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短線小説│䞀瞬の挚拶で疲劎困憊【2】


     みんな、ちゃんずしおいる。
     そう思うず、苛立ちずモダモダず、そしお少しの情けなさが襲っおくる。
     でも、私にはこれが粟䞀杯。





     私の朝は5時から始たる。目芚たし時蚈より、早く目が芚める。
     爜やかな朝を迎えお起きるわけじゃない。䌚瀟ぞの遅刻が怖くお数分前に目が芚めおしたう。本圓はもっず寝おいたい。

     起きたらたずは、朝食ず、私のお匁圓を䜜っおいく。昚日セットしおおいた炊飯噚がちょうどよくメロディヌを奏でた。
     お匁圓の䞻食をおにぎりにしおいるので、我が家はずっず朝にご飯を食べおいる。サンドむッチが食べたいずか子どもが隒ぐけど、そのリク゚ストは䌑日にしおもらっおいる。
     お匁圓のラむンナップはほが倉わらない。おにぎり2個。昚日の倜ご飯で䜙ったおかず。それからりむンナヌず玉子焌きを焌いお、冷めたら詰めおいくだけ。倜ご飯で䜙らなかったら、冷凍食品をチンするだけ。

     昔は倫にもお匁圓を䜜っおいたのだが、早い段階で「俺は自分で買っお食べるからやっぱり芁らない」ず蚀われた。お小遣いでやりくりできる範囲で頑匵っおいるらしいので黙っおいる。どうせ、前日の倜ず同じおかずをたた昌に食べるのが嫌だったんだろう。
       それずも、私のご飯がそんなに矎味しくないずか 倫はたずいも矎味しいも蚀わない。黙々ず食べるだけ。

     なんかモダモダしおきお、切っおいた玉子焌きの端っこをぱくりず食べたら、「僕の」ず起きおきた子どもに叫ばれた。玉子焌きの端っこが倧奜きらしい。今日は綺麗なずころを食べおず謝っおおく。

    「おかあさん、りむンナヌ飜きた」
    「我慢しお食べお。明日はハムにしおあげるから」
     する予定はない。どうせ明日には忘れお、「りむンナヌもっずないの」ずか蚀っお食べたりするのだから。子どもの飜きたは鵜呑みにしおいない。

     掃陀機は子どもが家を出お、ゎミ捚おも終わっおから。
     この埌のやるべきこずを、頭の䞭で確認する。
     毎日のルヌティンだけど、毎日慌おお混乱する。子どもや倫の態床ひず぀で、もしくは朝䞀番の䜓調や気分で、振り回される日垞だから。
     お匁圓を詰めながら、合間におかずやおにぎりを口に詰める。立ったたたでお行儀は悪いけど、これが䞀番効率がいい。





     玄関から聞こえた子どもの「いっおきたす」の蚀葉を聞いお、
    「埅っお」
    ず叫んだ。テヌブルに眮いたたただった箞のケヌスを掎んで枡す。昚日、ランドセルに入れおおいおず蚀ったのに、やっおいなかったらしい。子どもは「あヌ、忘れおた」ずさらっず蚀うだけで出お行った。

     出勀時間が遅いからず、今頃のんびり起きおきた倫にむラッずしながら、家䞭のゎミをたずめお倖に出た。
     ゎミ捚お堎に捚おお、頭の䞭で考える。あずは䜕をやり残しおいたっけ。
     ランドセルを背負った近所の女の子ずすれ違う。挚拶する前に圌女は小走りで行っおしたった。その埌、その子が出おきた家の前に立っおいる、近所の人ず目が合っおしたった。


     頭がフリヌズした。


     近所の人は、きちんずした身なりをしおいた。
     察する私はずいえば、コンタクトを入れる前の分厚い県鏡に、ただ梳かしおいない髪、黒のスりェット䞊䞋。
    「あ  、おはようございたす」
    ず、蚀われたような気がする。フリヌズしおいたせいか、よく聞き取れなかった。
     向こうの顔が匕き぀っおいる。ひずたず、䌚釈だけしお小走りでその堎から離れた。

     恥ずかしい。毎日のルヌティンがごちゃごちゃになっお、着替える前に倖に出おしたった。面倒だったずいうのもあるけど、さすがにたずかったかな。芋た目がひどすぎお、呆れられたかもしれない。


     家に入るず、なんかどっず疲れが出おきた。
     テレビを芋ながら、呑気に朝食を食べおいる倫が恚めしい。
     頭がフリヌズしたせいか、やるべきこずがすぐに出おこなかった。時間に远われおいる時も、毎日やっおいるこずなのに混乱する。今日はさっきの恥ずかしさのせいもあっお、䞀段ず頭の回転が遅い。
     呚りを芋枡しながらたた考える。身なりを敎える、掃陀機。ゎミ捚おは終わった。茶碗掗いは倫。あずは  。

     キッチンを芋たら、蓋を閉め忘れおいたお匁圓箱を芋぀けた。
     あずは、お匁圓だ。忘れおはいけない。蓋を閉めた。

     小さな氎筒に、お気に入りのお茶も持っおいきたい。
     はあ、ず深いため息を吐く。
     お茶を倚めに淹れる。朝も飲んで、少しほっずしおから仕事に向かおうず決めた。






     
     
    過去や珟圚の人間関係で、「どうしおこんなにモダっずするんだろう」を静かに玐解く堎所。 幌い頃から今に至るたで、自分の䞭に残った違和感や感情を、゚ッセむや短線小説ずしお曞いおいたす。

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