもないノリ突っ蟌みにも察応するなんお、こっちの晎も玔粋なんだな。

     だが、ずりあえず【マゞックアワヌ】は䞀般的ではないんだな。たしかに、レむメむさんは「神にも等しい」ず蚀っおいた。

     仮に、俺が【マゞックアワヌ】を䜿えるずしお、人前ではあたり芋せないほうがいいのかもしれない。厇められおも困るし、呜を狙われたりなんおこずも予想できる。

     ずなるず、レむメむさんは、神か異䞖界の案内人ず蚀っおいたから人倖ではあるんだろう。今床たた䌚えたら聞いおみよう。

    「結城さんは、倖囜の【ダチホコ】様ですかそれずも【スサノオ】様ですかすごく博識な雰囲気でいらっしゃるので」

    「え」

     知らない単語が出おきたな。う〜ん、ここは少し乗っかっおみおもいいかもな、いちおう倖囜人だし。

     旭は慎重に蚀葉を遞び぀぀、この䞖界を知ろうず詊みる。決しお晎を信じおいないわけではないが、【晎】ずいう存圚が、自分の䞭でただ消化しきれおないのだ。

    「そうですね、【ダヲペロズ】ではどうかは分かりたせんが、僕は向こうでは、それなりの立堎にいるず思っおいたす。お忍びで来おたすので他蚀は控えおもらいたいのですが」

    「やはりそうですかでは結城様ずお呌びしたほうがいいですね。わたしのような者が、結城さんなんおお呌びしお、申し蚳ございたせん」

    「いえいえ、むしろ隠しおいたいので「旭あさひ」ず呌んでください。敬語も極力控えおもらうずありがたいです。僕も喋りやすいですし」

    「そ  そうですか  では旭  さん、わたしのほうにも敬語を䜿わないでください」

    「よかった。ありがずう、晎さん」

    「はい、では旭さんの立堎は、内緒ずいうこずで」

    ♊♢♊♢♊♢

    「あっちゃんどうだった、合栌しおたそれずも  」
    「いや、しおるだろ。どっちかずいうず晎のほうが心配なんだが」
    「ふふふ、じゃあ月から同じ高校だね同じクラスだずいいね」

    「ふぅ  良かった。先生ずしおは生埒の結果が恐ろしくお、顔を芋るたで䞍安でいっぱいだったよ」

    「いや〜、ホントに感謝しおたす。あっちゃんが勉匷教えおくれなかったら、わたし、絶察無理だったよ」

    「無理しお同じ高校受けなくおも良かったのに  」

    「えぇだっお、あっちゃんの党囜倧䌚優勝するずころ応揎したいし  」

    「そんな理由だったの」
    「そんなっお  ひどいなぁ、䞀緒に頑匵っおきたのに」

    「䞀緒に頑匵っおきたっお  晎は、蟞めただろ。けっこう早く」

    「才胜ないからね。でも、あっちゃんはすごい」
    「わりずマむナヌ競技だからね。それに高校では、初めおだから、銎染めるかどうか  」

    「でもあの鎮西ちんぜい流の【鎮西ちんぜい玄埳】の匟子だもんねすぐに゚ヌスだよ。」

    「別に匟子じゃないよ。教えおもらっおただけ」

    「それを匟子っお蚀うんだよ。頑匵っおね【匓術】。あっ、でも郚掻では「匓道」か。早く、あっちゃんの綺麗な射技しゃぎが芋たいなぁ神事しんじの時のあっちゃん、カッコよかったなぁ」

    「やめお、恥ずかしいから  晎、あんたり蚀うなよ。玄埳先生に教えおもらっおたこず  目立ちたくないし」

    「うん、じゃあ、内緒ずいうこずで」 

    ♊♢♊♢♊♢
    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ
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    趣味で小説のような物を曞いおたす。挫画や小説が倧奜きで゚ンタヌテむメントな䜜品が特に奜きです。ゞャンルはファンタゞヌずSFがメむンで挫画のような小説を目指しおたす。 よろしくお願いしたす

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