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保育園留学先の園長先生の言葉が、今でも子育ての基準になっています。

2年前、
1歳と4歳の息子を連れて、
家族で熊本県天草市牛深町へ
2週間の
保育園留学を行いました。


あの旅では、
美しい海や豊かな自然だけではなく、
たくさんの人との出会いがありました。


その中で、
今でも忘れられない言葉があります。

天草牛深町の
しろはと保育園の園長先生が
話してくださったことです。

子どもたちが通う保育園が
どんな考えで
子どもと関わっているのか。

親として、
とても気になるところでした。

笑顔が素敵で、
初めて出会ったのに、
それを感じさせない園長先生。

1歳の息子もすぐに抱っこをしてもらって、、
(あっ、これは誰にでもでした。)

とにかく、
とても感じの良い園長先生が
穏やかな口調で
こんな話をしてくださいました。



「子どもは、
 自ら友達を選びます。」


「 “どの子とも仲良くしなければいけません。”
 なんて、大人でもできないのに、
 子どもに伝えたら
 それは、無理強いって
 ものですよ。」

「気の合う友だちと
 たっぷり遊べばいいし、
 気の合わない友だち
 がいるのも当然。」

「子どもだけじゃなくて、
 大人だってそうでしょう。
」


「でも、だからって
 気の合わない友だちを
 “嫌い” 
 と言うのではなくて、
 “それなり” 
 に関わる。
」

「無理に仲良く
 振舞わなくてもいい。」

「自分が苦しくなるくらいに
 相手に合わせようとしなくていいんです。」

「子どもたちは、
 集団生活の中で、
 少しずつ友だちとの
 関わり方を学んでいくものなんです。」

「幼児でも、
 自分のしたいこと。
 自分がやりたくないこと。
 自分のために。
 って思いをもっています。」

「ズルいことを
 してしまうことだって
 もちろんあります。」

「その度に、
 話し合って、
 『これからどうしたら、
  お互い気持ちよく過ごせるかな
』
 と考えていく。
 その手助けをするのが教育なんですよ。」



2年前の話だけど、
鮮明に覚えています。

子どもが友だちと遊べているか。
ケンカをしていないか。
仲間外れになっていないか。

親になると、どうしても
気になってしまいます。


でも、園長先生の話を聞いてから、
見方が少し変わりました。


友だちは、
多ければ多いほどいい
わけではない。


『友達100人できるかな。』
なんて歌もありますが、
100人もいなくても、
人は十分幸せになれる。


なんとなく気が合う人
が見つかったら、
それは、とても幸運なことで、

気が合う人がいれば
そうでない人がいる
。
それは、
とても自然なことなんだ。

とはっきりと思えるようになりました。


子どもは、
保育園という小さな社会
で毎日生活して、それを経験しています。

その狭い人間関係の中で
仲のよい友だちと
楽しく遊べているか。
ケンカをしていないか。
はとても気になるところですが、

子どもたち自身は、
自ら友だちとうまく接すること
を少しずつ学んでいくんだと。


妻ともこの考え方には、
自然と共感しています。

子どもが誰と仲良くするかを
親が決めることはできません。



そっと、
支えながら、
焦らずに
見守ること。


そうすることがいいのかな。


2年前、
牛深町でもらった
この言葉は、
子どもが友だちと
関わるたびに
ふと、思い出します。


あの日から、
僕たち家族の子育てに
染みわたっています。




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