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【今日の1問】柘榴(ザクロ)に似てたことが由来の単語

    ◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。

    The Victorian house was designed by a famous architect; the balcony is especially beautiful with _____ of marble carved in floral patterns.
    (1)balustrades (2)pulchritudes (3)beacons (4)opacities








    ◇ 単語の意味と解説

    The Victorian house was designed by a famous architect; the balcony is especially beautiful with balustrades of marble carved in floral patterns.

    (1)balustrade [bǽləstreid]
    【名】(手すりを支える)欄干(らんかん)、手すり
    語源は、イタリア語の(balaustra:野生種のザクロの花)
    手すりの柱の形が、ザクロの花のつぼみに似ていたことに由来するそうです。
    「a stone balustrade:石造りの欄干」
    「lean against the balustrade:手すりに寄りかかる」

    ちなみに、「grenade:グレネード、手榴弾」は、「pomegranate:柘榴」が語源で、これも、形がザクロに似ていたことが由来と言われています。

    (2)pulchritude [pʌ́lkrətjùːd](通常は、不可算名詞です)
    【名】(肉体的な)美しさ、容姿端麗
    語源は、ラテン語の(pulcher:美しい + -tude:状態)
    非常に文学的でフォーマルな単語で、「(特に女性の)外見の美」を指します。
    「a woman of great pulchritude:大変な容姿の美しさを持つ女性」
    「physical pulchritude:肉体的な美しさ」

    (3)beacon [bíːkən]
    【名】(灯台などの)信号灯、のろし、導きの光
    語源は、古期英語の(bēacn:印、合図)
    「beckon:手招きする」と同語源。
    「光の合図」というイメージです。
    「a beacon of hope:希望の光、希望の星」

    (4)opacity [oupǽsəti]
    【名】不透明さ、(意味などの)分かりにくさ
    語源は、ラテン語の(opacus:陰になった、濁った)
    形容詞「opaque」の名詞形。
    政治的な「不透明さ」を批判する際にもよく使われます。
    「political opacity:政治的不透明さ」

    ◎ なぜ正解?

    そのヴィクトリア朝の住宅のバルコニーは、植物の模様が彫られた大理石の~が美しい、という文脈から、「balustrades:欄干、手すり」が正解です。

    「pulchritude」は、「人の容姿」に使われることが多く、問題は「次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。」ですので、「最も適切か」と言われると、「balustrades」に譲ります。

    ¶ 編集記 

    最初は「The Victorian house was designed by a famous architect; the balcony is especially beautiful of which the floor is made of marbles and the balustrade of mahogany carved in floral patterns.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「of which」が不自然で(「the balcony」を先行詞としたつもりなのですが、これだと「beautiful」にかかっているように見える)、「with + 名詞 + 過去分詞(付帯状況)」の形にするのがコーパス上も圧倒的に自然な王道表現ですとのことでした。

    これは、もともとはそうしていたのですが、あえて「of which」に変えてみたのです。(余計なことはするものではないのかもしれませんね笑)

    あと、複数形の「marbles」にしてしまうと、おもちゃの「ビー玉」という意味になってしまい、高級な建築描写が台無しになってしまいますとのこと!笑
    これはあえてではなく、完全にミスで、自分でも笑ってしまいました笑
    大理石の意味では無冠詞の「marble」が正解でした。

    これらを修正したのが問題文です。

    後日、初稿時の問題文「The Victorian house was designed by a famous architect; the balcony is especially beautiful with a marble floor and a balustrade of mahogany carved in floral patterns.」を再チェックしたもらったところ、マホガニーは風雨に弱く、主に室内に使われるので、バルコニーの木材として使われるのは不自然とのことでした。

    そこで、「a marble floor and a balustrade of mahogany」を、「balustrades of marble」に変更しました。

    この「The Victorian house was designed by a famous architect; the balcony is especially beautiful with balustrades of marble carved in floral patterns.」を再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiにチェックしてもらったところ、5つ中5つが、これなら修正の必要なしと答えたので、これを問題文としました。

    今回は、選択肢の単数・複数(「pulchritude」「opacity」)で迷いました。

    (1)balustrades (2)pulchritude (3)beacons (4)opacity

    のように、不可算名詞は単数にすることも考えたのですが、選択肢が揃っておらず、

    (1)balustrades (2)pulchritudes (3)beacons (4)opacities

    このように、複数形で統一すると、不可算名詞を複数形にしているような印象もあります。

    しかし、よく調べてみると、通常不可算名詞とは、必ずということでもなく、実際に、Googleの書籍検索で「”pulchritudes”」「”opacities”」を検索してみたところ、使用例を複数確認しました。

    ですので、これらの単語の複数形は、文脈は限られるかもしれませんが、完全に間違いでもないので、今回は、選択肢を複数形に統一する方を採用しました。

    こういった問題を作る難しさと面白さを味わった気分です!

    ◇ 正解

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    語学と洋書大好き 小説や漫画の世界に浸るのが大好きなひきこもり 2006年本格英語学習開始 2009年英検1級取得 約20年読み続けた小説約800冊(英300/仏50/独30/日400) ※ 当アカウントは個人による非公式のものです。日本英語検定協会とは一切関係ありません。

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