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思考を満員電車から下車させる#44

    今日の予定はこれで、
    子どもの予定はこれ。

    晩御飯はどうしよう。
    さっきの夫の言葉、
    あれはどういう意味だったんだろう。

    あれもやらなきゃ。
    これもやらなきゃ。

    そんなふうに、
    思考や感情が頭の中にぐちゃぐちゃに
    溢れかえっているときがある。

    それはまるで、満員電車のよう。

    ぎゅうぎゅうに詰め込まれた電車の中では、誰も身動きが取れない。

    思考や感情も同じで、
    そのまま満員にしておくと、
    どれも頭の中で動けなくなる。

    そんな時は、少しだけ下車させる。


    まず私は、
    頭の中にある「やること」を外に出す。

    紙でも、スマホのメモでもいい。
    とにかく全部書き出す。

    今日やること。
    今週やること。
    今月やること。

    そうやって書き出して、
    「やること」は半ば強制的に下車させる。

    次に、感情。

    こちらは少し厄介で、
    すぐには下車してくれない。

    そんな時は、
    ほんの少し日常から距離を置いて、
    静かな時間をつくる。

    お風呂にゆっくり浸かる。
    音楽を聴きながら散歩をする。

    そういう時間の中で、
    感情は意外と自然に降りていく。


    もちろん、すぐ降りるものもあれば、
    なかなか降りてくれないものもある。

    でも、そうやって少しずつ、
    ぎゅうぎゅうだった電車に、
    隙間ができていく。

    空気が流れるようになって、
    酸欠だった頭の中が少しだけ楽になる。

    なかなか降りてくれない感情があっても、
    焦らなくて大丈夫。

    感情も、ちゃんと気が済んだら、
    勝手に自分から降りていってくれる。


    それまでは、
    まだ乗っていたい気分なんだろうなって、
    乗せておいてあげても、
    大丈夫なのかもしれない。

    そしてもちろん思考も感情も、
    降りたら終わりではない。

    また気がつくと、
    どこからか乗り込んでくる。

    そしたらまた少しずつ降りていってもらう。

    そうやって今日も、
    私の頭の中の電車はぐるぐると走っている。


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    敏感な心で生きる、INFJの28歳、専業主婦。 8歳と5歳の娘の母です。 日々の小さな心の揺れや、 その奥にある気持ちを言葉にしています。 慌ただしい毎日の中で、ふと深呼吸できて、 少しだけ自分を取り戻せる場所になりますように。

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