Pixelに浮気してiPhoneに謝りながら帰ってきた10日間
少し前にハンガリーのブダペストに旅行に行ってきた。ヨーロッパの東方面はウィーンまでしか行ったことがないので、今回はさらに東へと足を伸ばす旅行となった。
そんな旅行の話はひとまずおいておいて、Pixelの話。
今回の旅行中はずっとメインのiPhoneではなくGoogle Pixelを使っていた。理由は盗難対策。
iPhoneは高級だし人気だし転売価格も高いから狙われやすいのは周知の事実。今やスマホに全ての情報が入っているので、盗まれた時のダメージは大きい。旅行中に撮った写真が消えるのも痛いし、銀行アプリの設定とかを全部やり直すのも大変だ。
なので今回は安価で手に入れたPixel 10aっていうモデルを使っていた。(ライブ中はもちろんカメラが高機能であろうiPhoneを使ったけど)
最近はAI対応に遅れてるiPhoneにちょっと退屈を覚えてきたのもあって、違うスマホをメインで使う、ってのを試したかったのもある。
まあ実際のブダペストは治安がめちゃくちゃ良くて、みんな路上でスキだらけでスマホをいじってて、PixelとiPhoneを使い分けて警戒しまくってる自分が間抜けのように思ってしまったけど。(しかもチェーンロックでベルトに繋げるという徹底ぶり)
それで、結論。
やっぱりiPhoneがいい!ってことを改めて思った。
使い勝手やカメラは問題なかった。Android OSはすぐ慣れたし、カメラも7万円とは思えない画質で、20万近いiPhoneと比べても十分なほどすごい。
でも問題は別なところだった。こればかりはメインで使って初めてわかった。
顔認証も指紋認証も眩しさに負ける
まず、顔認証と指紋認証がしょぼい!
iPhoneは顔認証しかないから「両方あるなんて Pixelすごい!」って思ってたけど、どうやらそうでもなかった。
まず顔認証。サングラスをつけてるとダメなようだ。なんじゃそれ!
調べてみると、iPhoneは赤外線を顔に何万個も照射して立体的にスキャンしてるらしい。凹凸込みの3Dデータで判定してるから、暗闇でも大抵のサングラスでも問題なし。
一方Pixelはコスト削減で赤外線センサーを廃止して、普通の2Dカメラだけで判定してるんだとか。そりゃサングラスに負けるわけだ。
眩しいブダペストの街でサングラスは必須なので、いちいち外すのは面倒くさいよ…。
まあそんな時こそ指紋認証だ。これさえあればサングラスのままで問題なしだ。
でも全く反応しない!なぜだ??
調べると、指紋認証に光学式センサーを使ってるので、日差しが強いと外光に邪魔されて読み取れないらしい。なのでサングラスを外すか、毎回パスワードを打つしかない。面倒臭すぎる!
まあこれは7万円の廉価版の話で、20万近くするProならもっといいセンサーが載ってるから大丈夫なのかもしれない。でもそれだとiPhoneと同じ値段になるのでもはやメインも何もないし。
何が自動判別だ、嘘つき!
そしてシャッター音がうるさい!
日本で売られるスマホはシャッター音が強制でオフにできない。だから自分はいつもiPhoneをシンガポールで買ってるわけだ。
でもPixelはどこの国で買っても同じらしい。位置を自動判別して、日本では音が鳴り、ヨーロッパなどではオフにできるようになる仕組みなんだとか。
高度だ、お利口だ、素晴らしい。これならわざわざシンガポールで買う必要もない。
ってブダペストでも全然オフにできないし!どういじってもダメで、最後はあきらめた。何が自動判別だ、嘘つきー!
後で調べたら、これGPSじゃなくてSIMカードの国で判定してたらしい。デュアルSIMで日本のeSIMを入れっぱなしだったから、Pixel的にはずっと「日本にいる」判定だったわけだ。いやいや、メインで通信してるのはヨーロッパのSIMなんだから、そっちで判定してよ。日本のeSIMが「あるだけ」でアウトって、やっぱりひどくないですか?
おかげで静かなカフェやリスト博物館では、シャッター音が響いて気を使うハメになり、まるで盗撮しているような後ろめたい気分になってしまった。
極め付けは、写真をMacに移せないこと
そして極め付けは、Pixelで撮った写真をMacに移動するのが大変すぎた。
自分はLiveフォトという動画付きの写真を撮るのが好きなんだけど(Pixelだとモーションフォトというらしい)、その仕組みがAppleとGoogleで違って、これがめちゃくちゃ大変だった。
Pixel→Googleフォト→iPhoneまでは行けたけど、最後のMacへの保存がどうしてもできない。iPhoneからMacに写真アプリでコピーするだけでしょ、と思いきや、ファイルがダブったり、画像と動画がバラバラになったりと、まあ大変。どうやら画像と動画のセットファイルなのがややこしいようだ。
あれこれ試行錯誤して、AIとも相談しまくり悪戦苦闘した結果、なんとか1000枚近くの写真+動画を全部Macの写真アプリに取り込めたけど、疲労困憊。
Googleテイクアウトからバラバラになった画像と動画を全部ダウンロードし、1つ1つ紐づけして、動画を変換してくっつけて、最後に日付と場所情報を書き込む、というパワープレイをする羽目になった。(やってくれたのはAIだけど)
ちなみに最初はGoogle関連のことだからとGeminiに聞いたら簡単にできると思いきや、「Googleフォトで見れますよ?」を繰り返すばかりで話にならず。
何度もやりとりしていい加減イライラしてきて「やかましい!Macに保存したいんじゃ!」と感情ないAIに感情的に返すという、アラフィフにあるまじき大人気ないことをしてしまう始末。
しかし無感情AIのGeminiくんも反省するかと思いきや、今度は嘘の方法を自信満々に何度も出してくる。しかも口だけで実際に手を動かしてはくれない。思えば旅行中もずっと偽情報に翻弄されてたし、それを思い出してまたイライラしてしまう。
そもそもPixelというGoogle製スマホの尻拭いを、同じGoogleのAIになぜできないんだ!
って最後はPixelというよりGeminiへの文句と、そもそもGoogle製品なのにMacに保存しようとするのがダメでしょ、と突っ込まれてしまいそうな自分のエゴ丸出し状態になってしまったけど、まあなんだかんだで、やっぱりiPhoneって楽でいいですね、というオチでした。
#Apple製品だらけでスマホだけPixelを使う方が悪いのかも
#ちなみにこの時Geminiに見切りをつけました
#AI世代交代がまた始まった瞬間でもあった
※この文章は2026年7月、ブダペスト旅行から帰った直後に書いたものです。そしてこの1ヶ月後、Geminiとは正式に決別することになります。
