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死産から6年。長男へのプレゼントは「ハッピーバースデーを歌い終わるまで」

    つい先日、臨月で死産した長男の6回目の誕生日がありました。

    X(旧Twitter)やThreadsで、私の死産経験に関する投稿を見てくださる方が増え、たくさんの温かい言葉や共感をいただいています。本当にありがとうございます。


    初めて私のnoteを読んでくださる方へ。


    私は6年前、臨月の38週6日で第一子である長男を死産しました。

    現在は4歳の次男、0歳の三男と、「見た目は4人家族、心は5人家族」の生活を送っています。


    胎動が止まったあの日のこと、絶望の中で長男を産んだ時のことは、以前こちらの記事に詳しく書きました。もしよろしければ、読んでいただけると嬉しいです。

    「死産」と聞くと、悲しくて暗いイメージを持たれるかもしれません。もちろん当時は本当に辛い辛い日々でしたが、時間薬とはよく言ったもの。


    死産なので、もちろん誕生日=命日なのですが、我が家の誕生日は、涙だけではありません。姿は見えないけれど、長男は確かにそこにいて、私たち家族をひとつにしてくれています。

    今日は、先日迎えたばかりの「長男の誕生日」と、「弟たちの賑やかな一日」についてお話ししようと思います。



    「歌い終わるまで」は長男の時間。我が家の「おさがり」ルール🎂


    毎年この時期になると、夫婦で「長男への誕生日プレゼント」を用意します。

    でも、せっかく買っても飾っておくだけではもったいないので(笑)、最初から「次男が使うことを見越して選ぶ」のが我が家のルールです。


    これを始めたのは、長男の2回目の誕生日の時から。 当時、次男はもう少しで1歳になる頃でした。

    「2歳児向けのおもちゃで、かつ次男が誤飲しないよう、細かいパーツが少ないもの」 そんな基準で選んだのを覚えています。


    それから毎年続き、今年でなんと5回目の「おさがり」です。

    去年の5歳のプレゼントは、次男が大好きなトイストーリーの「バズ・ライトイヤー」の人形でした。 

    次男はすでにジェシーの人形を持っていて、「お兄ちゃんにはバズとか?」と、ちゃっかりリクエストしてきたんです。 笑 いまだに「〇〇(長男)ちゃんのバズ!」と言って大事に遊んでいます。


    そして今年の6歳の誕生日は、万博の影響で少し「世界」に興味を持ち始めた次男のために、色々なギミックがついた「地球儀」のおもちゃにしました。

    プレゼントが家に届いても、すぐには開けません。 まずは長男のお骨の近くにお供えします。


    そして誕生日当日、リビングのテーブルに、骨壺の入った「おうち」と、バースデーケーキ、そしてプレゼントを並べます。

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    Geminiに作ってもらいました

    ここで、我が家の鉄の掟が発動します。 みんなで「ハッピーバースデー」の歌を歌って、 ロウソクの火を(次男が代わりに)ふーっと消して、 「おめでとう!」と言い終わるまでは、プレゼントは絶対にお兄ちゃんのもの。

    次男は、目の前の新しいおもちゃで早く遊びたくてウズウズしています。でも、歌が終わるまではじっと我慢。 そして歌い終わった瞬間、長男から次男への「おさがり」として、所有権が移動します。

    「お兄ちゃん、貸ーしーてー!」

    そう言って地球儀を回し、ARのアプリで遊び始める次男。まるで、お兄ちゃんが「いいよ、遊んでいいよ」と笑って渡してくれたかのようです。

    こうして、長男の誕生日は、次男にとっても「毎年新しいおもちゃが手に入るラッキーな日」として、我が家の楽しいイベントになっています。


    ただ、一つ懸念点も。 

    0歳の三男は今年が初参加。今はまだ訳が分かっていませんが、そのうち「お兄ちゃん(次男)ばっかりずるい!」と言い出す日が来るかもしれません。

    あと数年は次男がもらい、その後は毎年三男がもらうようにする? それとも、二人でシェアできるようなプレゼントを選ぶ?はたまた、毎年二つ用意するようにする?

    あくまでも「長男へのプレゼントのおさがり」なので、年齢差が大きいとなかなか難しいですね。「その時」が来たら、何か公平な手を考えないといけません。笑



    ランドセルは「紫」がいい!? ブレない次男とラン活の予感🎒


    6歳ということは、生きていれば、この4月から小学生になる年です。小学生といえば、日本ではやっぱりランドセルですよね!

    最近は多様性の時代ですし、昔のように「男子は黒一択!」ではなく、ネイビーやキャメル、深いグリーンなど、おしゃれな色を選ぶ子も増えていると聞きます。

    「あの子だったら何色を選んだんだろうね」
    「やっぱり今どきのネイビーとかかな?」

    そんな話を夫としつつ、ふと隣の次男(年少さん)を見ます。


    ランドセル選び、いわゆる「ラン活」は年中から始まるそうですね。つまり、彼もまもなく「ラン活」スタートです。

    親としては、実は今からドキドキしています。なぜなら、彼は物心ついた頃から好きな色がブレないから。

    「紫、ピンク、赤」

    この3色が、ずっと彼のお気に入りカラーです。


    最近は「紫ピクミン」にドはまりしていますし、先日購入した子供用チェアも迷わずピンクを選びました。

    (赤ちゃんの時に親が選んだ水色のチェアを使っているのですが、三男の椅子が必要になり「水色を使い続ける?」「弟におさがりであげて、新しい好きな色のを買う?」と聞いたら、即答で後者を選びました。笑)


    このままだと、ランドセルを選ぶ時も、間違いなく「紫(あるいはピンク)にする!」って言い出す予感がします。

    女の子用の紫(ラプンツェルのようなラベンダー色)はよく見るけれど、男子向けの紫(バズのパーツぐらいの濃い紫)って売ってるのかなぁ…?

    ピンクも、女の子向けのキラキラフリフリではない、「カッコいいピンク」ってあるんでしょうか。。

    (女子っぽい色が好きな男子を育てるパパママさん、情報があればぜひコメントで教えてください…切実です!)


    「お兄ちゃんも紫がよかったかな?」

    そんな答えのない会話ができるのも、長男が私たち家族の真ん中にいてくれるからこそです。



    お墓には入れない。リビングに馴染む「おうち供養」のカタチ🏠


    私たちは、長男のお骨をお墓には入れていません。リビングの一角に、彼専用のスペースを作っています。

    骨壺入れとして使っているのは、「いのりオーケストラ(INORI ORCHESTRA)」さんの「てんしのおうち」です。

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    HPから拝借しました

    我が家は中古マンションを購入してリフォームしたのですが、リビングは天井や壁の一部、家具なども含めて全体的にウッディテイストでまとめています。

    濃いウォルナット系と、明るいナチュラル系の木材をミックスした空間。そこに違和感なく馴染むように「ナチュラル系のおうちに、ウォルナット系の窓」というデザインを選びました。

    いかにも「仏壇です」という感じではなく、インテリアの一部として自然に溶け込んでくれています。


    隣には「Sotto」さんの「Paddle(パドル)」という可愛いおりんを置いています。とても綺麗な、澄んだ音が鳴るので気に入っています。

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    我が家のは黒です


    旅行の時だって、いつも一緒です。小さなお地蔵さんの木彫りを巾着袋に入れて、どこへ行くにも連れて行きます。

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    親指サイズぐらいです

    遺骨ペンダントのように、お骨の一部を分けて持ち運ぶ方法もあるのですが、万が一旅先で大事なお骨を失くしてしまったら…と思うと、どうしてもできません。だから、お骨はすべて、リビングの「てんしのおうち」の中でお留守番です。

    その代わり、アメリカ旅行も、温泉旅行も、このお地蔵さんを長男の分身として連れて行き、家族全員で楽しんでいます。


    最後に、我が家で愛用しているサイトを紹介します。 個人的におすすめしたくてリンクを掲載しました。PRやアフィリエイトではありませんので、気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。

    🏠 いのりオーケストラ


    (「てんしのおうち」や「お地蔵さん」はこちら)

    🔔 Sotto(ソット)


    (おりん「Paddle」はこちら)



    お正月のお墓参り。将来の「墓守」とご先祖様への約束🙏


    夫の実家には、明治時代から続く立派な「先祖代々」のお墓があります。

    長男を亡くした時、夫の祖父母(子供たちから見て曾祖父母)は既に他界していました。 長男にとっては、会ったことのない「知らない人」ばかりの場所です。

    「知らないご先祖様たちの中に、赤ちゃんの長男だけポツンと一人で入るのは可哀想」 

    そう思って、私たちは迷わず自宅供養を選びました。


    お寺が遠方であること、そしてコロナ禍や死産、次男・三男の出産が重なったこともあり、実は子供たちが生まれてからは一度もお墓参りに行けていませんでした。

    今年のお正月、ようやく初めて家族全員で、ご先祖様たちに挨拶ができました。


    お墓の前で手を合わせ、こう伝えました。

    「長男はもうそっちにいると思うので、よろしくお願いします」

    そして、隣にいる4歳の次男の肩に手を置いて、こう報告しました。

    「次男のこの子が、戸籍上は長男になります。将来の墓守予定です」


    死産だった長男は、戸籍には載りません。 私たちの心の中には確かに生きているけれど、法律上、彼は「いなかったこと」になっているからです。

    現在の「墓守」は義父。その次は夫。そして夫から、次男へと受け継がれます。 明治時代から続くこの場所を、長男の分まで、弟である彼が守っていかなければなりません。


    長男がお墓に入るのは、私たち夫婦のどちらかがあちらへ行く時。それまでは、リビングの「てんしのおうち」が彼の定位置です。

    いつか、みんなで同じ場所に入る日が必ず来ます。それまでは、もう少しだけこちらの世界で、家族一緒に過ごさせてもらおうと思います。


    結び


    誕生会の日、次男が代わりに消したロウソクの煙を見ながら思いました。

    悲しみが消えることはありません。
    ランドセルを背負った姿、見たかったなと思う瞬間ももちろんあります。


    でも、こうして弟たちがバトンを受け取り、元気に成長していく姿を、きっと空の上から「まったく、しょうがないなあ」と笑って見てくれている気がします。


    6歳のお誕生日、おめでとう。
    これからもずっと、あなたは私たちの大切な長男です。



    🌷 Pumehana(プメハナ)について


    最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

    「見た目は4人家族、心は5人家族」の我が家。 普段は、転職5回のキャリアと採用人事目線、子育てや夫とのパートナーシップ、そしてnote副業への挑戦などを発信しています。

    「どんな人が書いてるの?」と気になった方は、ぜひ自己紹介も覗いてみてください。


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    転職5回、平均勤続2.5年。一見ぐちゃぐちゃな経歴から、プライム企業へ。『普通』じゃなくても大丈夫。大中小3社での採用経験も武器に、回り道だらけの実体験とAI活用で、自分軸の道を拓くヒントを発信中。自分軸キャリア/ ベビーサイン英語子育て/ 夫婦の道のり/ note副業奮闘記

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