「成功者は早起き」を真似していた私が、今は起きられた朝に掃除をする理由【第3話】
「成功者は朝早く起きて、ランニングをしたり、瞑想をしたり、今日一日のタスクを確認したりしている」
そんな話をよく耳にした時期がありました。
私も、そういう生活に少し憧れていました。
当時YouTubeをやっていた私は、それを聞いて、まず朝の時間を動画編集に充てることにしました。
子どもたちが寝ている間に、少しでも作業を進めておこう。
そう思ったんです。
きっかけは単純で、成功者と呼ばれる人たちの習慣を、そのまま真似してみただけでした。
けれど、結局子どもたちが朝起きてきて、私がパソコンに向かって編集しているのを、じっと見ていることが何度もありました。
当然、編集どころではありません。
そしてふと、こう思いました。
「これって、子どものためになっているのかな」
もともと、このチャンネルは子どもたちの日常を残すために始めたものでした。
それなのに、子どもが起きてきた瞬間に「編集の邪魔をされた」と感じてしまう自分がいる。
そのことに、少し戸惑いました。
それからは、子どもたちが起きてきたら、パソコンを閉じて一緒に布団に戻るようにしました。
編集の時間ではなく、子どもたちと過ごす時間を選びました。
ただ、そうすると当然、作りたい動画は完成しません。
撮影した素材は積み上がっていく一方で、「動画を作らなきゃ」という気持ちだけが、だんだん重くなっていきました。
ある程度のところで、撮影もアップロードも一区切りつけ、これからのYouTubeの運営について考え直すことにしました。
そのときに思い出したのは、このチャンネルはもともと子どもたちのチャンネルであって、私のチャンネルではない、ということでした。
まだ子どもたちが小さいので、私が主体になって動画を作ってはいましたが、「作らなきゃいけない」と思い込んでいたこと自体が、
そもそもの間違いだったのかもしれない。
そう感じるようになりました。
そこで考えたのが、このチャンネル自体を、いずれ子どもたちが自分で使いたいと思ったときに使えるように、そのまま残しておく、という方向でした。
とはいえ、そのために私がまた編集に明け暮れてしまっては本末転倒です。
「将来、子どもたちが自分でチャンネルを動かすとしたら、まず何から始めるだろう」と考えたときに浮かんだのが、ゲームのライブ実況でした。
子どもたちは絶対にゲームをやるだろうと思っていましたし、それに、ライブ実況なら、もし早く起きてきても、その時間をそのまま子どもと一緒に過ごす時間にできます。
編集よりも、ずっといい時間の使い方ができるのではないか。
そう考えて、ライブ実況を始めました。
本業の移動中に、その切り抜きを編集してアップロードすることもありました。
これも、今はもうやっていません。
やっていたときは、本当に楽しかったです。
子どもたちと何度か一緒にライブで遊んだ時間は、今でもいい思い出です。
ただ、ふと立ち止まって振り返ったとき、家の中の状況は、あまり良い状態とは言えませんでした。
夫婦で共働きをしている中で、家事の負担はどうしても妻に偏っていました。
もちろん、私にできることは積極的にやっていたつもりでしたが、それでも足りていないことに、あるとき気づいたんです。
そこで、「自分は何のためにYouTubeを始めたんだったか」を、もう一度考え直すことになりました(この経緯は、第2話でお話しした通りです)。
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