
【恋愛小説】ソニーノエルAS⑧【激甘スパダリ系】
【あらすじ】
いろいろあって
最強のバカップル=「全自動砂糖製造機」
となった凜音と宗士。
小説「ソニーノエル」の二人のその後をつまみ食いする
アフターストーリー&日記をご覧ください。
二人の甘さの根源は、是非
第1章、二人の出会いからご覧ください。
https://note.com/prime_dietes1342/n/nf12202cf0053
凜音のラストプロムの話
18歳になった瞬間に籍を入れた二人である。
つまり、凜音のラストプロム、この時すでに二人は入籍済み。
諏奥 凜音 Noëlleである。
宗士は大学生。
式はハタチになってからと決めていた。
酒はハタチになってから、だから。
だから、プレ披露宴みたいなもの、なんて。
この年、自身もラストプロムとなるおなじみのみどりちゃん。
彼女は実家の美容外科の男性美容部門の広告塔である若手イケメン俳優をパートナーとして連れてきていた。
会場の視線を遠慮なくかっさらうみどりちゃん。
最強のギャルは完全に全体のテンションを掌握していた。
若手イケメン俳優をパートナーとしても全く臆することがないのはさすがである。
人妻Qweenとして噂の種となる凜音も、みどりちゃんのどっちが目的か分からない陽動作戦のおかげで身内だけで楽しむことができた。
凜音はパートナーとして連れてきた宗士を、改めて「夫」として友人たちに紹介する。
恥ずかしさと優越感がないまぜになった感情に頬が緩みっぱなしである。
要所要所で顔を出してくるみどりちゃんも含めて、9年間通った学校生活の思い出に浸る。
最後に、恒例のチークダンス。
二人はもう手慣れたキスを交わす。
そのさりげない愛の確認に勇気をもらった友人たちも、はにかみながらそれぞれのパートナーとキスを交わしていた。
「お兄ちゃん、ありがとうね。これからも、よろしく」
そう言って、今度は二人だけの城、大岡山へと帰っていくのだった。
少し気が早いけど、そろそろ大岡山に置く新しいツリーを探し始めようかといいながら。
翌日、どうやって撮ったのか、またしても最高のアングルでのキスシーンの写真がみどりちゃんからDiscordのDMで送られてきたのだった。
少し引き目に撮影されたそれは、周囲にぼやけたQweenとKing達がキスを交わす姿も映っており、より一層幻想的な雰囲気に包まれていた。
ノエルのラストプロム、おしまい。