#12 ベッドの上は心理戦? 男と女の本音バトルという話
プロレスのような関係、フェチの研究対象、セックスレス夫婦、業界歴20年の男――。
人の仮面と本音をのぞき込むたび、滑稽さと切なさが同時に見えてきた。
ベッドの上は、心理学の教科書よりずっと赤裸々だった。
↑翔くんとの物語はこちら
◆ 翔くんと別れてから
翔くんとの関係が終わったあとも、私は色々な男性と会い続けていた。
まじめそうに見える人ほど、ベッドの上では意外と激しい。
中には、私が引くほどエネルギッシュな人もいて――まるでプロレス。
爽快感はあったけど、心は動かない。
そういう相手との関係は、たいてい一度きりで終わった。
◆ 研究対象のような人たち
「僕を踏みつけてください」
「汚い言葉で罵ってください」
そんな特殊なフェチを持つパパもいた。
私は「へえ〜」と興味深く観察はしたけれど、正直、心にはひとつも刺さらなかった。
研究対象としては面白い。
けれど、虚しさが残るだけだった。
◆ 仮面の下の本音
人は誰もが仮面をつけて生きている。
でも本音を受け入れてほしいと、どこかで強く願っている。
拒否されるのが怖いから、
大切な人の前でこそ隠してしまう。
そして私との関係でだけ、それを吐き出していた。
――人間って、面倒くさいし、切ない。
◆ セックスレス夫婦の話
一部のセックスレス夫婦も同じだと思う。
旦那さん側の声としてよく聞いたのは、
「本当は奥さんと楽しみたい。
でも鬱陶しがられたり、拒否されるのが怖い。
だから本音を言えない。それが叶わなくて寂しい」というもの。
何人も同じ悩みを抱えていた。
◆ 業界歴20年の男
そういえば、4年間食事を続けているパパがいる。
彼はなんと、この“業界”に20年も生き残っている猛者だ。
身体の関係を求め続け、変な女に騙され、また立ち直り――その繰り返し。
夫婦関係は意外と良好らしいのに、奥さんとは「振り切ったセックス」ができないのだとか。
女性が痛がるから、というよくある問題で悩んでいた。
(個人的には、それは男性のせいというより、女性側のケア不足が原因だと思う。詳しくはまた別の機会に。)
そんな彼も先日、性病を移されて、それが奥さんにまで伝染。
結果、浮気がバレたという――なんとも悲しくて、そして滑稽なエピソードを聞かされた。
思わずクスッとしてしまった。
◆ 男と女の心理
男は、女よりも純粋で繊細な生き物だ。
だからこそ、社会的地位や名誉という“武器”を持って、自分を強く見せる必要がある。
一方で、女は男よりもたくましい。
だからこそ、自分を弱く、思慮深く見せる必要がある。
――パパ活を経験したからこそ、見えてきた大きな発見だった。
📝共感フレーズ
男と女の心理は正反対。
そのズレに振り回されるから、愛しくて、同時に苦しくもなる。
◆ 次回予告
次回は、同い年のトレーダー・ヤスくんとの出会い。
ちょっと不思議で、どこか守ってあげたくなるような彼。
大人の関係からはじまった時間は、思いがけず心に残るものになっていきます。
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