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秋の空【風まかせ文芸部】

    吹下橙子(ましろ8)


    突然吹いた風にまかせて
    私はくるくると空へのぼる
    茜色の高い高い空まで
    手には一本のススキをもっている
    けど、くしゃみがでてきたからもう離したい
    また風が吹いてススキは飛んでいった

    私にはまだ見つけられない

    「もう少しだよ」

    声がする
    私はほほえむ
    空はアメジストセージみたいな色になっていた

    「やっと会えたね」

    宵の明星

    そう呼ばれるあなたを探しにきたのよ

    秋の空
    ひとつ輝く
    私の光


    秋の空へ風まかせに

    #風まかせ文芸部
    #秋の空

     
     
     
    吹下橙子に名前移行中です 猫のいる主婦 AIにほんのちょっぴりだけ見守ってもらいながら 余韻のある物語を書いています 掌編、小説、詩、ときどきエッセイ 音楽や物語に引っ張られて、気づけば深いところまで潜ってしまうことも 好きなものは音楽、映画、ウイスキー、Vaundy

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