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sanguine, phlegmatic, choleric, melancholy:「四体液説」で覚える

【今日の1問】「えも言われぬ」は英語で?と一部重複する解説も含まれています。

この記事は、以下のマガジンにも収録されています。

免責事項は以下のページにまとめております。
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◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。

Q1. A _____ shift in lifestyles is accelerating, as more people work remotely and no longer purely pursue material wealth.
(1)paradigm (2)galoshes (3)barracks (4)bile

Q2. At the time, the Internet was criticized as a _____ technology; in fact, few people took it seriously.
(1)newfangled (2)burgeoning (3)putrid (4)vitreous

Q3. The place was absolute _____, with panicked crowds running amok.
(1)perfidy (2)inception (3)bedlam (4)spindle

Q4. Even though the project turned out to be a great success, it had at first received only _____ attention at the meeting.
(1)cloying (2)cursory (3)meretricious (4)glutinous

Q5. This is just an _____ measure until the company makes an official decision.
(1)interim (2)unassuming (3)aggrieved (4)ineffable








◇ 単語の意味と解説

Q1. A paradigm shift in lifestyles is accelerating, as more people work remotely and no longer purely pursue material wealth.

(1)paradigm [pǽrədàim]
【名】パラダイム、典型、理論的枠組み
語源は、(para:横に + deigma:示すもの)
ある時代に「当然」とされた考え方のことです。
「a paradigm shift:パラダイムシフト(価値観の劇的な転換)」

もう日本でも「パラダイムシフト」として市民権を得てきている言葉ではないでしょうか?
科学史家のトマス・クーンが提唱した概念です。
「the prevailing paradigm:現在の主流な考え方」という形でもよく使われます。
「prevail」もハイレベルな単語で、「優勢である、勝利する、普及する、支配的になる」という自動詞です。

ちなみに「言葉が市民権を得てきている」という言い方は、色々ありますが、日本語では一見堅い単語(市民権)に見えて実際は割と口語表現よりだと思うので、「The term has become mainstream.」「The term has taken root.」が近いようです。Googleで”引用符付きで”検索するとどちらもたくさん出てきます。

(2)galoshes [ɡəlɑ́ʃiz]
【名】(靴の上から履くゴム製の)長靴、オーバーシューズ(複数形で使われます)

語源は、ラテン語(gallicula:ガリア風の小さな靴)という説があります。
「a pair of galoshes:一足のオーバーシューズ」

(3)barracks [bǽrəks]
【名】兵舎(へいしゃ)、駐屯所
語源は、スペイン語(barraca:兵士のテント)という説があります。
単数でも複数でも「barracks」ですが、複数で使われることが一般的です。
つまり、「a barracks:1つの兵舎」も文法的に正しいということになります。
「army barracks:陸軍兵舎」

(4)bile [báil]
【名】胆汁(たんじゅう)、不機嫌、怒り、かんしゃく(昔は胆汁が体内に溜まると怒りっぽくなると考えられていたため)
語源は、ラテン語の(bilis:胆汁)
「spew bile:怒りをぶちまける」

「vent one's spleen:怒りをぶちまける」というフレーズも、「spleen:脾臓」から来ています。

ちなみに、「ユーモア」とはもともと「体液」のことで、「体液のバランスが崩れて、変な行動をする人」を「ユーモアがある」と呼ぶようになり、現代の「笑い」という意味になったそうです!
ご存知でしたか?
私は初耳です!

具体的には、「Humorism:四体液説」という古代ギリシャ・ローマ時代に、ヒポクラテスなどが提唱した、体内の4つの液体(血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁)のバランスで性格が決まるという説。

「血液:blood」ラテン語の(sanguis:血)から「sanguine:楽観的な、自信満々の」
「粘液:phlegm」ギリシャ語の(phlegma:炎、転じて粘液)から「phlegmatic:冷静な、沈着な、無気力な」
「黄胆汁:yellow bile」ギリシャ語の(chole:胆汁)から「choleric:怒りっぽい、激しやすい」
「黒胆汁:black bile」ギリシャ語の(melas:黒 + chole:胆汁)から「melancholy:憂鬱な、ふさぎ込んだ」

ざっとこんな感じのようで、人間というのは「性格診断」というものが好きなのでしょうか?
それも古代からです。

また「怒りっぽい」系の単語も以下のようなものがあります。

「irascible:怒りっぽい、かんしゃく持ちの」
「bilious:不機嫌な、ムカムカする:吐き気を伴うような気分の悪さ」
「petulant:子供のように、怒りっぽい、いらいらした」
「peevish:怒りっぽい、気難しい、すぐに機嫌は悪くなる 」

◎ なぜ正解?

ライフスタイルの〜シフトと来ればもう「パラダイム」しかありません。

¶ 編集記 

【※ 追記 2026年6月8日】

問題文を「A paradigm shift in lifestyle is accelerating; many people work online and don’t necessarily pursue materialistic values.」と書いていましたが、再チェックしたところ、「lifestyle」は複数形の方が自然で、「work online」よりも「work remotely」の方が一般的、また、「don’t necessarily pursue materialistic values」も、「no longer purely pursue material wealth」とした方が「paradigm shift」というフォーマルな言葉との調和が取れるということで、これらを修正し、より自然な英文にしました。

 
 
 
語学と洋書大好き 小説や漫画の世界に浸るのが大好きなひきこもり 2006年本格英語学習開始 2009年英検1級取得 約20年読み続けた小説約800冊(英300/仏50/独30/日400) ※ 当アカウントは個人による非公式のものです。日本英語検定協会とは一切関係ありません。

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