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【Fable 5が使える今だけ】最強モデル で、散らかったAIスキルを「資産」に変える棚卸し術【コピペプロンプト付き】

    こんにちは、れん学長です(2026年7月7日時点)。

    とりあえず作っておいたAIの設定、そのまま放置してませんか?

    私はやってました。数えたら、Claude Codeのスキルが121個。煩悩の数を超えてました。笑

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    スキルというのは、AIに仕事のやり方を覚えさせる機能です。ClaudeやCodexみたいなAIエージェントで使えます。

    「この作業はこの手順でね」とマニュアルを置いておく。すると、AIが毎回それを読んで動いてくれる。

    便利なので、作業のたびに1個、また1個と増えていったんですね。スキルに限らず、AIのカスタム指示やプロンプトを溜め込んでいる方も多いんじゃないでしょうか。

    今回、この大掃除をAI自身に丸投げしてみました。結果から言うと、監査は1時間もかからず終わって、本当にヤバい問題は121個中たったの1個。使ったプロンプトは記事の最後に全文置いておくので、そのままコピーして使えます。

    なんで今かというと、理由があります。

    最強モデルと言われるFable 5。これがサブスクの範囲で使えるのは、ちょうど今だけなんです。

    スキルはファイルなので、モデルが変わっても残ります。だったら、一番賢いモデルを安く使える今のうちに、仕立て直しまで済ませておくのが得ですよね。

    実はこの少し前に、Fable 5を丸1日使い倒したレビューを書きました。前回はFableの弱点、「賢いけど説明が読みにくい」への対策の話👇️
    https://note.com/renkon40/n/n246613417b4a

    今回はその裏返しです。複雑なスキルを賢く畳み直す、というFableの強みのほうを使い倒します。

    なぜスキルは「静かに腐る」のか

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    Claude Codeの世界では、スキルを作るのがすごく簡単なんです。「今の作業、スキルにしておいて」と言えば、AIが自分でマニュアルを書いて登録してくれます。

    作るコストがゼロなので、気軽に増える。問題はそのあとです。

    スキルの中身は「このファイルを読め」という指示の塊です。だから、参照先が移動したりツールを乗り換えたりすると、静かに壊れます。でも本体は、誰も読み返さない。

    増えるスピードに対して、見直す仕組みがゼロだったんですね。

    私がやったこと: プロンプトを2本に分けた

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    で、人力でやる気にはなれなかったので、AIにやらせました。

    きっかけは、Xで見かけたうちたさん(@uchita_success)の投稿でした。

    https://x.com/uchita_success/status/2072458619275321594

    「Skill棚卸しプロンプト」と「仕立て直しプロンプト」の2本が配られていて、これはいいなと。

    これを土台に、自分の環境へ作り替えて使いました。私はClaudeとCodexを併用しています。なので、その両方で同じように動く形にしたのが、主な改良点です。

    この「見つける係」と「直す係」を分ける構成が、実はかなり効くんです。1本にまとめるとどうなるか。AIが問題を見つけた勢いで勝手に直し始めて、何を変えたのか追えなくなります。

    やった流れはシンプルです。

    • 監査プロンプトを貼って走らせる。AIが全スキルを読んでレポートを出してくれます

    • レポートを見て、直すものを私が決める

    • 決めたスキルを1つずつ、仕立て直しプロンプトに渡す

    監査プロンプトには、効かせるための仕掛けを3つ入れました。

    • 必ず実物のファイルを読んでから判定させる

    • 確信がないものには「要確認」を付けさせる

    • 1つの頭で121個を読むと後半が雑になるので、7体に手分けさせて並列で読ませる

    3つ目は、AIの中に子分のAIを立てる機能を使っています。

    仕立て直しプロンプトには、一番大事な保護を1つ。「事故由来のルールは消すな」です。

    過去の失敗の再発防止で足した行って、あるんですよ。私の場合はこれ。動画を間違った設定で公開しかけた事故のあと、「保存直前に設定画面を確認する」というルールを足しました。

    「無駄を削って」とだけ頼むと、こういう命綱まで削られます。だから、由来で分けさせました。事故由来なら残す。根拠のない惰性なら削る。不明なら要確認。

    結果: 実害は1個。そしてAIの指摘は一部ハズレていた

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    監査レポートはこうなりました。

    • そのままでOK: 約85個

    • 説明文だけ直す: 約24個

    • 作り直しレベル: 4個

    • 「今すぐ直さないと壊れる」実害: 1個

    その1個は、動画公開の最初の工程が、存在しない設計書ファイルを参照しているというもの。放置していたら、参照先が不明のまま公開作業が走るところでした。

    面白いのはここからで、その設計書、消えていたんじゃなかったんです。昔のプロジェクトフォルダに置きっぱなしだっただけ。監査したAIは推測で作り直さず、ちゃんと原本を探して回収してくれました。

    正直、もっとボロボロだと思っていたので意外でした。毎日使うスキルは使うたびに直しているから、腐るのは使っていないスキルだけなんですよね。

    そして、ここが一番の学びです。

    7体のAIが挙げてきた指摘、少なくとも4件は裏取りでひっくり返りました。

    「このツールは壊れている」と言うので調べたら、普通に動いていた。「このスキルは3つに分割すべき」と言うので精読したら、分割すると毎朝の運用が壊れる構造だった。

    AIの監査は、見つけるのは得意で、断定が苦手なんです。なので、AIの指摘をもう一度AIに疑わせる。これだけで実用品質になりました。

    AIの指摘は、AIに疑わせるとちょうどよくなる。これが今回いちばんの収穫でした。

    いちばん手強かったスキルは、消さずに「逃がした」

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    作り直し4個の中で本命は、YouTube自動アップロードのスキル。本体だけで934行ありました。

    中身は、実際に画面を触りながら貯めた失敗ノウハウの塊です。「このボタンは普通の探し方では見つからない」みたいなやつ。1行も捨てたくない。

    答えは「消す」ではなく「逃がす」でした。実測ノウハウは、参照用の別ファイルに移す。本体には、手順の流れと安全チェックだけ残す。

    結果、本体は934行から251行に。移した参照は607行です。情報は1行も減っていません。

    ちなみに、例の公開事故の安全チェックも、1行残らず守られました。

    このやり方が向いている人

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    正直に書くと、スキルやカスタム指示が10個未満の方は、目視のほうが早いです。

    逆に、こんな方にははっきり効きます。

    • スキルやカスタム指示が20個以上溜まっている

    • 半年以上放置しているものがある

    • ClaudeとCodexみたいに、複数のAIで同じ設定を使い回している


    使ったプロンプト2本(コピーして使えます)

    ここから、実際に使ったプロンプトを全文置いておきます。

    さっきも書いたとおり、ベースはうちたさん(@uchita_success)の投稿です。そこに私が、環境対応などの改良を足しました。まずは元ネタに感謝を。

    元の投稿はこちら: https://x.com/uchita_success/status/2072458619275321594

    日本語のままで効きます。パスの ~/.claude/skills は、自分のスキルフォルダの場所に合わせて書き換えてください。

    ① 棚卸し監査プロンプト(見つける係)

    # タスク
    個人スキル資産を棚卸しし、各スキルを「どうすべきか」判定する。
    甘く見ない監査官の姿勢で、問題を遠慮なく洗い出す。ただし判定は必ず実ファイルの根拠に基づく。
    
    ## 対象と正本
    - 正本ディレクトリは ~/.claude/skills(Codex併用の場合、~/.codex/skills と ~/.agents/skills はここへのsymlinkが原則)
    - スキルの列挙は「このセッションで見えるスキル」ではなく、正本ディレクトリを ls して確定する(どのAIから実行しても同じ結果になるようにするため)
    - SKILL.md が数行のスタブで、同フォルダの INSTRUCTIONS.md に本文がある委譲形式がある。行数と内容の評価は必ず両方の合算で行う
    - プラグイン・ビルトイン・外部リポジトリ由来のスキルは編集できないため処遇分類の対象外。ただしトリガー衝突チェックの突合相手には含める
    
    ## 実行方法
    - スキルが多い場合、1つのコンテキストで全部を読まない。ジャンル別に分け、サブエージェント並列で読ませて親が統合判定する
    - サブエージェント機能がない環境では、同じ分割単位で複数回に分けて実行し、結果を1つのレポートファイルへ追記して統合する
    
    ## 手順
    1. インベントリ確定
       - 全スキルを列挙し、name / description / 本文行数(SKILL.md + INSTRUCTIONS.md)/ 最終更新日 を表にする
       - スキルでないもの(作業用フォルダ、無効化された旧スキル等)を分離して別枠で報告する
    2. 二重環境の同期監査(複数のAIエージェントを併用している場合の必須項目)
       - ~/.codex/skills と正本の名前差分。片側にしかないスキル、symlinkでなく実体ディレクトリになっているものを検出する
       - 旧slash commandファイルと同名・同役割スキルの重複を検出する
    3. 問題検出(必ず該当スキル名と実ファイルの根拠を示す)
       - トリガー衝突: descriptionや発火条件が被り、どれが起動するか曖昧
       - 死蔵: 今の作業と用途が合わなくなった。使用実績データがなければ断定せず「要確認」とし、最終更新日と参照先の生死を根拠に挙げる
       - 陳腐化: 本文が参照するファイル・スクリプト・コマンドの実在を ls / which で実際に確認する
       - 肥大化: 本文が長すぎる、詰め込みすぎ
       - 責務の重複: 統合すべきスキル群
       - 欠落: 繰り返している作業なのにスキル化されていない
    4. description採点は全数ではなく、問題を検出したスキルに絞る。発火精度が10点満点で7点未満相当のものは書き換え案まで出す
    5. 各スキルを【現状維持/description修正のみ/統合/分割/削除/作り直し】に分類する
    
    ## 制約
    - 推測で埋めない。実物を読んでいないスキルに判定を付けない
    - 確信が持てない指摘は「要確認」と明記する
    - このプロンプトは監査のみ。スキルの編集・削除・同期の実行は、レポート提示後にユーザーが承認した項目だけ行う
    
    ## 出力
    - フルレポートは Markdown ファイルに保存し(例: ~/.claude/skills/AUDIT_YYYYMMDD.md)、チャットには要約と最優先アクションだけ出す
    - レポートに含めるもの:
      - Skill一覧表(推奨アクションつき)
      - 問題リスト(深刻度 高→低、根拠つき)
      - 同期監査の結果
      - 新設すべきスキル候補(「欠落」から)
      - 「今すぐやる3つ」=最優先アクション
      - 「作り直し」「肥大化」判定のスキル一覧 → 仕立て直しプロンプト(②)に1つずつ渡す

    ② 仕立て直しプロンプト(直す係)

    # タスク
    指定した1つのスキルを、最新モデル前提で「効く・締まった」形に仕立て直す。
    本来の目的・発火意図・外部との契約は変えず、質だけを引き上げる。
    
    ## 対象
    - スキルのフォルダパス:(例:~/.claude/skills/◯◯/)
    - SKILL.mdだけでなく、本文(INSTRUCTIONS等)・references・scriptsを含む一式を読んでから着手する
    
    ## 手順
    1. 弱点を診断する(各指摘に根拠を添える)
       - description:「何をする+いつ使うか」が明確か。ユーザーが実際に口にする発火語が入っているか。似たスキルと区別できるか
       - 本文:冗長・重複・二重管理(同じ内容が2ファイルにある)がないか
       - 構成:長い詳細をreferencesに逃がせないか。逆に、必ず読ませたいルールが埋もれていないか
       - 陳腐化:参照先のファイル・URL・コマンド・運用ルールが今も有効か。ls / which で実在を確認する。どこからも参照されない孤児ファイルがないか
       - 抜け:ガードレール・出力指定・完了条件が欠けていないか
    2. 削る前に、各MUSTの由来を分類する
       - 事故由来(具体的な失敗の記録・再発防止の文脈がある)→ 残す
       - 惰性(根拠が書かれておらず、最新モデルなら不要な振り付け)→ 削る
       - 不明 → 削らず「要確認」として報告する
    3. 最新モデル前提で削る:能力底上げ狙いのペルソナ、過剰な手順の振り付けは不要
    4. 直す。ファイルを直接編集できる環境なら直接編集し、できない環境では差し替え用全文を出す
    5. 回帰チェック:書き直し後に以下が変わっていないことを確認する
       - 発火語(descriptionのトリガー)
       - 成果物のファイル名・保存先
       - 他のスキル・ワークフローから参照されているパスや出力
       - 完了条件
    
    ## 制約
    - 本来の目的・発火意図を変えない(別物にしない)
    - 仕様を推測で足さない。不明点は「要確認」と明記する
    - 必ず実ファイル一式を読んでから直す
    - 変更は「効果の大きい最小差分」を優先する。動いているスキルの大規模な構造変更は、提案として分離する
    
    ## 出力
    - 診断結果(弱点と根拠。「変更不要」の判定も明記してよい)
    - descriptionの before → after(変更した場合のみ)
    - 変更内容(直接編集した場合は差分要約、できない場合は全文)
    - 保留した提案と要確認事項

    使い方は3ステップです。

    • ①を貼って、監査レポートを出す

    • レポートを見て、直すものを決める

    • 決めたスキルを、②に1つずつ渡す

    大事なのは、監査の指摘を全部は信じないことです。私の実録どおり、いくつかは誤警報が混じります。「要確認」と付いたものや、削除・分割みたいな大きい判定は、実物を開いてから決めてください。

    Claude Codeだけを使っている方は、①の「二重環境の同期監査」の項目は削って大丈夫です。スキルが少ない方は、並列で読ませる指示も外してOKです。

    まとめ

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    • スキルの大掃除は「監査(見つける)」と「仕立て直し(直す)」の2本立てでAIに任せられる

    • AIの監査は見つけるのが得意で断定が苦手。もう一度AIに疑わせるのがコツ

    • 「事故由来のルールは消すな」がないと、過去の失敗から学んだ命綱まで削られる

    要は、AIに掃除を任せるコツは「役割を分けること」なんです。見つける係、疑う係、直す係。全部1つに任せると事故ります。


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    あなたの環境には、スキルやカスタム指示が何個眠っていますか?「一番ひどい遺物」があれば、コメントで教えてください。次の記事のネタにします。

    それではまた、れん学長でした!


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    価格や参加条件、どんな内容が読めるかは、入口記事にまとめています。

    気になっていた方は、まず内容をのぞいてみてもらえるとうれしいです。

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