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頭が良すぎて、伝わらない。話題のClaude Fable 5に丸1日仕事を任せたら、弱点が2つ見えた【対策プロンプト配布】

  • 返金可

こんにちは、れん学長です(2026年7月4日時点)。

いきなりですが、AIの回答を読んでいて、こんなふうに感じたことありませんか。

賢いのは分かる。答えも合ってそう。でも、読むのに体力がいる。

表にぎっしり詰め込まれた説明。聞いたことのない独自の言い回し。スクロールしてもなかなか出てこない結論。

で、結局「つまりどういうこと?」って聞き直しちゃう。

私も先日、まさにこれを食らいました。しかも相手は、いま話題の最新モデルです。

一度提供が止まっていたClaude Fable 5が復活して、ProやMaxのサブスクの範囲内で使えるようになったんですよね。

私の環境では日本時間の7月2日に使える状態になっていたので、その日のうちに丸1日、本物の仕事を任せてみました。

今回はコーディング作業を任せられるデスクトップアプリ、Claude Codeで動かしたので、Claude Codeでの検証ということになります。

結論から言うと、腕は確かでした。察しの良さと実行力は、正直、これまで使ってきたAIの中でも頭ひとつ抜けている印象でした。

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ただ、弱点が2つ見えました。

  • 説明が読みにくい

  • たまに、もっともらしく言い切りすぎる

そこで、この2つを抑え込む「話し方のルール」を作ってAIに設定したところ、回答が「1回で頭に入る」形に変わりました。

この記事では、丸1日使って分かった長所と弱点の実例、対策ルールの考え方までを無料パートで紹介します。

有料パートでは、コピペでそのまま使えるルール全文と、環境別の貼り方、効いたかどうかを確かめるテスト方法、私が実際に調整した記録までまとめて配布します。単品購入でも、メンバーシップ参加でも読めます。

ちなみにこのルール、Fable 5専用ではありません。Claudeの標準モデルであるOpus 4.7や4.8など、いまのClaude全般で使えます。

中身に環境固有の仕掛けがないので、今回試したClaude Codeだけでなく、ブラウザで使うWeb版のClaudeでも使えます。

読み終わる頃には、あなたのClaudeの回答を「読みやすくて、盛らない」形に変える環境が手に入ります。


復活したFable 5、サブスクで試せるのは7月7日まで

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まず前提を短く整理しますね。

Claude Fable 5は、Anthropicのモデルの中で一番上に位置づけられている最新モデルです。6月に一度提供されたあと止まっていて、2026年7月1日に復活しました。

公式の発表はこちらです:

https://www.anthropic.com/news/redeploying-fable-5

いまはProやMaxなどの有料プランに入っていれば、追加料金なしで使えます。ただし条件が2つあります。

  • プランごとに決まっている1週間分の使用枠のうち、半分までという上限があります

  • 期限は2026年7月7日までです

それ以降は、先にクレジットを買っておいて、使った分だけそこから消費される形になります。この従量課金、正直かなり高くつきます。

ただ、これで完全に終わりというわけでもなさそうです。

Anthropicは「容量に余裕ができ次第、Fable 5をサブスクの標準的な一部として復活させることを目指す」という趣旨の発信もしています。つまり、いったんサブスクから外れるけれど、将来また戻ってくる可能性はある、ということですね。

とはいえ、いつ戻るかは未確定です。サブスクの範囲で確実に試せるのは7月7日まで、と考えておくのが安全です。気になる方は今週中がおすすめです。

お試し課題じゃなく、本物の仕事を丸1日

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前回のお試し編では、日食つきの太陽系3Dシミュレーションアプリを数分で作らせて遊びました。その様子はこちらにまとめています。

今回はその続編です。お試し用の課題ではなく、その日やる予定だった本物の仕事をそのまま任せました。

  • 副業側では、noteの月次まとめ記事の制作、メンバーシップの数字の集計と振り返り、四半期の戦略検討を任せました

  • 本業の研究側では、動かしているシステムの運用チェックとデータ整理、パソコンの不調対応、思いつきのメモ化をお願いしました

研究側の中身は詳しく書けないので、作業の種類だけの紹介にさせてください。

ポイントは、副業と本業というまったく違う2つの文脈で、同じAIを1日使い倒したことです。だから「たまたまその作業と相性が悪かった」ではなく、モデルの癖として弱点が見えました。

良かった点:察しが良くて、腕は確か

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まず良かった点を3つ紹介します。

1つ目、一言で通じます。

「反映して」だけで意図どおりに作業が進むし、音声入力でしゃべっただけのまとまっていない思いつきも、過去の記録を自分で探して、裏付けつきのメモに仕上げてくれました。

2つ目、自走します。

「ノンストップでやって」とお願いしたら、数字の収集から計画ファイルの更新まで、確認が必要な要所だけ止まりながら一気に走り切りました。数字の突合も、人間なら面倒すぎてやらないレベルの細かさで勝手にやってくれます。

3つ目、これが一番驚いたんですが、超優秀なChatGPTのProモデルと対等に議論ができます。

私は普段から、ChatGPT Proに壁打ち相手になってもらって、その回答をClaudeやCodexに持ち込んで議論させる、セカンドオピニオン方式で戦略を考えています。このやり方は、こちらの記事で紹介しました。

で、今回はその議論役をFable 5にやらせてみたんです。

そうしたらFable 5が、相手の提案の一部を、私が過去に決めた運用ルールと矛盾する、という根拠つきで棄却しました。

私が過去に決めたことをファイルから読み取って、それを盾に他のAIへ反論する。ここまで来たか、という感じでした。

議論の質も一段上がっていました。これは私の体感ですが、以前に議論役をやらせていたGPT 5.5やClaude Opus 4.8よりも深いところまで踏み込んで、こちらが考えていなかった論点まで出してくるんですよね。

弱点1:賢いのに、説明が頭に入ってこない

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で、ここからが本題です。

賢いのは間違いない。でも、返ってくる説明が、とにかく頭に入ってこないんですよ。

冒頭でも触れましたが、具体的にはこういう症状でした。

  • 表にぎっしり情報を詰め込んできます

  • その場で作った独自の言い回しを、当然のように使い続けます

  • 一度説明を受けても頭に入らず、「つまり、こういうこと?」と自分の言葉に置き換えて確認するやり取りが増えます

私はこの日、2回「わかりやすく教えて」と言い直させています。一度説明を受けたのに理解しきれず、「結局、それは何に使われているの?」と聞き直した場面もありました。

つまり、AIの説明を毎回自分の言葉に"翻訳"するコストを払っていたわけです。

実はこれ、私の環境だけの話ではありません。Anthropicの公式プロンプトガイドにも、長い作業の中でFable 5は追いにくいテキストを生成しうる、という趣旨の記述があります。

公式ガイドはこちらです:

https://platform.claude.com/docs/en/build-with-claude/prompt-engineering/prompting-claude-fable-5

公式が認めている癖なら、対策も設計で打てるはずですよね。

ただ、対策の前に、もう1つの弱点も紹介させてください。こっちのほうが少し怖い話です。

弱点2:もっともらしい物語を、断定で語ってくる

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私のnote運営で、ある施策を変えた結果をFable 5に分析させたときのことです。返ってきた振り返りに「この転換は正しかった」と書かれていました。

数字も添えられていて、一見、筋が通っている。でも、どこか引っかかったので、こう聞き返しました。

「その結論、もう出せるの?」

そうしたらFable 5が数字を並べ直して、あっさり結論を撤回したんです。

実際には、逆方向を示す数字もあって、まだ判定できる段階ではありませんでした。都合のいい数字だけを拾えば「正しかった」という物語が書けてしまう。その物語を、断定調で出してきていたわけです。

賢いAIほど、物語が上手い。だから断定は疑う。この日いちばんの教訓でした。

これは私の実感ですが、この断定癖はClaude系の傾向です。GPT-5.5やCodexなどOpenAI系のモデルは、良くも悪くも慎重でなかなか言い切りません。Claude系はハルシネーションが少ないと言われる分、言い切られると信じたくなる。だから、言い切り方そのものを縛る価値があります。

ちなみにこの癖も、公式ガイドに対策の記述があります。長時間の自律作業では、進捗の主張を実際の作業結果と突き合わせて報告させるように、未検証のことは未検証と言わせるように、というプロンプトが推奨されています。

対策:「話し方のルール」を作りました

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というわけで、この2つの弱点を抑え込むルールを作って、AIがいつも読む場所に設定しました。

中身は3つのグループ、全部で15項目です。

  • 構成のルール:結論から書く。段落は短くする。本文に載せる量を絞る。読み手は「作業を見ていなかった同僚」と想定する

  • 言葉のルール:造語・略語・矢印つなぎを使わない。専門的な名前には説明を一文添える

  • 確からしさのルール:「確認済み・推測・未確認」を区別させる。因果や成否を言い切る前に、反対の証拠を探させる

ちなみにこの15項目、Fable 5自身と壁打ちしながら作りました。中でも一番効いている「読み手は作業を見ていなかった同僚と想定する」は、壁打ちの中でFable 5自身が提案してきたルールです。自分の弱点への対策を自分で設計してくるあたり、やっぱり賢いんですよね。

ビフォーアフター:同じ質問で、回答はここまで変わった

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効果はどれくらいか。ルールがまだ完成していなかった頃と、調整を重ねた後で、同じ質問への回答を比べてみます。

調整の途中で「作ったルールをわかりやすく教えて」と聞いたときは、箇条書きがひとつもない、段落だらけの長い回答がドンと返ってきて、読むのに正直しんどい状態でした。

調整を重ねた後は、同じ質問に対して、3つのグループに整理された短い箇条書きで返ってきました。パッと見で頭に入ります。

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左がルール調整の途中の実際の回答、右がルールを1行直したAIが同じ質問へ答え直した実際の回答です。同じ内容でも、右は3グループの数と構造がパッと見で掴めます。

先に正直に言っておくと、ルールを入れても、読みにくい回答が完全にゼロになるわけではありません。それでも、入れる前と比べると別物と言っていいレベルで読みやすくなります。

そしてもうひとつ正直に言うと、ルールは1回では完成しませんでした。

ルールで1つ症状を塞ぐと、文章の密度が別の場所へ逃げていく。モグラ叩きのような調整を4往復やって、いまの形に落ち着きました。

この4往復のやり取りは、有料パートに実録として載せています。有料パートで配布している「話し方のルール」をコピペした後、あなたの好みに合わせて育てるときの参考になると思います。

答え合わせ:公式ガイドと同じ方向でした

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実はこの私が作った「話し方のルール」、あとから答え合わせができたんです。

先ほど紹介したAnthropicの公式プロンプトガイドを改めて読み込んだところ、読みやすさ対策として公式が推奨しているプロンプトが、私のルールとほぼ同じ方向を向いていたんです。

  • 結果から書き始める

  • 完全な文で書く

  • 矢印つなぎや、その場で作ったラベルを使わない

  • 「作業を見ていなかった読者」を想定する

Fable 5との壁打ちとモグラ叩きでたどり着いたルールが、公式の推奨と重なっていたわけです。

「じゃあ公式ガイドを読めば無料で済むのでは?」

と思った方、半分正解です。方向性だけなら公式ガイドで足ります。

ただ、公式ガイドは英語で、開発者向けの文書です。日本語の回答にだけ効く「体言止めをしない」のようなルールは載っていません。

どこに貼るか、効いたかをどうテストするか、効かなかったらどう育てるか、も書いてありません。

このあとの有料パートは、その「日本語で、貼って、テストして、育てる」の部分を埋めるものだと思ってください。

このルールが不要な人

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正直に書いておきますね。

  • 単発の質問しかしない方:弱点に出会う前に会話が終わるので、そのままで大丈夫です

  • AIの回答を流し読みして、自分で要約し直すのが苦にならない方も、無理に入れなくて大丈夫です

逆に、AIにまとまった作業を任せる方、AIのレポートや要約を日常的に読まされている方には、はっきり効きます。

動画で見たい方へ

回答の変化はさっき静止画でお見せしましたが、動きのあるものはやっぱり動画が強いです。

特に「読みにくい回答が返ってくる場面の実物」と「AI同士の議論の様子」は、画面で見たほうが圧倒的に伝わります。

動画はこちら👇️

https://youtu.be/hXIMzI6I394

まとめ

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  • Fable 5は察しと実行力が抜群。ただし「読みにくい説明」と「もっともらしい断定」の2つの癖がある

  • 癖は「話し方のルール」でかなり抑えられる。ゼロにはならないが、入れる前とは別物の読みやすさになる

  • ルールはFable 5専用ではなく、いまのClaude全般で使える

ここから先の有料パートでは、冒頭で予告した配布一式(ルール全文15項目・貼り方・テスト方法・調整実録)をまとめています。

読んだらそのまま、あなたの環境に入れられます。


ここからは有料パートです。単品購入か、メンバーシップ参加で読めます。

ルール全文の配布と、導入から調整までの具体的な手順をまとめています。


配布物:話し方のルール完全版(コピペ用)

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以下をそのままコピーして使ってください。日本語のままで大丈夫です。

 
 
 
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