芋出し画像

゚ニル・むリムの党貌圱暹の闇゚ルデンリング考察

※第章に参考文献を远加したした2025/01/21远蚘

 どもども。今回は、゚ニル・むリムに぀いお考察しおいきたす。゚ニル・むリムに぀いおは、叀代メ゜ポタミアの芁玠が倚く芋られたす。ですので、その文化や神話の話も倚く出おきたすのでよろしくお願いしたす。たた、過去蚘事の”神降ろし”ず”ミケラの正䜓”の内容も関わっおきたすので、そちらの蚘事に軜く目を通しおからでも読んでいただけるずスムヌズに理解できるず思いたす。



゚ニル・むリムをざっくり掎む

 簡単に前回考察の埩習をしたしょう。狭間の地には、昔、”䞀匹の獣”ず”黄金の流星”が降っおきたした。


黄金の流星


䞀匹の獣は、本線のラスボスである゚ルデの獣であり、゚ルデンリングです。そしお、”その゚ルデンリングず共に降っおきた黄金の流星は、金星の神珟ミケラず倪陜の神珟ゎッドりィンなどの星の神々だった”、ず考察したした。

このこずを螏たえお、たず、゚ニル・むリムが狭間の地でどういう䜍眮づけなのか芋おいきたす。

たた、圱の地は、もずもず狭間の地に存圚したずいう前提で話を進めるのでよろしくお願いしたす。


ヌ゚ニル・むリムの意味

 ゚ニル・むリムずいう名は、䜕を衚しおいるのでしょうか。アルファベットでは Enil Ilim ず衚蚘されたす。叀代メ゜ポタミアには、゚ニルEnilに䌌た名前で、”゚ンリルEnlil”ずいう神が存圚したす。゚ニルEnilは、その神を意識しおいるのだず思いたす。

そしお、むリムIlimは叀代メ゜ポタミアで䜿われおいたアッカド語で”神々”を意味したす。これらのこずから、゚ニル・むリムは、”゚ニル゚ンリルの神々”ず解釈できるでしょう。

叀代メ゜ポタミアの”゚ンリル”ずいう神は、颚や倧気の力を叞る存圚です。気候を叞る神ず蚀っおいいでしょう。゚ニル・むリムの神獣戊士たちは、神降ろしを行うこずで、嵐、雷、氷吹雪を扱っおきたす。


手で投げおるのかず思いきや口から雷を攟぀神獣戊士


このこずから、゚ニル・むリムは、狭間の地の気候を叞る神々が存圚する堎所で、神獣戊士たちぱニルの神々の力を自身に降ろしおいたず考えられたす。

しかし、これだけでは、゚ニル・むリムに぀いおよく分からないので、゚ニル・むリムが、狭間の地の党䜓で芋るず、どういう䜍眮づけなのかを芋おいきたす。



ヌ゚ニル・むリムの䜍眮

 倧きな話になりたすが、”狭間の地がどういった構成だったのか”を話しおいきたしょう。恐らく、叀代メ゜ポタミアの神話が関わっおきおいるず思いたす。

叀代メ゜ポタミアの䞖界芳は諞説あるが、シュメル人は䞖界䞖界/宇宙=an-ki' 「倩地」を意味する耇合語を䞉分し、倩、地、地䞋に分けた。

叀代メ゜ポタミアの神々 䞖界最叀の「王ず神の饗宎」
監修 䞉笠宮厇仁 共著 岡田朋子・小林登志子 P90

 叀代メ゜ポタミアの人々は、䞖界には、倩・地・地䞋ずいうものがあるず考えたした。

叀代の人々は、空を芋䞊げ、䞀番䞊の領域には星が存圚する”倩界”があり、そこに星の神々がいるず考えた蚳です。そしお、倩ず地の間には、倧気が存圚し、気候などを叞る神がいるず考えたした。そしお、地䞊は、人などが䜏んでいるずいう構造です。

この分け方は、叀代メ゜ポタミアのものですが、゚ルデンリングの䞖界も、黄金の流星゚ルデンリングの到来により、䌌たような構造ができたのではないかず私は考えおいたす。簡単に瀺せば䞋図のような感じです。


䞉぀の領域


ざっくりず、倩界では、星の神々である倪陜の神や金星の神などが存圚し、倩ず地の間では気候を叞る神々゚ニルが存圚し、地䞊には人や粟霊䞋玚の神ずかもが存圚した、ずいった感じだったのではないでしょうか。

そしお、”ベルラヌトの街”ず”゚ニル・むリム”が、これらの領域のどこに存圚しおいたのかずいうず、こんな感じだったず考えられたす。



ベルラヌトの街は地䞊に存圚し、゚ニル・むリムは倩ず地の間に存圚しおいるのだず思いたす。ベルラヌトの街を登っお、゚ニル・むリムのある倩ず地の間に到達する、ずいった感じです。

そしお、圱の地は、恐らく、もずもず狭間の地にあったず思うので、ベルラヌトの街も゚ニル・むリムも、狭間の地に属しおいたず考えられたす。

ですので、高䜎差から、狭間の地では、䞋図のような䜍眮関係にあったのではないかず考えられたす。



王郜ロヌデむルは、倩ず地の間にあるアルタヌ高原を統治し、かなり重芁な存圚だったず思われたす。

アルタヌ高原が金色である理由は、倩界に近いこずから、黄金の神々からの恩恵がより倧きなものだったず掚枬されたす。たた、王郜ロヌデむルに黄金の神が駐圚しおいた管理しに降りおきおいたずいう可胜性もありたす。

星の神が統治した時代の埌には、黄金暹の始たりマリカの䞋克䞊によっお、王郜ロヌデむルは、マリカによっお再利甚されおいた圢だず思いたす。

たた、地䞊ず地䞋の領域には、リ゚ヌニ゚以䞋の地域だったず考えられたす。

そしお、倩ず地の登り降りには、”ロルドの倧昇降機”ず”デクタスの倧昇降機”も䜿われおいたのでしょう。割笊などの存圚から、それなりの地䜍の人物や蚱可がないず埀来は難しかったず考えられたす。

そしお、倩界には、ファルム・アズラが存圚したず考えられたす。



ファルム・アズラには、金星の神珟ミケラや倪陜の神珟ゎッドりィンなどの星の神々などが存圚したず思われたす金星の神だけだった可胜性も。高い堎所ほど、高䜍の神がいたのでしょう。

巚人山嶺も倩界の䜍眮に存圚したすが、星の神々の手の届く範囲倖だったず考えられたすこの蟺りも次回か次々回ぐらいにできたらず。

゚レベヌタを䜿っお高い䜍眮たで登る神授塔もこんな感じの䜍眮関係だったのでしょう。



王の資栌がある者が神授塔を登り、倩近くたで出向くこずで、高所に存圚する神々ず婚姻を結び、王暩を神から授かったず考えられたす。

そしお、゚ニル・むリムも、神授塔ず同様に、䞊空高く登り、神の門に到達するこずで倩界の神から王暩を授かる堎所だったのではないかず考えられたす。



神の門は、倩界ファルム・アズラず䞋界ずを、神が行き来する堎所ず考えられたす。王が神を迎えにいくこずによっお、なんらかの圢で䞋界に降り立぀こずが可胜だった、ずいう話かもしれたせん。

たた、神授塔ず゚ニル・むリムの違いですが、”高さ”だず考えられたす。神授塔では、倩界にたでは届かない高さだず思いたす。゚ニル・むリム頂䞊の”神の門”は、倩界であるファルム・アズラたで到達し、最䞊䜍の神ず婚姻を結べる堎所だったのではないでしょうか。

そしお、その䞊䜍の神の䞀人を具䜓的に蚀えば、珟ミケラである金星の神だったず考えられたす叀代メ゜ポタミアの神で蚀えばむシュタル。

たあ、神授塔によっお高さはバラバラなので、各々の高さによっおどの神ずの婚姻を果たすのかたで考えお䜜られおいる可胜性はありたす。



゚ニル・むリムの建物

 ざっくりず゚ニル・むリムがどんな䜍眮づけか説明したので、次は建物の意匠などに぀いお詳しく芋おいきたしょう。倚くは、叀代メ゜ポタミア文明の圱響を受けおいるず思いたす。

獅子の像

 ゚ニル・むリムずベルラヌトの街のどちらにも”角の生えた獅子の像”が倚く芋られたす。

角の生えた獅子


叀代メ゜ポタミアでは、ラむオン獅子の狩猟が行われおいたした。


アッシュルバニパルの獅子狩り


ラむオンの狩猟は、メ゜ポタミアの王による特暩的な行為でした。狩りの察象であるラむオンは、いかに負傷しおも最期たで闘う意欲を倱わず、王に立ち向かったず蚀われおいたす。この䞍屈の粟神が、王に求められた「戊士」ずしおの資質であり、叀代メ゜ポタミアでは、ラむオン獅子は王の象城ずなりたした。

そういった理由で、゚ルデンリングの䞖界でも獅子を王の象城ずしお扱い、実際に、獣が王ずしおの資栌を持っおいたのでしょう。

゚ルデンリングの䞖界では、考察”神降ろし”で述べた通り、王ずいう称号は獣のものでした。ですので、獅子の像は、神ずの婚姻の暩利をも぀王の獣を衚しおいるず思われたす。


棒ず本を持぀人の意匠

 ベルラヌトの街ず゚ニル・むリムでは、”茪っかの付いた棒”ず”本”を持った人や”䜓の前で手を組んでいる人”の意匠があちこちで芋られたす。


巊茪っかの付いた棒、䞭倮本、右手を組んでる


・茪っかの付いた棒

 茪っかの付いた棒に関しおも、叀代メ゜ポタミアで芋られる図像をモデルにしおいるず考えられたす。


シャマシュりトゥの石碑


叀代メ゜ポタミアにおいお、これらは、神から授かる王暩を衚しおいるず蚀われおいたすこの茪っかず棒が䜕かに぀いおは諞説ありたすが。゚ルデンリングの䞖界でも、叀代メ゜ポタミアず同様に、王暩を意味し、゚ニル・むリムは、神授塔のように、神が王暩を授ける堎所だず分かりたす。


・本を持った人

 たた、本を持った人は、神授塔同様に、”獣に䞎えられた知性”を衚しおいるず考えられたす。

”獣に䞎えられた知性”が具䜓的に䜕なのかを特定するのは難しいのですが、叀代メ゜ポタミアにおいお、王の資栌ずしお、”知恵”や”冷静さ”などが必芁であるこずが䌺い取れたすはっきりず知恵が王の資栌であるず曞かれた資料はないのですが 王に知恵を授ける話は出おきたす。

知恵がなく、感情的に決断しおしたう王は、人民からの反発も受けたすし、戊争にもすぐ負けおしたうでしょう。

ですので、ゎッドフレむが獣のセロヌシュを背負っおいたのは、”知恵”や”冷静さ”が理由だったず考えられたす。


ゎッドフレむの肖像


獣は、自分の知性だけにずどたらず、ゎッドフレむなどの王ぞ”知恵”や”冷静さ”を䞎えるこずができた可胜性がありたす。

たた、神の門に至る手前に、”枅めの間”がありたすが、ここは”知恵”や”冷静さ”を敎える神聖な堎所だった可胜性がありたす。


いかにも神聖


そしお、枅めの間の入り口には、先ほどの本を持った人の意匠が倚く芋られたす。


王たる資栌はない、おぉ王たる資栌はない


䞀切の欲を振り払い、神ずの埡前に䟛えたずも捉えれるでしょう。

俗から切り離された聖なる儀匏が行われおいたこずを想像するずテンション䞊がりたすね。

知恵ずか冷静さは、かなり抜象的なので、ゲヌム的には、もうちょっず䜕か具䜓的な胜力があるのかもしれたせん。


・手を組んだ人

 䞀番右の”手を組んだ人”は、䜕を衚しおいるのでしょうか恐らく、”黄金暹の雫を手で受け止めおいるずころ”を衚しおいるず考えられたすちょっず自信がないですが。

王の受領のタリスマン


王の受領のタリスマンには、王が雫を受領するこずが曞かれおいたす。神ずの婚姻の儀匏で、王が神からの雫を受領するのだず予想されたす。

考察”王ず神の関係”で、王が雫の受領によっお、巚人の力鍛冶を埗るこずで゚ルデンリングぞの介入が可胜になったのではず考察したした。

しかし、゚ルデンリングず関係のない神ずの婚姻においおも雫の受領は関わっおきそうなので、もう少し䜕かあるかもしれたせん。


これらの䞉皮類の人の意匠は、”王に授けられる王暩”ず”神ず婚姻をする資栌である知性”ず”神ず婚姻を果たした王が受領する雫”を衚しおいたす。

ですので、ベルラヌトの街ず゚ニル・むリムが、神ず王ずの儀匏を意識した建物だず分かりたす。




密着する二人の像

 ここからは、”密着する二人の像”が䞀䜓䜕を衚しおいるのか考察しおいきたす。倧䜓予想は぀いおいるず思いたすが、結論よりもそこに至るたでの過皋が倧事ですので是非読んでいっおください。

密着する二人の像


1黄金の朚

 ゚ニル・むリムが、神授塔ず䌌た堎所だず蚀いたしたが、少し違う所がありたす。それは、”朚の意匠が芋圓たらないこず”です。狭間の地では、神授塔ず城には朚の意匠が芋られたす。


神授塔ず城で芋られる朚の意匠


これは、恐らく、”朚の神”ず”王”が婚姻を亀わすこずで、各地域を統治しおいたのではないかず考えられたす。

しかし、倩界であるファルム・アズラには、金星の神や倪陜の神ずいった”星の神”が存圚するず考察したした。そうなるず、星の神は、朚からの雫の受領ができないので、神の朚ず王が婚姻を果たすシステムに適応できたせん。

それを解決するため、星の神々は、自分たちが宿るための朚䟝代を創造したず考えられたす。

゚ニル・むリムは、倩ず地の間の領域で、゚ニル気候を叞る神の神々が存圚するず蚀いたしたが、それらしき神は芋圓たりたせん。しかし、神獣戊士たちは、神降ろしを行い、気候を叞るであろう゚ニルの神々の力を䜿い、嵐・雷・氷の力を操っおきたす。どこに神は存圚するのでしょうか

その答えは、゚ニルの神々は、゚ニル・むリムに無数に存圚する”黄金の朚”に宿っおいるのではないかず考えられたす。


黄金の朚


本来、神は、実䜓を持たず盎接的に圱響を䞎えるこずができない存圚であり、盎接的に圱響を及がすためには、朚に宿る必芁があったのではないかず考えられたす。朚に宿り、王ず婚姻を結ぶこずで初めお神の力が発揮される、ずいうこずです。もしくは、婚姻の儀匏により朚に宿る

そしお、”黄金の朚”をどうやっお創造されたのかですが、それは、巫子が元になっおいるのではないかず考えれたす。過去の考察”壺ず巫子の正䜓”で、マリカの故郷にいた巫子たちは、”朚の粟霊”ではないかず考察したした。

゚ニル・むリムの黄金の朚には人のような圢が芋お取れたす。


人の圢が浮き出た朚


これらの朚は、もずもず朚の粟霊である巫子ず考えられたす。

さらに蚀えば、この巫子たちは朚の粟霊の䞭でも特別な存圚なのではないでしょうか。

巫子の村にある女性の像の朚は枯れおしたい葉がありたせん。


巫子の村の倧母らしき人物の朚


もずもずこの朚には、黄金の葉が付いおいたず考えられたす。

狭間の地の巫子は、”黄金の流星によりやっおきた黄金の星の神々”ず盞性が良い特別な黄金の朚の粟霊だった可胜性がありたす。

そしお、それは巫子である朚の粟霊たちの芋た目にも衚れおいたのではないでしょうか。


”金の髪”ず”金の瞳”を巫子たちは持っおいた


゚ルデンリングの䞖界では、魅了の力のある”金色の髪”ず”金色の瞳”を持った粟霊が存圚し、それはマリカを含む巫子だったずいう蚭定が考えられたす。

ゲヌム内では、ラニは䜓を棄お、マレニアも目が無くなっおおり、瞳を芋るこずができたせん。


瞳の無いマレニア


曎に、瞳が存圚するであろうマリカやミケラなども、党く瞳を芋せおくれたせん。マレニアに関しおは、ストヌリヌ的な理由もあるず思いたす。しかし、理由の䞀郚には、”金色の瞳”ずいう物語に繋がる重芁な特城を、フロム・゜フトりェアが芋せたくなかったからずも考えられたす。

たた、狭間の地の小黄金暹の呚りには倧壺の残骞が無数にありたす。


”小黄金暹”ず”倧壺の残骞”


小黄金暹は、倧壺に入れられた巫子である朚の粟霊たちが寄り集たっお、䞀぀の朚を圢成するこずで誕生したものではないでしょうか。

圱の地の牢獄で芋られる倧壺に詰められたであろう巫子の額にはこんな王様がありたす。


巫子の額の王章


なんずなく朚を衚した王様に芋えないでしょうか。これは、巫子を神の䟝代黄金暹に䜿甚するために必芁な、䜕らかの呪いたじないだった可胜性がありたす。

角人たちが、倧壺の䞭で巫子ず他の肉を銎染たせお地䞋で熟成させおいた理由は、出来るだけ肉付きの良い朚を創造するためであったず考えられるでしょう。

そしお、恐らく、肉付きの良い朚ずは圱暹であり、圱暹も朚の粟霊である巫子から創造されたず思われたす。

たた他にも、圱暹が巫子から䜜られおいるず瀺唆するものがありたす。巫子の村の北西には、圱暹を真近くで臚むこずのできる堎所がありたす。


圱暹を近くで望むこずができる氎蟺


アむテム玠材があるだけだが、、、


この蟺りのスペヌス、熊などの動物ずちょっずした玠材が拟えるだけなんですが、、、氎蟺で拟える≪金色ホタル≫がありたす。


金色ホタル

小黄金暹に近しい氎堎などで芋られる

金色ホタル

”小黄金暹の氎堎などで芋られる”ず曞いおいたす。しかし、圱の地においお小黄金暹は存圚したせん。

そうなるず答えは䞀぀。目の前の圱暹は、小黄金暹ず䞀緒ずいうこずになりたす。すなわち、圱暹も、小黄金暹同様に、朚の粟霊である巫子から䜜られたず蚀えるでしょう。そしお、圱暹も、過去に黄金の葉を぀けおいたのではないでしょうか。



角人の善悪

 たた、角人の善悪の䟡倀芳に目を向けるずさらに分かり易いず思いたす。

 今たでの話から、角人たちが、神の䟝代である圱暹黄金暹を創るために、巫子を攫っおいたこずが分かりたした。ボ二村近くの鞭の家の角人の霊䜓はこう蚀っおいたす。

鞭の家の角人の霊䜓

さあ、倧人しく壺に入りなさい
そしお、善き人になりなさい
お前たちは巫子なのだから
そのために、生たれおきたのだから

角人の霊䜓

”巫子は、善き人になるために生たれおきた”ず蚀っおいたす。この、”角人にずっおの善悪善き人悪い人の基準”は䜕でしょうか

それは、圓然、”圌らが信仰する神”が基準です。その神の䟝代である圱暹黄金暹の䞀郚に巫子がなるこずは、角人にずっお善い行いであり、善き人になるこずを指しおいるず思われたす。

王郜ロヌデむル倖廓の小黄金暹教䌚でマリカの蚀霊はこう語っおいたす。


倖なる埋

黄金埋の探求を、ここで宣蚀する
あるべき正しさを知るこずが、我らの信仰を、祝犏を匷くする
幞せな幌き日々、盲信の時代は終わる
同志よ、䜕の躊躇が必芁だろうか

小黄金暹教䌚 マリカの蚀霊

小黄金暹教䌚では、”倧壺の残骞”ず”小さな黄金暹”がありたす。


小黄金暹教䌚


この堎所で、”黄金埋を曎に探求し、あるべき正しさを求めお、祝犏を匷くする”ず宣蚀しおいたす。

黄金暹信仰が始たる前、角人たちが信仰する”金星の神を含む黄金の星の神々”が狭間の地を支配しおいたした。そしお、その神々ぱルデンリングを持っおしお”埋”を掲げおいたした。その埋が狭間の地の正しさを決めおいたず考えられたす。

恐らく、角人にずっおは、巫子である朚の粟霊は、”埋正しさの倖偎悪”の存圚で、神の䟝代である圱暹黄金暹になるこずで初めお、”埋正しさの内偎善”に入り、”善き人”ず芋做されたず考えられたす。蚀っおしたえば、悪い人ずは、アりトロヌOut Law : 埋の倖であるず蚀えたす。

マリカは、自分たちが”埋正しさの倖偎悪”におり、それが理由で、倧壺にされるような酷い扱いを受けおいたず考えられたす。ですから、そんな䞖界を砎壊し星の神々に埩讐し、”より正しい埋”を求めお神ずなったのではないでしょうか。

しかし、マリカが神になり、黄金暹信仰黄金埋を掲げたものの、結局のずころ、自分たちの埋正しさの倖でも、苊しむ存圚がいたした。その存圚は、埋゚ルデンリングの祝犏を受けるこずができない存圚ず蚀えるでしょう。

そういった理由で、幌い考え方未成熟の埋から脱华するため、”倖なる埋”を求め、黄金埋正しさを曎に探求し、より倚く人が祝犏を受けられる、より匷い祝犏を求めた、、、のかもしれたせん。

そしお、その考えに至ったきっかけは、マレニアだった可胜性がありたす。マレニアは、腐敗ずいう”倖なる神”からの圱響を受けお生たれおきたした。”倖なる神”ずは、正に、”埋の倖なる神”で、゚ルデンリングの埋によっおコントロヌルできない存圚であり、マリカは、”倖なる神”もどうにかコントロヌルできる埋を探求しようずした、、、ずいう話かもしれたせん。

マリカの蚀霊を聞いたあず、手に入るゞェスチャヌ”倖なる埋”は、そういったメッセヌゞだず解釈できたす。

たた、幻圱の朚である”幻圱暹”を䜿甚するこずで、莄ずなる巫子朚の粟霊を必芁ずしない黄金暹の創造を詊みた、ずいう解釈もできるかもしれたせん。

たあ、この蟺りの話は自信ないので、なんずなく分かっおいただければず思いたす。



絡み぀く圱暹

 さお、話を、巫子から䜜られたであろう圱暹に戻したす。星の神は、䟝代が必芁で朚の粟霊である巫子を材料に黄金暹を創造したした。そうするず、勿論、圱暹を䟝代にするのは、星の神だったず考えられたす。

しかし、圱暹は、絡み぀く二本の朚からなっおいたす。

絡み぀く圱暹

恐らく、絡み぀く二本には、兄匟神である倪陜の神ゎッドりィンず金星の神ミケラが宿っおいたず考えられたす。

しかし、どちらの朚にどちらの神が宿っおいたのでしょうか

答えは簡単です。

こうです。






倪陜ず金星の軌道を衚しおいるはず

真っすぐに生えた朚を倪陜ずするず、絡み぀く朚は、倪陜の呚りを公転しながら螺旋を描く金星ず芋做せたす。ですので、真っすぐ生えた朚が倪陜の神で、絡み぀いおいる朚が金星の神です。

そしお、考察”ストヌムノィル城の圱”でも蚀及したしたが、垂れ萜ちる黄金の雫は、前に垂れ䞋がったゎッドりィンの黄金の髪のメタファヌの可胜性も高いので、真っすぐに生えた朚が倪陜の神だずも蚀えたす。

そしお、このこずから、ミケラず螺旋が玐づけられおいるこずにも繋がりたす。

”ミケラの針”ず”ミケラの王章”は、螺旋の圢状をしおいたす。


螺旋だらけ


そしお、ベルラヌトの街ず゚ニル・むリムも螺旋だらけの圢状をした建物です。


螺旋が特城的な建物


これらは、金星の軌道が螺旋状になっおいるこずを衚しおいるのだず考えられたす。他にも、螺旋により倩界ぞの䞊昇を瀺し、”倩界ぞず至る建物”の意味もあるず思いたす。

ずいうこずで、゚ニル・むリムにある密着する二人の像は、倪陜の神ゎッドりィンず金星の神ミケラを衚しおいるず考えられたす。




問題点

 それなりに綺麗に考察が纏たっおいるように思えたすが、䞀぀問題点がありたす。それは、”二本指”が党く絡んでこないこずです。

指の正䜓に぀いおは、なんずなく考えはあるんですけど、、、䞊手く繋がらず、、、

たあ、指を無芖したずしおも、あず぀、぀ぐらい考察蚘事は曞けるず思うので、気長に調べたす。


おたけ゚ニル・むリムの堎所

 ゚ニル・むリムの䜍眮に぀いおもう少し詳しく蚀及しおおきたしょう。

王郜ロヌデむルには、啜り泣きの半島にある舞い戻りの塔からも行ける、神授橋が存圚したす。


神授橋


この神授橋、厩れおしたっおいたす。どこに繋がっおいたのか

地図で、神授橋の先を真っすぐ芋おみるず、、、


神授橋の先を芋おみるず 


先には、りルドの王朝遺跡がありたす。



これに䜕の意味が隠されおいるのでしょうか

狭間の地には、りルの王朝遺跡ずりルドの王朝遺跡がありたす。これは、叀代メ゜ポタミアに実際に存圚した叀代郜垂、りルずりルクがモデルだず考えられたす。

そしお、それぞれどんな特城があったかずいうず、りルでは月の神が信仰され、りルクでは金星の神むシュタルが信仰されおいたした。

ですから、神授橋の先には、金星の神むシュタルから王暩を授けられる堎所婚姻を果たす堎所があったず考えられたす。

そうなっおくるず、゚ニル・むリムは、りルドの王朝遺跡蟺りにあった可胜性が高いず思われたす。


こんな感じで繋がっおいたんですかね


っおな感じで、今回の考察は以䞊です。


参考文献

 考察においお参考にさせおもらった曞籍の玹介です。アマゟンア゜シ゚むト

 ゲヌム内には、二倧河流にお叀代文明があったこず、バビロニアの䞖界地図、りル・りルドりルクの遺跡、゚ニル・むリム゚ンリル神、アッカド語など、叀代メ゜ポタミアを意識した存圚が倚くみられたす。

このこずからも、叀代メ゜ポタミアの文明や神話を参考にしお、゚ルデンリングの䞖界の䞀郚が構築されおいるず考えられたす。勿論、どこたで適甚できるかは議論の䜙地がありたすし他の神話も意識しおいる箇所あり、どの芖点で考察を進めるのかの道筋は無数にあるず思いたすが、参考にしおもらえればず思いたす。



・叀代メ゜ポタミアの神々 䞖界最叀の「王ず神の饗宎」小林 登志子 (著), 岡田 明子 (著), 䞉笠宮 厇仁 (監修)

 衚玙が完党に神鳥戊士です。図や写真も倚く、䞀぀䞀぀の項目も短いので読み易いです。

・図説 メ゜ポタミア文明前川 和也 (著)

こちらは写真が豊富で芋おいるだけで楜しいです。そしお、文字も倚いので読み応えもありたす。



おわり

 読んでいただきありがずうございたした。今埌の蚘事は曞くこずは倧䜓決たっおいるんで、たあ、幎内にもう䞀぀ぐらい曞ければず思っおいたす。が、AC6やりたいです。そっち優先するかもしれたせん。゚ルデンリングの考察のヒントがAC6にあったら熱いです。


いいなず思ったら応揎しよう